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南充浩 オフィシャルブログ

天候・気候

今夏はエルニーニョもラニーニャも発生しない可能性が高いという話

2025年4月18日 天候・気候 0

気温というのは、一つの季節の中でも高い日と低い日があるが、近年は同じ月内での寒暖の差が激しい。 4月も13日~15日の大阪は雨も降って初冬を思わせる寒さだったが、17日からいきなり最高気温25度越えとなった。この高温は19日まで続き、20日は一旦落ち着くものの、21日・22日はまた最高気温25度越えの夏日と予想されている。テレビの天気予報でも伝えていたが、1

4月・5月は平年並みの気温予報で春物衣料は消化しやすそうという話

2025年3月27日 天候・気候 0

早いもので3月も終わろうとしているが、今年の3月は半ばまでは比較的低気温だったが、先週ぐらいから一気に高温化してしまい、昨日は全国的に夏日、真夏日が続出して「史上初」が記録された。 3月半ば以降はそれこそ「史上初」レベルの高温が続いている。 その高温も3月28日の金曜日を最後に一旦休止する。土曜日から数日間は気温が下がり最高気温13~15度で推移する予報が出

寒暖差の拡大で春物・秋物衣料の需要と供給が無くなりそうという話

2025年3月12日 天候・気候 1

今春に限らず、最近は寒暖の差がハッキリしすぎていると感じる。 いきなり寒くなったりいきなり暑くなったりが多く、本来は徐々に気温が変化する春・秋の体感がほぼ無くなっている。 例えば、昨年は11月まで暑さが続いていたが、11月18日からいきなり気温が低下した。 また、1か月間の中でも寒暖の差がハッキリしすぎており、いきなり数日間高気温が続いたかと思えば、いきなり

25年夏も「猛暑」という長期予報

2025年2月26日 天候・気候 0

2月もそろそろ終わりだが、立春寒波が終わったと思ったら2月18日ごろから再度寒波が来た。 この寒波も2月24日で終わり、25日からは気温が上がっている。大阪の気温予想では3月1日、2日は最高気温が20度まで上昇する。 しかし、一旦3月4日ごろから気温が下がると予想されているが、最高気温は10~11度くらいなので、2月の寒波とは比べ物にならない。  

アパレル各社が猛暑対策を充実させているが今夏の気温は現時点で見通しにくいという情報

2025年2月13日 天候・気候 0

先日、某ファッション専門学校の卒業制作ショーと、その後の関係者レセプションに参加した。 コロナ禍以降、めっきり人付き合いも減った上に他人としゃべるのも億劫になっていて、この手のパーティーには年1回参加する程度である。まあ、年1回程度で十分かなと思っている。 久しぶりにこの手のパーティーに参加すると、参加者は言うまでも無く業界関係者で、業界関係者のだいたいは一

立春寒波は「西冷東暖」で西日本の店舗は冬物の最終処分チャンスかも

2025年2月3日 天候・気候 0

さて、今年は昨日が節分で、2月3日が立春である。 いつもの年よりも1日早い。 さて、立春だが、明日から西日本には超寒波が襲来すると予報されている。 一方、東京はさほどでもない。   以前にも3カ月予報で紹介したように、明日からの大寒波は完全に「西冷東暖」の形である。 通常、西日本よりも東日本の方が全般的に気温は寒冷だが、今冬はそれが逆転しており、あ

2月は「西冷東暖」、3月は全国的に高気温という3か月予報

2025年1月22日 天候・気候 0

昨日、気象庁から恒例の3カ月予報が発表された。 近年の猛暑、暖冬、今冬の寒冬での衣料品の売れ行きを見ると、気温が衣料品の売れ行きを大きく左右することは最早、共通認識となっているだろう。 20年くらい前までは、トレンドやデザインによって気温による売れ行き変動を小さくできると考える業界人も多くいたが、現在はそんな人は少数派だろうと考えられる。 大手企業は、すでに

百貨店層でも気温の高低で衣料品の売れ行きが大きく左右されるという現実

2025年1月8日 天候・気候 0

各種の天気予報でご存知の方も多いだろうが、昨年は秋口から「ラニーニャ傾向」が生じた結果、11月18日からいきなり気温が下がり始めた。 そのため、12月、1月の長期予報は「平年並み」や「寒冷」にシフトした。   異常高温の10月と、11月17日までは秋冬物衣料品の販売が苦戦した。理由は「暑すぎて着られないから」である。いくらデザインがかっこよかろうと

衣料品販売で天気・気温の情報価値が高まっているという話

2024年11月27日 天候・気候 0

2000年代半ばごろまでは「衣料品の売り上げ理由に気温や天気を挙げるべきではない」という論調が多かった。メディア向けの対外用発言はいざ知らず、アパレルや小売業内部では上司はそのように部下を指導していたのが普通だった。 当方も90年代前半の販売員時代に当時の上司からそのように指導されたし、90年代後半から業界紙記者となってからもそのような発言をするアパレル企業

12月以降の気温は「平年並み」とはいうものの暖かい日と寒い日の差が激しくなりそう

2024年11月25日 天候・気候 0

今年の11月はかなり珍しい気温の推移をしている。 大阪を基準に振り替えると、さすがに猛暑は収まったものの最高気温25度前後の日が17日まで続いた。これほど涼しくない11月は異例である。 18日からは一転して秋らしい気温になったが、恐らくはこれでもまだ平年並みというところだったのではないかと思う。 23日、24日はかなり冷え込んで、今週は月曜から木曜くらいまで

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