天候・気候

早い梅雨明けと9月末まで長引く残暑という3か月予報に衣料品販売はどう対応するのか?
2025年6月25日 天候・気候 0
毎年「異常気象」と言われているが、今年も異常気象である。 もう異常気象が標準ということになるのだろう。 暑さと湿度に弱い当方にとって、梅雨入りからは年間で最も嫌いな季節である。そんな当方だが、今年6月は比較的過ごしやすいと感じていた。 最高気温もそうだが湿度も低めだった。16日までは。 6月16日、一転して全国的に猛暑になった。

秋物の販売時期を遅らせるというマッシュの施策は適切ではないかという話
2025年5月19日 天候・気候 0
今のご時世で衣料品の販売において最も重要な要素の一つは気温だろう。 結局のところ全般的に、暑かったら夏物は売れるし寒ければ防寒物が売れる。真夏に某ブランドのダウンが売れたというニュースはあるが、じゃあ、某ブランドを越えて業界全体で真夏にダウンが売れるかというと売れない。 それは某ブランドのファン(にわかも含めて)と転売ヤーだけに限られた需要であり、マス消費者

5月の連休は涼しく快適だったが来週から高気温になるという予報
2025年5月7日 天候・気候 0
今年もゴールデンウィークが終わった。 当方は例年通り取り立てて何事もないゴールデンウィークだった。毎年、ゴールデンウィークは夏日・真夏日になることも多く、自宅で「暑くてたまらん」と悶絶するのだが、今年は何年かぶりに涼しいゴールデンウィークを過ごせてその点は快適だった。(関西基準) 4月を振り返ってみると、昨年よりは涼しい気温が多く、半ば過ぎに真夏日があったが

今夏はエルニーニョもラニーニャも発生しない可能性が高いという話
2025年4月18日 天候・気候 1
気温というのは、一つの季節の中でも高い日と低い日があるが、近年は同じ月内での寒暖の差が激しい。 4月も13日~15日の大阪は雨も降って初冬を思わせる寒さだったが、17日からいきなり最高気温25度越えとなった。この高温は19日まで続き、20日は一旦落ち着くものの、21日・22日はまた最高気温25度越えの夏日と予想されている。テレビの天気予報でも伝えていたが、1

4月・5月は平年並みの気温予報で春物衣料は消化しやすそうという話
2025年3月27日 天候・気候 0
早いもので3月も終わろうとしているが、今年の3月は半ばまでは比較的低気温だったが、先週ぐらいから一気に高温化してしまい、昨日は全国的に夏日、真夏日が続出して「史上初」が記録された。 3月半ば以降はそれこそ「史上初」レベルの高温が続いている。 その高温も3月28日の金曜日を最後に一旦休止する。土曜日から数日間は気温が下がり最高気温13~15度で推移する予報が出

寒暖差の拡大で春物・秋物衣料の需要と供給が無くなりそうという話
2025年3月12日 天候・気候 1
今春に限らず、最近は寒暖の差がハッキリしすぎていると感じる。 いきなり寒くなったりいきなり暑くなったりが多く、本来は徐々に気温が変化する春・秋の体感がほぼ無くなっている。 例えば、昨年は11月まで暑さが続いていたが、11月18日からいきなり気温が低下した。 また、1か月間の中でも寒暖の差がハッキリしすぎており、いきなり数日間高気温が続いたかと思えば、いきなり

25年夏も「猛暑」という長期予報
2025年2月26日 天候・気候 0
2月もそろそろ終わりだが、立春寒波が終わったと思ったら2月18日ごろから再度寒波が来た。 この寒波も2月24日で終わり、25日からは気温が上がっている。大阪の気温予想では3月1日、2日は最高気温が20度まで上昇する。 しかし、一旦3月4日ごろから気温が下がると予想されているが、最高気温は10~11度くらいなので、2月の寒波とは比べ物にならない。

アパレル各社が猛暑対策を充実させているが今夏の気温は現時点で見通しにくいという情報
2025年2月13日 天候・気候 0
先日、某ファッション専門学校の卒業制作ショーと、その後の関係者レセプションに参加した。 コロナ禍以降、めっきり人付き合いも減った上に他人としゃべるのも億劫になっていて、この手のパーティーには年1回参加する程度である。まあ、年1回程度で十分かなと思っている。 久しぶりにこの手のパーティーに参加すると、参加者は言うまでも無く業界関係者で、業界関係者のだいたいは一

立春寒波は「西冷東暖」で西日本の店舗は冬物の最終処分チャンスかも
2025年2月3日 天候・気候 0
さて、今年は昨日が節分で、2月3日が立春である。 いつもの年よりも1日早い。 さて、立春だが、明日から西日本には超寒波が襲来すると予報されている。 一方、東京はさほどでもない。 以前にも3カ月予報で紹介したように、明日からの大寒波は完全に「西冷東暖」の形である。 通常、西日本よりも東日本の方が全般的に気温は寒冷だが、今冬はそれが逆転しており、あ