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南充浩 オフィシャルブログ

トレンド

こだわった高価格な服をマス層に売ることは不可能に近いという話

2022年7月4日 トレンド 2

先日、岡山・福山界隈のジーンズ業界についての情報交換をさせていただいた。 かつてはナショナルブランドと呼ばれた大手ブランドのほとんどは縮小し、こだわり系の小規模デニムブランドの設立が増えたが、それも一服感が出てきたように感じる。 で、その中の1社の近況を聞くことができたのだが、社長はメディアでどんな公式発言をなさっているのかはつぶさにはしらないが、実際のとこ

習俗は常に変わり続けるからビジネススーツにリュックのスタイルはさらに増える

2022年6月27日 トレンド 6

当方は若い頃から肩凝りが酷い。 死んだ母親も肩凝り症だったから遺伝もあるだろうし、あと身体が硬いということもあるのだろう。 もう30年近くも悩まされ続け、昨年の腰痛発症もあり、ストレッチをすることでしか改善できないと今更ながら認識したので今年春からは定期的にストレッチを行って何とか緩和しつつある。   大学生時代はリュックを使っていた。30年前のこ

新品服の量産無しでは存続できないサステナブルブランド

2022年6月24日 トレンド 0

長らく在庫処分店の手伝いをさせてもらってきた。またそれ以前からも別の在庫処分店とも交流をいただいてきた。 いまだにオフプライスストアと在庫処分店の区別ができないのだが、経営母体でいうなら、在庫処分店は小規模零細業者が多く、オフプライスストアは大手企業が運営しているという違いを感じる。 以前にも書いたが、2000年代半ばに鳴り物入りでオープンしたなんばマルイだ

バブル崩壊以降2007年まで「安くない衣料品」のブームが頻繁に起きたという話

2022年6月23日 トレンド 1

4月に「ジャパンファッションクロニクル 1945~2021」という本を買った。 1945年(敗戦)から昨年までの日本のファッションの歴史を10年ごとの編年体でまとめてある本だ。つぶさに最初から最後まで一字一句ことごとく読了したというわけではないが、各年代でのファッション関連のブームが正確に記載されていて資料的価値はあると判断できる。 これを見ながら、改めて考

最近立ち上がったタレントブランド・インフルエンサーブランドが短命で終了する理由

2022年6月21日 トレンド 0

有名タレント、インフルエンサーブランドの寿命は例外を除いて概して短い。 個人的には昔から読モブランド、タレントブランド、インフルエンサーブランドには全く興味がないが、2010年代半ば以降に立ち上げられた有名人ブランドは、2000年代の有名人ブランドよりも寿命が短いものが多いと感じる。 伊藤千晃、自身のブランド無期限休止「新たな活動に向けての決断」 | ORI

ワークマンは高機能・低価格を追求し続けてきた作業服業界から生まれたという話

2022年6月16日 トレンド 1

衣服に求める機能性というのは個人によって相違点があるが、当方が最重要視する機能性は2つある。 1、夏向けの吸水速乾性 2、雨の日用の防水性 である。 冬用の発熱性や蓄熱性は暑がり・汗っかきなので無くても構わない。逆にこの機能が無いと困るという人もおられるだろう。   で、本格的に梅雨らしく蒸し暑くなってきたのだが、即日に着用することを目的として半袖

小粒なインフルエンサーブランドやD2Cブランドが増えている理由

2022年6月10日 トレンド 0

洋服という商品は、作ることと売ることで全く異なるノウハウが必要になる。 逆にどちらかが欠けてもビジネスとしては成り立たない。ここが洋服を商売のネタとすることの難しさだと思う。 これは縫製工場や原料メーカー、ODM屋、商社がオリジナルブランドを作ってもほとんどが離陸できないままに終わることで証明されている。逆に販売員上がりの人がノリで開始したオリジナルブランド

「残反利用」「裁断クズ利用」ブランドは新品洋服製造の上に成り立っている

2022年6月6日 トレンド 1

最近、エコやSDGs、サステナブルを謳って新ブランドが立ち上げられることが多い。というか、最近の新ブランドはほとんどがこれ絡みである。 結論から言ってしまえば、新ブランドを立ち上げずに、既存ブランドでマーチャンダイジングの精度を高めた方がが実質的には効果があると思っている。 何故なら、既存ブランドならすでに固定客もついており、毎年どれくらい売れるかという見通

カジュアル服・フォーマル服の価格差は機能性の差ではない

2022年6月3日 トレンド 1

当方はだいたいiPhoneを最低2年に1度機種変更している。バッテリーが如実に弱るためだ。しかし、昨年秋に変更した機種は4年間使っていた。これは自分史上最長記録である。 iPhoneSEにしたのだが、容量が64G、128G、256Gと三段階ある。当方は128Gを選んだ。 容量が大きくなるにつれて値段は高くなるが、64Gだと容量が小さすぎてすぐに動作が鈍くなる

ワークマンとしまむらの参入で低価格競争が始まったゴルフウェア市場

2022年5月30日 トレンド 0

先日、元アパレルOEMで現在アクセサリー雑貨のOEMなどを手掛ける方と話す機会があったが、局地的で小規模なトレンド変化はあるが、カジュアル服のマストレンドは2019年くらいからあまり変化していないという話題となった。 たしかに2019年ぐらいに買ったカジュアル服は今年も変わらず着用できるし、着用していても奇異には見えない。実際にネットで2019年の売れ残り品

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