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南充浩 オフィシャルブログ

トレンド

ファストファッションブームの果実を手にしたのはジーユーだったという話

2022年9月29日 トレンド 1

米国発の金融危機であるリーマンショックの発生による不況到来と、大挙して上陸した外資低価格ブランドによって2009年にファストファッションブームが起きたのは周知のとおりである。 メディアと業界人はH&M、ZARA、フォーエバー21などの外資ブランドに生来の舶来コンプレックスも手伝って過剰に持ち上げていたが、2015年ごろから各ブランドともに勢いが無くな

外資ファストファッションブームが長続きしなかった理由を復習する

2022年9月26日 トレンド 2

9月21日にフォーエバー21とアメリカンイーグルの再上陸が報道されたわけだが、ここで2009年から始まった外資ファストファッションブームについて振り返ってみたいと思う。 以前から何度かこの話題をブログで書いているが、振り返って整理しておくことは悪いことではないだろう。   外資ファストファッションブームだが、2008年から始まり、2015年頃にはそ

商品価格面と利便性を考えると「貧しくて困っている人」が古着をわざわざ買う理由は無いという話

2022年9月20日 トレンド 2

以前にも書いたが、メンズのカジュアル服(ビジカジ含む)を買おうと思うと、ユニクロとジーユーでほぼ事足りてしまう。あとはワークマンとかアダストリアとか、場合によってはリーバイスとかそのあたりを混ぜれば何となく小マシな恰好が出来上がる。 当方が20代~30代前半ごろまでは、めちゃくちゃダサくて安いジャスコ、イズミヤの服(青山、はるやまのスーツを含む)か、小マシだ

イメージが良くても意味の無い取り組みに支持は集まらない

2022年9月16日 トレンド 0

世の中には「あの一時期の熱狂は何だったんだろう?」という事例がよくある。 もちろん衣料品業界にも多数存在する。例えば「シーナウバイナウ」とか「ノームコア」とかである。何事も挑戦してみることは必要ではあるが、ムード先行で中身がわかりにくいものや、利便性が高くないものは、短期間のうちにマスから見放されて普及することはない。 当方も含めて大多数の人間は、イマイチ意

「目新しいアイテム」が登場しなくなった衣料品という分野

2022年9月8日 トレンド 1

一応、衣料品関係の仕事をまだ細々とやらせてもらっているので、定期的に洋服を買っている。 無駄遣いは当方の好むところではないし、借金をしてまで高額な服を買うこともアホらしいと思っているが、家計にダメージを与えない程度なら買い物はした方が良いと思っている。 そんなわけで今秋冬に向けて、買い物をするために先日、ドットエスティとベイクルーズストアで新商品を少しとセー

工場の初オリジナルブランドが「ゴルフ」というのはハードルが高すぎないか?と思った話

2022年8月26日 トレンド 5

今年のお盆休みは墓参り以外はほぼ自宅の冷房の効いた部屋にいたのだが、1日だけ酒を飲みに出かけた。 随分と久しぶりの人たちとお会いしたのだが、その席上   「国内の製造加工場は今、自社オリジナル製品を立ち上げることしか生き残り策がなくなってきている」   という発言があった。 これは当方の体感とも合致するのでほぼ真実だと考えられる。 SNS

生活習慣や風習を無視したビジネスは成り立たないことが多い

2022年8月12日 トレンド 2

業種にもよるが、小売やサービス業を除いてお盆休みに入った企業が多く、お休みの方も多いことだろう。 当ブログも16日までお盆休みとしたい。   さて、世の中には「理論的には正しいが売り上げ規模が成長しないビジネス」というのが多々ある。まあ「成功しない」どころか「失敗に終わった」企業も珍しくない。 先日、洋服の月額レンタルサービスのエアークローゼットが

マスファッショントレンドで大規模に売ることが難しくなったアパレルビジネス

2022年7月27日 トレンド 0

梅雨明けが異様に早く一時期猛暑が続いたものの、戻り梅雨のような雨が続き、一旦猛暑はおさまった。 戻り梅雨が終わるとまた猛暑がぶり返しているが、これも数日後にはおさまるようで、今夏もなかなかに不順な天候である。 とはいえ、35度越えの猛暑日は自分の記憶に照らし合わせると2020年、2019年、2018年に比べてかなり少ない(関西地区)。2021年は8月のお盆に

外資低価格ブランドの撤退・縮小が止まらない理由

2022年7月22日 トレンド 0

外資低価格ブランドの日本撤退や事業規模の縮小が相次いでいる。 衣料品でいえば、GAP、ZARA、H&Mの3つしか残っていない。 オールドネイビー、ウィークデイ、モンキ、ストラディヴァリウス、アメリカンイーグルなどが日本から撤退した。また、本国の経営破綻でフォーエバー21も撤退、日本国内運営会社不手際によってトップショップも撤退に追い込まれた。 デカト

メディアが報道するほどにはSDGsな衣料品が売れていない理由

2022年7月7日 トレンド 1

メディアでは「環境」「SDGs」「エコ」などを冠した商品や取り組みが連日これでもかというほど取り上げられ続けているが、実際のところ、身の周りではそこまでエコ商品を好んで購入している人を見たことがない。 同年配の業界人しかり、6年半通い続けた専門学校の生徒しかり、当方の親戚しかり、である。 むろん、全員が「公害垂れ流しで何の問題も無い」とは1ミリも思っていない

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