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南充浩 オフィシャルブログ

2021年3月 の記事一覧 : 23件

990円に値下がりしたジーユー×ミハラヤスヒロコラボを5点買った話

2021年3月31日 お買い得品 2

昨日、専門学校の会議終了後、値下がりしたミハラヤスヒロコラボ商品を買うためにジーユーに行った。 ユニクロとジーユーが値下げするタイミングは不定期とは言いながらも、長年の経験則で考えると火曜日と金曜日が多い。 もちろんイレギュラーに月曜日とか水曜日に値下がりすることはあるが、火曜日と金曜日の比率は体感的に8割くらいではないかと感じる。 毎週火曜日と金曜日は朝起

製造加工業者が「本物のD2C]を成功させたければ知名度の向上に真剣に取り組め

2021年3月30日 メディア 0

繊維業界の製造加工業は自分たちが思っているよりも世間に知られていない。もちろん、同業他社には知られている。 しかし、川下や消費者は、当事者が予想しているよりも製造加工業者のことを知らないと考えた方が適切な処置が打てる。 例えば、当方は3年間ほど、フェイクファーの国内産地である高野口産地の仕事を請け負ったことがある。 2012年が最後だったと記憶している。その

中小ブランドは固定客獲得を目指そう

2021年3月29日 未分類 1

SNSを介して知り合った人でネクタイを生業とされておられる方が何人かいる。 個人的に言えば、真夏にネクタイは締めたくない。だから冠婚葬祭以外のクールビズには大賛成である。冬は暖かいから締めてもいいかなと思う。春秋は汗をかかない気温なら締めても構わない。 ネクタイはもともと、クロアチア兵が防寒用に襟もとに巻いた布が発祥だと言われている。冬のマフラーみたいなもの

マス層は基本的に「商品はなるべく安く買いたい」と考えている

2021年3月26日 トレンド 2

たいした趣味も持っていないので、仕事をしているとき以外は、ガンダムのプラモデルを組み立てていることが多い。 なんだかんだで毎月、新商品が発売されるから、際限がない。 で、このガンダムのプラモデルを買う際、自分ならなるべく安く買いたい。もちろん、それを実行している。 2020年2月ごろまではその手段がAmazonだった。家電量販店は基本的にほぼ一律で2割引きな

洋服の製造原価率を上げるのが簡単である理由

2021年3月25日 トレンド 1

最近、ふと思い返してみると「原価率〇〇%の新ブランド」というキャッチフレーズをあまり耳にしなくなったことに気が付く。 もちろん、まだそれを掲げておられる既存のブランドはある。それはそれなりにブレなくて良い姿勢だといえる。 が、それに追随したようにまるで雨後の筍、真夏の雑草、のように湧いて出ていた原価率ブランドはあまり目にしなくなった。 記憶が頼りなので誤差は

今後のメンズスーツの主流は「低価格オーダー」ではなく「合繊セットアップ」だろう

2021年3月24日 お買い得品 1

興味の無い人や女性から見ると、メンズスーツというのはあまりトレンドが無いように見えるかもしれないが、実はメンズスーツはトレンドがある。 また形状そのものは大きく変わらないから、細部のディテールが重要になる。   フリーランスになって10年が過ぎ、目立った活躍もなく、さして実力が伸びるわけでもなく馬齢を重ねてきたわけだが、スーツを着ることがほとんどな

考える力・分析する力が無ければどんな道具や指標を導入しても効果は無い

2021年3月23日 企業研究 1

2021年現在、新型コロナによる自粛に伴い衣料品の売上高は大きく減った。もしも2020年に新型コロナの大流行がなかったとしたら、2019年並みの売れ行きだっただろうと考えられる。 大きく減らなかっただろうが大きく増えることもなかっただろうということである。 60年代~97年ぐらいまでは洋服が売れに売れた時代である。97年というと、今の人は首を傾げるかもしれな

洋服チェーン店各社が鎬を削った90年代前半の話

2021年3月22日 回顧 1

今日はちょっと昔話を。 28年前に洋服販売のチェーン店に入社した。どうして入社したのかというと、就職活動でそこしか通らなかったからだ。 その昔、優秀な学生は全部民間企業へ就職してしまい、教師になるのは落ちこぼればかりだった時期があり、そのころに教職に就いた人を「デモシカ先生」と呼んだ。教師しかなれなかった、教師でもやっとくか、である。その論から行くと、当方は

消費税分の値下げまで待ってからユニクロで買い物をした話

2021年3月19日 お買い得品 1

3月12日からユニクロとジーユーが消費税込みの表記に変更した。 散々多くのメディアで触れられているが、実質的に消費税分を値下げしたこととなる。 識者やメディアからはあまり言及されないが、12日までの買い控えがあったのかどうかは個人的に物凄く気になる。 2月末くらいなら、もうすぐ売り切れそうな品番なら気にせずに買う人も多かったのではないかと思うが、例えば3月1

「洋服の過剰供給」に異を唱えながら新規ブランドが続々と立ち上がる矛盾

2021年3月18日 トレンド 2

最近、「アパレルの過剰供給に向き合う」というスローガンを掲げた新規ブランドが続々と立ち上がっている。 自分はこの手のニュースを見たときに、真っ先に疑問しか感じない。 わざわざ新ブランドなんか立ち上げたら、さらに供給量が増えるんじゃねえの?と。   既存のブランドが売れ行き絶不調だったとしても、最低限の売れ行きは算出できる。なぜなら長年運営できてきて

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