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南充浩 オフィシャルブログ

2014年 の記事一覧 : 240件

低価格カシミヤセーターはなぜ実現できるか

2014年12月12日 未分類 0

 本来、高級高額とされている商品が低価格で販売されればそれは話題となりやすい。 近年、低価格のカシミヤセーターが数多くのブランドから発売されている。 筆者にもときどき「低価格のカシミヤはなぜ実現できるのか?」という質問をいただくことがある。 ちなみに今年はまだない。(笑) 低価格と言ってもだいたいは7000円前後~1万円強という価格帯が多い。 このブログに理

熊本店のみになってしまったベネトンメガストア

2014年12月11日 未分類 0

 この数年H&M、ZARAなどのグローバルSPAが注目されている。 何せ、ユニクロは記事掲載できないという媒体でもなぜか同じ価格帯のH&Mは嬉々として掲載している状況である。 一時期ほどの勢いではないが、まだまだ注目度は高いといえる。 フォーエバー21はこの2社に比べるとちょっと一格落ちるというのが筆者の見方である。 GAPもまだまだ根強

縫製工場のネットワーク化

2014年12月10日 未分類 0

 国内の繊維製造業でもっとも危機に瀕しているのは縫製工場だろう。 生地製造工場は意外に多く残っている。 昨今のメイドインジャパンブームから日本製生地への注目度は高いから、メディアへの露出も多い。 中国の人件費高騰と円安傾向によって、縫製が国内に逆流している。 この傾向をダメ押ししたのは2年前からの円安傾向だが、中国の人件費高騰によって数年前から徐々にではある

12月に買ったお買い得品

2014年12月9日 お買い得品 0

 今日はすご~くお気楽に。 12月上旬から急に寒さが厳しくなった。 手持ちの防寒はたくさんあるのだが、洋服と言うのは何年も着続けると飽きてくるもので、 毎シーズンなんだかんだ言いながら、最低1枚は買い足してしまう。 そんな折、ライトオンに行くと、ダウンジャケットが半額になっていたので衝動買いをしてしまった。 9,900円(税抜)が4990円(税抜)にまで値下

あの商品は定番か否か

2014年12月8日 未分類 0

 先週、話題となったのが、セレクトショップによるコピー問題を扱ったこのブログである。 【ファッション業界の方々へ一読ください】コピー商品について http://mori.blog.houyhnhnm.jp/entry/2014/12/02/114530 C6という新進バッグブランドの代理店となっている方が書いておられる。 C6の特徴あるリュックのデザインをそ

またしても弱者が強者に追随するのか?

2014年12月5日 未分類 0

 ユニクロが来春夏向け商品を発表したそうである。 ユニクロ、グローバルデザイン担当リアン・ニールズが手がける2015年春夏の新作発表 http://www.fashionsnap.com/news/2014-12-04/uniqlo-2015ss/ 写真で見ただけの感想で言うなら、デニム生地を使ったアイテムは相当良さげに見える。 中途半端なジーンズブランドは

趣味でモノ作りをする人に生半可なデザイナーは駆逐される

2014年12月4日 未分類 0

 先日、某作家イベントに参加した人からこんな感想を聴いた。 「作品にすごく安い値段を付けている人が多くて驚いた。作品の販売によって生活しようとしている人ではあの価格には勝てない」 とのことである。 ここで、かなり前に読んだインタビュー記事の一節を思い出した。 【インタビュー】デザビレ村長 鈴木淳「趣味でモノを作る人にデザイナーが負けてしまう時代が来る」 ht

ビジネスとして成り立たない東コレブランド

2014年12月3日 未分類 0

 独立系のデザイナー・作家をめぐる環境は厳しさを増していると感じる。 断続的に何度かにわけて考えてみたいと思う。 東京コレクションのステージに登場するデザイナーズブランドは、本人たちや業界関係者が考えているよりも知名度が低い。 これは以前にも書いた通りだが、先日、ある小さな専門学校で7人の学生に向けて講義をする機会があったので、「東京コレクションに出展してい

製造・加工業こそ情報発信を

2014年12月2日 未分類 0

 長らくおつきあいのある方だが、3月までの仕事が埋まったと、明るい表情で話してくれた。 そこはサンプル縫製とか小ロット縫製を手掛ける工場なのだが、ある縫製仕様が可能なことを自社のウェブサイトに掲載したところ、問い合わせが増え、大きな仕事が決まったとのことだった。 実はその仕様が可能な機械を製造している大手メーカーが存在する。 その大手機械メーカーでもある程度

ファッション系メディアのダブルスタンダード

2014年12月1日 未分類 0

 ファッションメディアの掲載選定基準というのはまことに不透明だと感じられる。 基準は各媒体ごとにあるらしいのだが、それは「原則的」であり、異例とされる場合が多くあるから、筆者のような部外者からすると非常に不透明に見える。 例えば、ファッション雑誌だとユニクロの記事、広告掲載を嫌がる媒体がある。 とくにメンズに多いという印象がある。 メンズは「こだわり」の部分

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