MENU

南充浩 オフィシャルブログ

2014年 の記事一覧 : 240件

現状保護は着物業界をさらに衰退させるだけ

2014年11月13日 未分類 1

 着物を無形文化遺産に 関連団体が宣言採択 http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20141111000023 という記事が先日掲載された。 同じような趣旨の発信は今年の初めごろからされている。 和装は着用したことがない筆者だが、なぜか和装関係者とは数多く交流させていただいており、それはSNSの効果なのだろう。

低価格子供服の需要はさらに高まりそう

2014年11月12日 未分類 0

 先日、若い男性デザイナーさんと子供服談義になったことがある。 奥様も働いておられるので、お子さんを保育園に通わせているそうである。 筆者もその昔子供たちを保育園に通わせていたことがあるのだが、毎週月曜日の朝には、3日分から数日分の着替えを持参する。 なんだかんだで子供たちは服を汚すからそのたびに着替えさせる必要があるからだ。 そうすると結構な枚数の服が必要

今の国内縫製工場の活況は長くは続かない

2014年11月11日 未分類 0

 このところの円安傾向と中国の人件費高騰によって、国内縫製工場への注文回帰がさらに激しさを増している。 国内縫製工場の数は年々減少する一方のところに、注文が激増しているわけだから当然注文が受けてもらえなくてあぶれるブランドが数多く発生することになる。 大量生産品の縫製現場が中国へ移転してから、国内縫製工場の多くは、多品種小ロットの小規模高額ブランドの縫製を請

小コミュニティー形成でしかファッション衣料は売れない

2014年11月10日 未分類 0

 筆者はバブル期までのようなファッションへの憧れがマス化することは二度とないと考えている。 あるとするなら小コミュニティーを形成し、その中でだけだろう。 今後、各ブランドはいかに小コミュニティーを形成できるかということが、ビジネスモデルになるのではないか。 短パン社長が企画した「keisuke okunoya」ブランドのカーディガンが完売した。 4色展開で2

ファッションへの憧れは再構築できそうにない

2014年11月7日 未分類 0

 先日、ポイントの各ブランドがZOZOTOWNでさっそく「最大7割引きセール」を開催していた。 これを見て、「もう早々とそんなセールをやっているのか、定価で販売する期間はどれほど短いのか」とお嘆きになる業界関係者が少なくない。 しかし、その一方で「ファッションが好きな人は入荷時に定価で購入しており、売れ残った商品を値下げして処分するのは当然。ファッション好き

すまじきものは宮仕え

2014年11月6日 未分類 0

 少し前に、某商社のウェブサイトをリニューアルしたことで、ウェブからの受注が減った事例を紹介した。 正確にいうなら、紹介した記事を紹介したと言うべきだろう。 従業員に新社長の抑止を期待するのは無理がある http://blog.livedoor.jp/minamimitsu00/archives/4218732.html というエントリーである。 あるコンサ

製造・加工業への支援だけではファッション産業は活性化しない

2014年11月5日 未分類 0

 日本製品の優位性を筆者は信じる立場にあるが、一概にすべての日本製品が優れているとは言えないということを昨日書いた。 筆者には、ジーンズ・カジュアルパンツ、カジュアルシャツなどのOEM製造を手掛ける事務所を経営する友人がいる。彼は元々、中国工場でそれらの製品を製造していたのだが、4年ほど前から国内工場でも手掛けるようになっており、最近では円安の影響からほとん

国産品だからと言って無条件に神聖視されるべきではない

2014年11月4日 未分類 0

 世間一般に「日本製は高品質」と信じられている。 筆者も概ね賛同するが、「すべての日本製」に当てはまるわけではない。 繊維製品では粗悪な国内製品というのもそれなりの割合で存在する。 とくに縫製という工程でいうなら、粗悪な国内縫製品というのもけっこうな割合で存在する。 ニット製品でも中国工場でないとできないというものもある。 日本人である筆者は日本製品がさらに

PBで低価格から高価格まではカバーできない

2014年10月31日 未分類 0

 日本マクドナルドの不振が止まらない。 最近では日本ばかりでなく、本国のアメリカでも不調に転じている。 米国の事情はわからないから、日本国内の事情で考えてみたい。 日本マクドナルドはこの15年、安さを武器に集客してきた。 15年もその路線が続けば、マクドナルド=安いというイメージが消費者にはこびりついている。 現に、今も100円マックは継続しており、それ目当

従業員に新社長の抑止を期待するのは無理がある

2014年10月30日 未分類 0

 このブログ主はときどき興味深いことを書いているので、ぜひ皆さんも定期的にお読みになることをお勧めしたい。ただし、筆者はこのブログ主とは結論が異なる場合が多い。 今朝のブログもなかなか興味深く、繊維・アパレル業界には掃いて捨てるほどある事例だ。 あなたは社長を止めれるか。 http://www.apalog.com/lemonade/archive/24 先

南充浩 オフィシャルブログ

南充浩 オフィシャルブログ