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南充浩 オフィシャルブログ

2012年8月 の記事一覧 : 23件

日本での運用オペレーションを根本から見なおせ

2012年8月17日 未分類 0

 ファッションスナップドットコムによると、デンマークの雑貨ショップ「タイガー」アメリカ村店が、品薄のため再び8月16日~18日まで臨時休業するとある。 お盆休みに入る直前の日経ビジネスデジタルに「タイガー」が入場制限と臨時休業したわけを寄稿したのだが、今回の臨時休業は7月24日・25日に続いて2回目である。 これはさすがに「物流オペレーションに問題があるので

Eメール全盛だからこそ紙媒体という手段もある?

2012年8月16日 未分類 0

 イベントやセールの告知をするために、以前なら郵便を送っていた。 ダイレクトメールといわれるハガキや封書である。 しかし、相手に送りつけても読まれたかどうかもわからない上に、郵送費がかかることから、最近では無料で送れるEメールやSNSのメッセージに切り替える企業が増えてきた。 なにせ、ハガキを送るのに1枚50円、封書を送るのに80円かかる。 ハガキ100通く

ジーンズ専業メーカーは「弱者の戦略」を採れ

2012年8月15日 未分類 0

 ランチェスターの法則というものがある。 かなり有名な法則なので、きっと多くの方がご存知で実務に活かされているのではないか。 強者の戦略と弱者の戦略があり、 強者の戦略は、圧倒的な物量・資金力を活かした追随戦略と大規模展開戦略である。 弱者の戦略は、一点集中主義、ニッチ戦略である。 ひどく大雑把にまとめるとこんな感じになる。 さて、先日、あるジーンズ専業メー

レディース=マルキューという短絡

2012年8月14日 未分類 0

 落魄したブランドを投資会社やファンド、商社が買い取ったり経営に介入することがあるが、上手く復活できた例は少ないように感じる。 ジーンズ業界に長い人ならボブソンを真っ先に思い浮かべるだろう。 「ミキハウス」の三起商行は、ファンドに介入されたが経営を立て直せた数少ない例だろう。今ではファンドの手を離れている。同じ状況だった子供服のフーセンウサギは経営規模の縮小

ファッションは「決めつけ」力が重要?

2012年8月13日 未分類 0

 世間はお盆休みである。 ちょっと脱力モードで。 金曜日にファッション雑誌「ファインボーイズ」に掲載されていたコーディネイトについてブログに掲載した。 あのページはスタイリスト2人と、女子大生が男子大学生のファッションについて各々採点するという企画だった。 そのコーナーにはほかにもいろいろなコーディネイトで大学生が登場している。 じっくりと読んでみると面白い

セカンドバッグは復活するか?

2012年8月10日 未分類 0

 世間は明日からお盆休みに入る。 もう2カ月ほど前になるが、あるカジュアルの展示会で「最近、一部の若者がセカンドバッグを抱えているよ」と伺った。クラッチバッグとも呼ぶ場合がある。 セカンドバッグは25年前のバブル期に大流行し、現在ではバブルの余韻に浸っている50歳オーバーのオジサマ方が使っておられる。 そのオジサマ方のファッションは、全般的にバブル期を彷彿と

生地のスペックや製品の品質は売れるための最重要事項ではない

2012年8月9日 未分類 0

 普段、懇意にしてもらっているセメントプロデュースデザインが、湖東繊維工業協同組合との取り組みで、麻バッグを完成された。 http://cementdesign.shop-pro.jp/?pid=46786196 この写真を見て「商品の良しあしは、やはり色柄・デザインが占める比重が高い」と再認識した。 このデザインなら産地ブランドでなくともある程度は売れるこ

機能性の積み上げでは商品は売れない

2012年8月8日 未分類 0

 家電業界は機能積み上げしか思いつかないようだ。 目覚まし付きテレビとか、ナノイーパソコンなど今夏、各メーカーから意味不明の商品が続々とリリースされている。 http://blog.esuteru.com/archives/6515569.html 家電開発者の脳内の迷走っぷりが顕著である。 機能積み上げで失敗した例は、繊維アパレル業界にもある。 以前にも書

形骸化するジーンズ生産統計

2012年8月7日 未分類 0

 先ごろ、2011年度のジーンズ生産統計が発表された。 これは、2011年の1月~12月までのジーンズの生産統計である。 これによると、昨年度のボトムス生産量合計は4711万本と2010年度実績を2・6%上回った。 2010年度が4591万本であり、久しぶりに若干ではあるがボトムス生産量が増加した。 しかし、これを持ってジーンズが売れたとは言えない。 なぜな

理由なき無料配布は販促につながらない

2012年8月6日 未分類 0

 以前、某チェーン店が新店オープン記念にナショナルブランドのジーンズを無料で先着何名かに配布するという販促を行ったことがある。しかし、そのお店は2年と持たずに今はもう閉店している。結局客が定着しなかったのだ。 この事例に関して、自社のオリジナル製品ならまだしも、他社ブランドを無料配布するのは下策中の下策であると厳しく批判したことがある。 結局2年持たずに閉店

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