2011年 の記事一覧 : 250件
日本全国「ミニ東京化」現象
2011年10月4日 未分類 0
先日、ある大阪の商業施設の方と雑談をした。 その方が東京に出張した際に、東京の商業施設の方から「どうしてわざわざ、東京でテナントブランドを物色するのですか?われわれは今、地方に出向いてブランドを誘致していますよ」と言われたそうだ。 大手アパレルの本社機能は、ほとんどすべて東京に移転し尽くしてしまったので、どこかと話を詰めようと思うと東京に出張せざるを得ない
アパレルは水商売
2011年10月3日 未分類 0
「アパレルは水商売」という言葉を良く聞く。 確実性が無いという意味で「水商売」といわれるのだが、これはものすごく正しい。 アパレル企業の経営は好不調の波が激しく、つい最近まで好調だったアパレルが、いきなり倒産することも珍しくない。 つい先日、最終回となった読売新聞連載のコラム「ニュースで学ぶNGスタイル」にその辺りが触れられているのでご紹介したい。 htt
量販店は肌着、靴下、ホームウェアに特化してみては?
2011年9月30日 未分類 0
先日、イトーヨーカドーが新しく開始したSPA型カジュアルブランド「グッディ」について書いたのだが、ファーストシーズンの打ち出しアイテムがほとんどユニクロと被っており、ユニクロの二番煎じにしか見えない。 現段階では、ライトダウン、フリース、ネルシャツとユニクロがメインで打ち出している商材とほぼ同じものをラインナップしている。せっかくのカジュアルブランドである
死屍累々のジーンズカジュアルチェーン店
2011年9月29日 未分類 0
先日、ライトオンの2011年8月期決算が発表された。 売上高 806億6600万円(前期比7・3%減) 営業利益 22億8300万円(前期比71・8%増) 経常利益 21億6200万円(前期比78・1%増) 当期損失 17億9200万円 と減収に終わった。 営業利益と経常利益は増益となったが当期損失の赤字幅は昨年よりも拡大している
ユニクロよりも素材が劣り、割高感があるグッディ
2011年9月28日 売り場探訪 0
イトーヨーカドーのSPA衣料ブランド「グッディ」が開始された。 各識者の意見を拝読しているとあまり評判は良くないように感じられる。 先日、初めて現物を確認してきたので、感想をまとめたい。 まず最初の印象は「ユニクロに似てるなあ」である。 ファーストシーズンということで展開アイテムも絞っているのだろうが、メインとなるのがライトダウン、ネルシャツ、スエットフル
客数30%減は危険な兆候
2011年9月27日 未分類 0
ライトオンとジーンズメイトの9月度売上速報をまとめる。 ライトオン 既存店売上高が前年比1・3%減 既存店客数が同4・4%減 既存店客単価が同3・2%増 ジーンズメイト 既存店売上高が前年比17・8%減 既存店客数が同31・9%減 既存店客単価が同20・7%増 となっている。 ライトオンは明らかに下げ止まりの傾向であるが、ジーンズメイトの客数減には歯止めが
タウンユース用防寒アウターに過度な軽量化は必要ない
2011年9月26日 未分類 1
通常の電車・バスによる通勤通学において防寒アウターの過度な軽量化は必要だろうか?という疑問が常々ある。なお、バイクによる移動や、自転車による長時間に渡る移動はこの範疇には含まない。 もちろん、本格的な競技向けスポーツや、1000メートルを越えるような冬山登山では、軽量化というのは一つの機能であることは承知している。服や靴などを1グラム軽くするだけで記録タイ
大阪のもう一つの得意分野は子供服
2011年9月22日 未分類 0
昨日、「大阪ファッション」の得意分野をまとめてみたのだが、もうひとつ、大阪が得意とするアパレル分野がある。それは子供服である。 子供服専門アパレルという業種に限ってみれば、メンズやレディースと比べて格段に大阪本社のアパレルが多い。 また神戸も入れると、かなりの数の有名ブランドの本社が関西に集中している。 「ミキハウス」の三起商行 フーセンウサギ フィス コ
「大阪ファッション」はジーンズカジュアルとデザイナーブランドで
2011年9月21日 未分類 0
9月18日、知人に誘われて大阪のファッションイベント「大阪スタイリングエキスポ」に行った。 知らない方のために、少し解説すると、 大阪を拠点とするデザイナーズブランドを発信する「大阪コレクション」が2004年に終了し、 2006年から消費者参加型を志向したイベント「大阪ライフスタイルコレクション」が始まった。 しかし、これが一回で休止となり、2007年から