考察
POSデータに依存しすぎる危険性
2016年1月21日 考察 0
以前に、このブログでワールドをはじめとする大手アパレルの凋落は、POSレジとQRとOEM・ODMに依存しすぎた結果だと書いたことがある。 このブログはアパレル関係以外の人も少しだが読んでおられるようなので簡単な注釈をつけてみる。 POSというのは値札のバーコードをスキャニングで読み取るレジシステムのことで、コンピュータ内蔵のレジが自動的にそれを集計してくれ
「服が売れない」のではなく「売れにくい」だけ
2016年1月20日 考察 0
「服が売れない」と言われている。 しかし、大手アパレル各社も売上高が減少しつつも1000億円とか500億円くらいは売上高があるので、まったく売れないということはない。 反対にむしろ、不振と言われながらも各社とも1000億円も売れていると見ることもできる。 売れなくはないが、バブル期のように売れるわけでもない。 正確には、90年代後半からは「服が売れにくい」
ファッション雑誌掲載とタレントとの契約は必ずしも効力を発揮しなくなった
2016年1月18日 考察 0
衣料品ブランドの販促について考えさせられることがあった。 まったく無力化しているわけではなく、それなりに効力がある場合もあるのだが、ファッション雑誌への掲載・広告出稿とタレントとの契約は格段に影響力が小さくなっている。 ファッション雑誌への掲載・広告出稿と人気タレントとの契約という手法は2000年代半ばでピークアウトした手法だと感じる。 70年代・80年代
衣料品の値崩れは当然
2016年1月14日 考察 0
国内市場で衣料品の値崩れが止まらない原因の一つに過剰供給がある。 年間41億点の商品が流通しているそうだから、一人当たり平均で35枚くらいは服を買わないと在庫として残ってしまうということになる。 服の供給量は過去最高の41億点、低価格衣料がシェア拡大 http://www.fashionsnap.com/the-posts/2014-12-16/suppl
知られていないのは存在しないのも同じ
2016年1月8日 考察 0
正月早々、ドラマか映画のような中小企業の大逆転劇が報道された。 「おじいちゃんのノート」に大反響 孫がツイッターで拡散→在庫の山に注文殺到 奇跡を生んだ数々の偶然 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160104-00000002-withnews-sci&p=1 お読みになった方も多いと思う。 東京都の中村印
ウェブショップを立ち上げることはさほど需要ではない。どのように集客するかが最重要課題である
2016年1月7日 考察 0
新たな販路としてネット通販を挙げる企業、ブランドは多い。 実際、新規ブランドを立ち上げたいとして昨年から何人か筆者に相談に来ているが、販路は直営のネット通販サイトを考えていると答えている。 リアル店舗を出店するよりも低コストで立ち上げられるネット通販は、新規事業者にも参入しやすい。 しかし、問題はネット通販を立ち上げたそのあとである。 どうやって集客するか
「高くても売れる商品」はあるが「高いから売れる」わけではない
2016年1月6日 考察 0
一昨年から、バーバリーなきあとの三陽商会は持ちこたえられるのかという話題で持ちきりだが、ビッグブランドをなくした後、復活できた象徴としてデサントが参考事例に挙げられる。 ビッグブランドをなくした後そのまま消えた事例としてカネボウが挙げられる。 デサントはアディダス、カネボウはディオールである。 どちらも売上高の4割~半数を占めていたビッグブランドである。
低価格衣料品の存在自体が「悪」なのではない
2016年1月5日 考察 0
年末にOEMを手掛ける友人と会った。 ジーンズカジュアルパンツ類を手掛けているが、もともとは中国工場を使っていたが2010年ごろから国内工場も使い始めた。 円安・人件費高騰で国内工場を使うことが増え、現在は中国工場と国内工場の比率は半々程度か下手をすると国内工場の方が多い状態になっている。 これまで国内工場が減り続けていたところに、3年くらい前から各ブラン
若者の「ジーンズ離れ」は、ジーンズを愛用する年配層への「反逆」かもしれない
2015年12月29日 プレスリリース 0
早いところだと先週の金曜日、土曜日あたりで、平均的なところだと昨日、今日くらいに仕事納めとなる。 そんなわけでこのブログも今日で年内最後の更新として、あとは大掃除に邁進したい。 もしかすると気まぐれに更新するかもしれないが。 ブログ経由でメディアから原稿執筆の依頼や、コメントの依頼がある。 もっとも多いのはジーンズ関連である。 だから、年内最後はジーンズに