考察
洋服の買い上げ客数を増やすことが難しい時代
2016年2月18日 考察 0
昨年11月、12月とユニクロの既存店売上高が減少した。 これをもって盛んに「ユニクロ失速」という記事がメディアに掲載されたが、今年1月はセールが好調で既存店売上高が伸びた。すると、その手の記事はほとんど掲載されなくなった。 まあ、メディアなんていつも現金なものである。 個人的にいえば、ユニクロの前年実績は好調だったからそれを越えるというのはかなり高いハード
インターネット通販はすでにレッドオーシャン
2016年2月17日 考察 0
昨年夏ごろから、このブログもアマゾンのアフィリエイトを貼りつけるようにした。 いつもの記事の最後に出てくるのがアマゾンのアフィリエイトである。 これを貼りつけるようになってから、アマゾンの衣料品の通販をときどきぼーっと眺めるようになった。 何を今更と思われるかもしれないが、見たこともないブランドで溢れかえっている。 その多くは低価格品だ。 通常、百貨店、フ
製造方法の提示が効果的な販促になるとは限らない
2016年2月16日 考察 0
最近は、使用素材とか製法とかを下げ札に書いて、その価値を消費者に伝えるブランドが増えた。 何もしないよりはした方が良いとは思うが、正直なところ、すべてに販促効果があるわけではない。 まるで効果のないものも多い。 その中の一つに筆者はホールガーメントがあると思っている。 いわゆる、無縫製のセーター類である。 通常のセーターは袖や身頃が縫製されているが、ホール
水沢ダウンの販売枚数を推測してみた
2016年2月15日 考察 0
衣料品不況下で高額にもかかわらず、好調に売れているとして注目を集めているのがデサントの「水沢ダウン」である。 販売価格は8万~12万円とあるから、プロパー(定価)での平均販売価格は10万円くらいではないかと考えられる。 各媒体で「好調」とか「〇〇%増」とか書かれているが、具体的枚数は書かれていない。 果たしてどれくらいの販売枚数なのか。 インターネットでい
既製服は工業にして商業
2016年2月3日 考察 0
いわゆる「ファッション」ブログだとかファッション雑誌の記事だとかは、あまりにも感性に寄りすぎていて、読んでいて腑に落ちないことが多い。 「これが今の気分」とか「これがマイブーム」とかそういうことで締めくくられており、読んでいる側からすると、あなたの気分は理解できたけど、どうしてその着こなしがカッコイイということになるのかは理解できない。 タレントのファッシ
既製服は工業製品以外の何物でもない
2016年2月1日 考察 0
以前にも書いたことがあるが、オートクチュールとオーダーメイド以外の既製服はすべて工業製品である。 モノヅクリガーとかイシキタカイ系がどんなに暑苦しくピントの外れた思い入れを語ったところで、ミニマムロットが存在する工業製品である。 そして、糸作り、生地作り、染色加工でもミニマムロットは存在する。 これは厳然たる事実である。 この前提を共有しない限り、繊維産業
明確な成功モデルが無くなったアパレル業界
2016年1月28日 考察 0
昨日からこのブログのURLが変わった。 開設5年強にしてやっと独自ドメインを取得した。 http://minamimitsuhiro.info/ である。 なぜ独自ドメインにしていなかったかというと、一番大きい理由は「めんどくさかった」からだが、いろいろな方にご指摘いただき、やっと重い腰を上げた。 これからもよろしくお願いします。 ちょっと昨日の続きみたい
分かりやすい打開策が見当たらないアパレル業界の不況感
2016年1月27日 考察 0
分野・業界ごとにマダラ模様だとは思うが、世間的には押しなべて見れば今の景気は比較的安定しているように感じる。 バブル期みたいな好況感は永遠に訪れることはないが、97年の拓銀・山一ショックやら2008年のリーマン・ショックほどの急激な不景気感もない。 分野や業界によっては「好調です」と答えるところもあるだろう。 しかし、繊維・アパレル業界はかなりの不景気感が
国内の繊維製造・加工業者すべてを守る必要はない
2016年1月26日 考察 0
繊維関係の製造・加工業者は年々減っている。 これに対して「製造・加工業を守れ」という声がある。 とくにイシキタカイ系とかモノヅクリ系を気取っている人にそういう声が多いように感じる。 筆者も仕事上、そういう製造・加工業の経営陣や幹部と面識があり、さまざまなコメントを聞く機会がある。 一口に「製造・加工業」と言ってもその思惑はさまざまだ。 1、現在、経営は苦し