考察
ブランド間のコラボが増えた理由を考えてみた
2017年1月31日 考察 0
つい先日開催された2017秋冬コレクションでのルイ・ヴィトン×シュプリームのコラボが話題となった。 元より最先端ファッションやラグジュアリーブランドとは縁のない筆者だが、極めて個人的な外野からの感想を書いてみたいと思う。 このほかにもブランド間のコラボ発表が多くあったとのことだが、こうしたコラボばやりには二つの要因があると思う。 1つは、人気ファッションブ
デービッド・アトキンソンへの妄信は危険
2017年1月30日 産地 10
寺社の修復などを手掛ける小西美術工藝社という伝統企業がある。 この企業の社長に就任して、事業を再生したのがデービッド・アトキンソン氏である。 金融マンから転身したという変わり種で、わざわざ伝統工芸の社長に就任するくらいなのだから、親日的な人物なのだろうと推測される。 また国内でも、グローバル金融マン出身という出自も手伝って、彼の意見の信奉者が多い。 事業を
軽自動車と低価格衣料品は長足の進歩を遂げた
2017年1月27日 考察 0
筆者は基本的にペーパードライバーであり、それがためにゴールド免許を持っている。 しかし、免許を取得してから一度も運転をしなかったわけではなく、何度か練習を兼ねて運転をした結果、ペーパードライバーになった。 理由は運転が好きじゃないからだ。 運転している時間が苦痛で仕方がない。バスや電車なら寝てたり本を読んだり、スマホでニュースを読んだりできるが、運転してい
本物を作り続けるためにも「普及版」「簡易版」の開発は必要
2017年1月26日 産地 0
物作り系の人々の「ハイエンドモデル」への固執は凄まじいが滑稽だと感じる。 先日、ちょっと唖然としてしまったのだが、ある取材先でこんな話を伺った。 冬山登山用、スキープレーヤー用のハイスペックダウンジャケットを作っていたメーカーが、もう少しスペックを下げたダウンジャケットをファッション用途で販売したところ、かなりのヒット作となった。 もちろん低価格品ではない
6兆円を割り込んだ百貨店売上高は今後さらに縮小する
2017年1月25日 百貨店 0
多くの人がすでに話題にしているが、百貨店の売上高が36年ぶりに6兆円を割り込んだ。 16年の百貨店売上高6兆円割れ 36年ぶり 主力の衣料品落ち込む http://www.sankeibiz.jp/business/news/170121/bsd1701210647002-n1.htm 日本百貨店協会が20日発表した2016年の全国の百貨店売上高(全店ベー
メンズスーツの価格についての感想(後編)
2017年1月24日 考察 0
さて、昨日のメンズスーツの続きを始めたいと思うが、実は明確な落ちとか結論があるわけではないので、記憶を頼りにメンズスーツの流れをまとめるということで終わってしまうと思う。 90年代前半には、サラリーマンになったら「まともな」スーツとして10万円くらいのは1着くらい持っておくべきだという風潮があった。(筆者体感) その「まともな」スーツというのは、百貨店で売
メンズスーツの価格についての感想(前編)
2017年1月23日 考察 0
何を書こうかなあと思って、まとまるかどうか心配なのだが、つらつらと書きだしてみる。 洋服の価格の話なのだが、安い洋服というのはそれこそ40年くらい前から存在していた。 「ユニクロの1900円フリースブームが起きた98年までは低価格衣料品は存在しなかった」みたいな論調は事実関係を誤認しているとしか言いようがない。 1970年代から低価格衣料品というものは存在
売れ行き不振の原因を直視しないアパレル業界と大手メディア
2017年1月16日 メディア 0
大手メディアは相変わらず衣料品不振の原因を読み誤っている。 アパレル不況に「絶食系」の影 大手でリストラ相次ぐ http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ13HMX_T10C17A1000000/ 先日、発表された東京ソワールのリストラ、レナウンの赤字などを挙げて、その原因が「若者のモテ離れ」「恋愛離れ」にあると分析してい
ビジネス規模のブランドになるために必要な変化
2017年1月13日 考察 0
ある販売代行会社の社長に指摘されて「ハッ」としたことがあった。 ハッとしてグーではない。 昨今、工場が、下請け脱却を目的に自社ブランド製品を開発することが増えた。 筆者が事務局の一員をさせてもらっている販売会「テキスタイル・マルシェ」でも、オリジナルの製品を展示販売する参加者が増えた。 以前から話題に上らせている、独立系デザイナーズブランドにも通じる部分が