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南充浩 オフィシャルブログ

ネット通販

カネもアイデアも知名度もない企業はEコマースでも売れない

2017年4月21日 ネット通販 0

 実店舗での洋服販売不振を受けて、猫も杓子も「EC強化」を打ち出しており、あんまり詳しくなさそうなコンサルと称する人は安易に「EC強化」「ネットショップ」を勧めてくる。 本当に最近の猫と杓子は「EC強化」か「大草直子」かである。 アメリカでは大量の実店舗閉鎖、商業施設閉鎖が相次ぎ、その要因はECの拡大だとされており、日本でも何年か後にはそれに類した(完全に同

過剰な「モノづくり神話」を創作することは、かえって製造加工業者をミスリードする

2017年4月20日 産地 0

 国内の繊維製造加工業者を鼓舞したいと考えるなら、それはすれば良いと思う。 しかし、その鼓舞の材料に「根拠に基づかない願望」「現実に立脚しない理想」を据えることは、却って製造加工業者をミスリードするだけで有害である。 海外一流ブランドがセールを一切しない理由 日本アパレルが疲弊した「構造的な原因」とは http://toyokeizai.net/articl

安く仕入れて高く売るのが商売の基本

2017年4月19日 考察 0

 商売の基本的ルールは「安く仕入れて高く売る」である。 これは全世界・全業種共通のルールである。 出来るだけ安く仕入れて(作って)、出来るだけ高く売ることが利益を最大化するコツであることも常識といえる。 ブックオフが買い取り価格と売価の差で批判されているが、基本ルールに則っているだけである。 しかし、ブックオフが「価値なし」と判断して0円で引き取った商品を、

たまには「定石」を疑ってみよう

2017年4月12日 企業研究 0

 定石・セオリーとされていることは概ね正当な理由はあるが、変革期においては、それを疑ってみることも一つの視点であるといえる。 先日、Jフロントリテイリングの2017年2月期連結が発表された。 減収減益に終わっており、百貨店事業は各店軒並み減収している。 その中で、東京店だけが対前年比2・2%増と増収している。 売上高は748億円となり、神戸店にあと100億円

業界では「当たり前」のことでも世間では知られていない

2017年3月31日 考察 0

 卸売り型の衣料品メーカーは、小売店を招いて展示会を開催する。 小売り店はここで仕入れる商品を発注する。 展示会開催サイクルとしては、従来だと半年前であり、2017年秋冬商品なら、まさに今が開催時期である。 2月から4月末ごろまでが秋冬向け展示会の開催時期で、数多くのブランドがこの時期に開催する。 だから9月から11月ごろは来春夏向け商品の展示会が開催され、

全国展開の仕入れ型ジーンズカジュアルチェーン店の限界点

2017年3月29日 企業研究 0

 ライトオンの17年8月期第二四半期決算が発表された。 いわゆる中間決算というやつだ。 結果は減収大幅減益で当期赤字である。 ライトオンが3月28日に発表した2017年8月期第2四半期の業績は、売上高428億3000万円(前年同期比7.7%減)、営業利益2億3300万円(92.0%減)、経常利益2億2700万円(92.2%減)、当期損失1億6000万円(前年

イベントに参加し続けるほうが難しい

2017年3月28日 考察 0

 メディア的には「イベント初参加」というのはニュースバリューがある。 とくにそこそこに知名度の高いブランドや企業がイベントに初参加することはメディアとしては「報道する意味がある」と考える。 逆にイベント自体にも参加者にも知名度がなくてもメディアはそれを報道する価値があると考える場合が多い。 ニュースの価値の一つに「常とは異なる状態にあることを伝える」というも

おとぎ話的な欧州工場礼賛では日本の製造加工場は生き残れない

2017年3月27日 産地 0

 衣料品、服飾雑貨品などを便宜的に今回は「ファッション用品」とまとめさせていただく。 「ファッション用品」の国産品をめぐる議論はそれなりに目に付くようになってきたが、多くの場合は微妙なものに終始している。 議論の方向性はいくつかに集約できるが、 1、国産品を手掛ける企業のポジショントーク 2、極度のセンチメンタリズムから来る盲目的国産品擁護 3、グローバル的

商業施設・ブランド店単体ではエリアは変えられない

2017年3月21日 考察 0

 大阪・京橋の京阪モールが14年ぶりに改装オープンしたらしい。 らしいというのは、報道で読んだだけなので、伝聞系にしている。 京橋という地名は東京にもあるが、大阪の京橋は、JR大阪環状線と京阪電鉄のターミナル駅の一つで、大阪においては乗降客数はそれなりに多い。 しかし、買い物をするエリアかといわれると、極めて疑問である。 京阪モールは長らく京橋に存続し続けて

現実を教えないファッション専門学校に存在意義はあるのか

2017年3月17日 ファッション専門学校 0

 そういえば、昨日、非常勤で時々講義をしに通っているファッション専門学校の卒業式があり、画像が流れてきた。 授業ではいつもお金の流れのことばかりを話していて、学生にとってはあまり面白くないだろうなあと思うのだが、一番重要なことなのでそれを変えるつもりはない。 そんな中、18年来のお付き合いのあるデザイナー氏とお会いしたのだが、以前は母校で特別講義をしたことが

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