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南充浩 オフィシャルブログ

考察

繊維業界は各工程で不良在庫が発生しやすい構造になっている

2019年1月29日 考察 0

アパレル製品の売れ残りが問題になっているが、国内の個々のアパレルは、品番によっては謎の作り込みはあるものの、総数としては生産数量を絞る傾向が強い。 それにもかかわらず、どうして売れ残りが多数出るのかというと、店頭やネットでの販売不振があるだろう。 作っている物自体がイマイチなのか、売り方・見せ方がイマイチなのか、もしくはその両方なのか。 個々のアパレルが改善

ハイテクスニーカーとビンテージジーンズをめぐる世代間ギャップ

2019年1月25日 ジーンズ 0

2~3年前からハイテクスニーカーの人気が復活している。 ナイキのエアマックスナンタラとか、リーボックのポンプフューリーとか、そういうハイテク機能を搭載していてメカニカルな外見を持ったスニーカーである。 最近のダッドスニーカーブームもその延長線上にあるのではないかと見ている。 今年49歳になるオッサンからすると、24年前のエアマックス95ブームを思い出す。95

「愛好家」じゃない消費者の方が圧倒的に多い

2019年1月24日 考察 0

アパレル関係の人はなんだかんだで洋服が好きだから、やっぱり「そういう人」に向けた施策を考える。 まあ、別にこれはアパレル業界に限らず、どの業界でも同じではないかと思う。就職した時点ではその業界に興味はなくても何年間も働くうちに知識もつくし興味も出てくる。 純然たる消費者目線の「好き」かどうかは別として、それなりに好きにはなっていると思う。 大学を卒業するまで

大型倒産はあったが91年までは右肩上がりで成長してきたアパレル業界

2019年1月22日 回顧 0

アパレル市場規模がピーク時には15兆何千億円かあったということはよくしられている。今はだいたい9兆円強で毎年推移している。 で、この15兆何千億円かあったピーク時というのは1991年のことである。 先日、ご紹介したこのNOTEをもう一度引用する。   アパレル業で私が知ってる事 余談。ZOZOについての雑感。というか百貨店の凋落時のお話 https

繊維製品のリサイクルは経済的に見合わないためリサイクル率が低い

2019年1月21日 ファッションテック 1

先日、久しぶりにバッタ屋のショーイチに取材に伺った。 ショーイチの山本昌一社長に1年半ぶりくらいにインタビューしたのだが、その中で、「エコやサスティナブルが言われているが、現時点では衣料品についてもっとも有効的な手段はバッタ屋や古着やリサイクルショップである」という話になった。 ショーイチ社長のインタビューは後日、 https://www.style-pic

繊維・衣料品業界では「高値=高品質」とは一概に言い切れない

2019年1月16日 企業研究 0

今日はちょっと引用多めで。 企業名が著名な割にはどんな業務をやっているのか多くの人にとってイマイチわかりづらいのが商社という業種ではないかと思う。 当方だって実は商社についてはあまり深くは知らない。 食品だって雑貨だって衣類を含む繊維だって商社は深く絡んでいるが、とくに繊維だと商社機能は多方面に渡りすぎていてわかりにくい。 繊維業界の人は、恐らく、自分の仕事

大寒波という「僥倖」に期待するな! 防寒衣類は作りすぎるな!

2019年1月15日 企業研究 0

一部には例外はあるものの、2018年秋冬の商戦は暖冬の影響で、概ね芳しくなかったようだ。 アパレルでは、2018年秋冬というと2018年秋から2019年2月ごろまでを指す場合が多い。 気温の変化を思い出してみよう。当方の体感気温は大阪市内を基準としている。天気予報を見る限りにおいては東京も名古屋も大阪とさほど気温の推移に大差がなかったように感じる。 9月はい

アパレル業界が20年前に気付かなかった「不景気」以外の不振のもう一つの要因とは?

2019年1月11日 考察 0

以前から深地雅也さんにすごく的確なファッションビジネスのコメントをする方がいると聞いていて、年明けにたまたまその方のNOTEを拝読したのだが、その評判通りだと思った。 松田剛さんという方で、これが偽名なのか本名なのかはわからない。お顔も存じ上げない。何せアイコンがイラストなので。(笑) NOTEをいくつか書いておられるが、業界のことを知り尽くしておられ、それ

価格競争に巻き込まれたくないならフォーカスマーケティングを

2019年1月10日 考察 0

3回くらいで終わるかと思った正月の雑談シリーズだが4回目になる。これで多分終わる。 衣料品業界は、売れ行きの格差が激化している。 例えば、正月恒例の福袋だが、どんどんと利便性が高まったが、売れるブランドと売れないブランドの格差が明確になっている。 ずっと衣料品ブランドの販売をしている某専門学校生は今回の正月も店頭に立ち続けたそうだが、福袋が一瞬で完売するブラ

「定番だから何年残していても大丈夫」という「幻想」の危険性

2019年1月9日 企業研究 0

「定番」を扱うアパレルブランド、ショップは多いが、その取扱い方(処理の仕方も含めて)が最も上手いと思うのがユニクロと無印良品である。 正月にオッサン対談した某ブランドの元部長も同様の意見だった。 多くのアパレルやショップ、とくにジーンズカジュアルチェーン店やジーンズメーカーに多いのが「定番だから何年も積んでおいても大丈夫」という考え方だ。 往年の大手ジーンズ

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