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南充浩 オフィシャルブログ

トレンド

今後は「育てたアパレルは売却する」のが最善の手法となりそう

2022年2月15日 トレンド 2

経済系メディアに称賛されているユニクロやZARA、最近だとSHEIN(伝えられている事象が全て事実かどうかは甚だ怪しいが)の取り組みだが、国内にあまた存在する中小零細アパレル・繊維メーカーには活用できる部分があまりない。なぜなら、個々の取り組みにおける投資額が桁違いに多いからだ。   「おっしゃっていることはわかりますが、当社の規模では実行は不可能

洋服の場合、品質が高いということと耐久性が高いということは必ずしもイコールではない

2022年2月14日 トレンド 8

先日、ある業者さんとちょこっと仕事のやりとりをしたのだが「洋服の品質」という文言に違和感があった。 衣料品業界の人は結構「品質」という言葉を多用するように感じる。「品質の低下」とか「高品質」とか。メディアはそれをそのまま使うので、それを読んだり見たりした消費者もそのように使う人が多い。 しかし、この「品質」という言葉が衣料品に対して使われる場合、守備範囲がか

マルイ以外の百貨店の「売らない店」は売り場の空きスペースを埋めるため

2022年2月10日 トレンド 1

何時の時代もメディアは綺麗事が好きである。そして平和ボケした大衆もそれを好む。 特に衣料品業界はそのターゲットとされやすいと当方は感じる。 メディアと一部のイシキタカイ系業界人とポジショントークマンだけが大騒ぎをしたが実態と乖離し続けていたために全く盛り上がらずに終わった「似非ブーム」は数多くある。 2000年代半ば以降、ファッションアイテムへの過剰な憧れや

生地問屋でも在庫をほとんど抱えなくなりつつあるという話

2022年1月27日 トレンド 0

繊維・アパレル業界は川上・川中・川下に分類される。 店舗やスタイリストは川下に属する。川下が最も消費者に近い。消費者が想像するアパレル業界というのはほとんどが川下である。 川上は糸、生地、染色などの製造加工業者である。 最近の過剰な業界内ブームともいえるサステナブルで、衣料品の廃棄を減らす最適解が受注生産ブランド、オーダーブランドであると川下の人たちは考えて

アパレル業界から他業界へ転職するベテランが増えたと感じる話

2022年1月26日 トレンド 1

アパレル業界は参入障壁が低い。参入障壁は年々低くなっており、今では無いに等しい。 毎日、異業種の人、ド素人がどんどん新規参入してくる。しかし、長年続けることは難しい。 今年52歳を迎える当方が就職する直前にバブルは崩壊したが、90年代後半までその余韻はあった。終身雇用・年功序列はまだまだ健在だった。 ただ、その時分でも他業種に比べるとアパレル業界では終身雇用

ガンプラの品薄状態によってネット通販の不便さを強く感じたという話

2022年1月24日 トレンド 1

今回は趣味の話で恐縮である。 興味の無い方は読まずに閉じていただいて結構である。   コロナ禍が始まって、如実に品不足となり、売れ行きが格段に高まったのがガンダムのプラモデル、通称ガンプラである。 当方は、離婚してから空き時間ができたため、ガンプラを買うようになった。買って組み立てるだけならそれほどお金はかからない。ハイグレードと呼ばれるモデルなら

ジーンズと作業服と工場についていろいろと語り合った話

2022年1月21日 トレンド 2

たまに独立や転職で相談を受けることがある。どちらも失敗して今の境遇にある当方はだいたいの場合、賛成しない。 特に独立起業でオリジナルブランドを作ることには賛成しない。 昔ならOEM屋になることを勧めたが今では、OEM屋としての独立も勧めない。 それはこの回でも少し触れている。   小規模OEM業者の生き残りも厳しい状況となったアパレル業界 – 南充

オフプライスストアが我が国で急速に拡大しないのは当然

2022年1月20日 トレンド 2

一応、繊維・衣料品業界の記事を書くことで何とか暮らしているが、業界の自称有識者や業界メディアが騒ぐことに対して全くピンと来ないことが多い。 その中の一つに「オフプライスストア」がある。 2019年ごろから急速に騒がれだしたが、当方はピンと来なかった。なぜなら、存在意義が皆目わからないからだ。今も分からない。 2021年も終わって2022年が始まったわけだが、

小規模OEM業者の生き残りも厳しい状況となったアパレル業界

2022年1月19日 トレンド 4

当方が業界紙記者となったのは97年で、当時はアパレル企業から独立した人が自前の小規模アパレルを作ることがまだ主流だった。 野心的な若い人、不祥事も含めて何らかの理由でアパレル企業を退職した中高年はだいたい小規模アパレル企業を立ち上げた。 2005年を越えたあたりから、独立組が小規模アパレルを立ち上げることは減り、OEM・ODM会社を立ち上げることの方が増えて

衣料品も出費対象の一つに過ぎず、特別な存在ではないということ

2022年1月18日 トレンド 2

社会人として仕事をしていれば、自分の扱う商品やサービスはなるべく高く売れてほしいと誰でも思う。 しかし、こちらがどれほど願っても、客にそう認めてもらわねば高く売ることはできない。当方が原稿料を1本20万円にしてほしいと言えば、即座に「あほか」と言われるだけである。 衣料品関係者の多くがSNSで情報なり心情を発信するようになったが、多く見られるのが「衣料品(特

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