MENU

南充浩 オフィシャルブログ

倒産

「wjk」というブランドの足跡を振り返ってみた

2022年5月26日 倒産 2

今の40歳前後から50歳代前半くらいの男性にとってはすごく懐かしく感慨深いが、30代半ば以下の男性にとってはほとんど見たことも聞いたことも無いくらいに知名度が低いメンズカジュアルブランドが「wjk」だろう。 ご存知の方も多いだろうが、そのwjkというブランドを作り上げた会社が倒産した。 何種類かの報道があるが転載された帝国データバンクのこの記事が最も詳細なの

岐阜・名古屋地区でアパレルの経営破綻が続く理由

2021年7月7日 企業研究 1

報道されないものも数多くあることは周知の事実だが、報道されているものを集めると、今春以降、岐阜・名古屋地区のアパレル企業の経営破綻が相次いでいる。 株式会社サンクローバー – 信用交換所 (sinyo.co.jp) 株式会社ガゼール – 信用交換所 (sinyo.co.jp) 株式会社エス・ピー・エム – 信用交換所 (sinyo.co.jp) 老舗のアパレ

「技術力の高さ」のみでは国内の生地製造業者は立ち行かない

2021年6月29日 企業研究 0

極薄生地「天女の羽衣」を開発した天池合繊の倒産は、全国の生地製造業者には大きな衝撃を与えたと感じる。 実際に、そのように感想を述べる生地製造業者も幾人か身の周りにおり、個人的には天池合繊への面識はないものの、天女の羽衣自体は知っているため有体に感想を述べれば、同様に「驚いた」というところである。 天池合繊の倒産については前回のブログをどうぞ。  

レナウンが破綻して1年になるが自分は全く困っていないという話

2021年6月14日 ネット通販 5

レナウンが消滅して1年になるが、非常に困ったと感じている人はおられるだろうか。 もちろん、元従業員や関係者(仕入れ先や納入業者含む)は大いにお困りのことだろう。何せ収入源が絶たれたわけだから。 しかし、買い物客として困っておられる方はほとんどいないだろうと思う。ちなみに当方は全く困っていない。 理由は簡単である。物心ついてから51歳の現在に至るまでレナウンの

製造加工業者が「本物のD2C]を成功させたければ知名度の向上に真剣に取り組め

2021年3月30日 メディア 0

繊維業界の製造加工業は自分たちが思っているよりも世間に知られていない。もちろん、同業他社には知られている。 しかし、川下や消費者は、当事者が予想しているよりも製造加工業者のことを知らないと考えた方が適切な処置が打てる。 例えば、当方は3年間ほど、フェイクファーの国内産地である高野口産地の仕事を請け負ったことがある。 2012年が最後だったと記憶している。その

ある意味では衣料品よりも厳しいと感じる雑貨ビジネス

2021年2月10日 企業研究 0

基本的に雑貨という商品に興味がなく、特にファンシー雑貨にはまったく興味がない。 しかし、最近は100均を定期的に利用するようになった。ファンシー雑貨目当てというよりは生活雑貨やプラモデル用の工具を買うためだ。 だいたいがダイソー、セリア、キャンドゥを利用する。年末大掃除用の掃除道具とか、ネイルケア用の爪磨きなどを買う。断っておくが、当方はネイルを手入れしたい

レナウンの破産が確定

2020年11月4日 企業研究 2

知らない方もおられるかもしれないので、一応、レナウンの破産決定について触れておきたい。   レナウンが民事再生を断念、破産へ 業界の多くの人が予想していた通りに、民事再生を断念して破産整理になる。 これでレナウンという会社は無くなる。   民事再生法の申請というのは、スポンサーが見つかれば文字通り再生できるが、スポンサーが見つからない場合

制服メーカー、サンリット産業はどこで選択を誤ったのか?

2019年12月24日 企業研究 0

実際の市場規模の推移は別として、ワークマンへの注目を契機として、最近ほどワーキングユニフォームという商品が脚光を浴びたことはなかっただろうと思う。 多くのメディアとファッソン業界人はワークマン一辺倒だが、好調なのはなにもワークマンだけではない。 メーカーとしてはバートルが伸びている。もともとクロカメ被服という社名の地味なワーキングユニフォームメーカーだったが

強みが弱みに転じる時

2019年12月23日 企業研究 1

若い世代の人は、バブルが崩壊してすぐさま不景気感が強まったと思っておられる人も少なくないと思うが、実際のところはバブル崩壊直後の92年とか93年はそこまで不景気感は強くなかった。 これは当方がその当時22歳とか23歳なので、企業の上層部の雰囲気を知らないから、そう思うだけかもしれないが、親や親戚、アルバイト先なんかの反応を見ていてもそこまで不景気感満載ではな

国内デザイナーズブランドの厳しい実情

2019年10月10日 デザイナー 0

東京コレクションに出展しているデザイナーズブランドのほとんどは満足な収入を得られていないというのが、昔から変わらない実情である。 デザイナーズブランドの多くは決算内容が非公開なのであまり正確な内情を知られることは少ない。また、メディアは忖度した報道を常としているし、デザイナー志望の学生を集めたいファッション専門学校も現状を正しく語ることは少ない。 &nbsp

南充浩 オフィシャルブログ

南充浩 オフィシャルブログ