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南充浩 オフィシャルブログ

トレンド

そのタレントやインフルエンサー起用に効果はあるの?

2021年5月17日 トレンド 2

以前から、疑問を感じていたのが、ファッション雑誌でタレントを表紙や巻頭ページに起用し、その号が完売することである。 もちろん、売れないよりは売れた方が良いのはいうまでもない。 また売るための工夫として人気タレントを起用するのは間違いではない。 しかし、その号が売れたのは、雑誌の内容ではなくタレントのおかげであるから、次号から売れ行きが続くことはほとんどない。

衣料品ブランドの発信もYouTubeの時代

2021年5月14日 トレンド 0

ちょうど1年前の今頃のことである。 詳しい説明は専門の方にお任せするとして、平たくいうとGoogleの検索のアルゴリズムが大きく変更され、ブログより動画の方が上位に表示されやすくなった。 そのため、このブログも昨年5月から大きく訪問者数、PV数が減り、今はそのまま落ち着いて推移しているという感じである。 変更前は、訪問者数は月間でだいたい6~8万人くらい、P

ワークマンのネット通販比率が高まりにくい理由

2021年5月12日 ネット通販 0

何かと話題のワークマンだが、ネット通販は現時点ではあまり強くない。 ワークマン押しの識者もネット通販についてはあまり触れない。 先ごろ、ワークマンの2021年3月期決算が発表されたので見てみよう。 ワークマンのEC売上高は24億4000万円とのことで、目標は30億円だったので5億6000万円の未達である。識者が大好きなEC化率は約1・6%に過ぎない。 例えば

ネット通販の増加でオーバーサイズ人気は長く続く

2021年5月11日 タイアップ 0

新型コロナによる営業自粛や時短の影響から、衣料品のネット通販を使いだしたという人はこの1年間で幾分か増えただろう。 新形コロナ収束後は、そういう人たちはネット通販と実店舗を併用する衣料品消費になると考えられる。 かく言う自分も2017年頃まではほぼ実店舗派だった。2017年頃から衣料品のネット通販を使い始めたが、いまだに実店舗との併用である。このコロナ禍でも

売れにくい時代だからこそ精緻なマーチャンダイジングが必要

2021年4月30日 トレンド 1

ファッション専門学校でも「マーチャンダイジング科」という学科がある場合もあるし、零細を除くアパレル企業にもマーチャンダイザーという肩書を持った人が必ずいる。 しかし、実際にマーチャンダイザーとして機能している人はそう多くはないという印象がある。 マーチャンダイジングの「五適」という言葉は多くの方がご存知だろう。 「適品」「適量」「適時」「適価」「適所」 であ

コンバーススリッポンをネット通販でどのようにして買ったかという話

2021年4月26日 お買い得品 1

自由業の気楽さから葬式と法事以外にスーツを着用しなくなった。 もともと、服装の自由度は高い会社に勤めていたことが多かったから、カチっとしたスーツはあまり着用しなかった。外回りで歩きまわったり、立ち仕事をすることも多かったので、なるべくスニーカーかそれに類した靴を履いていることが多く、カチッとした革靴は冠婚葬祭以外は着用せずに51歳を迎えた。 この10年間はほ

マーチャンダイジングがおろそかなアパレルは必ず破綻する

2021年4月21日 ネット通販 1

異業種がアパレルに参入するのと、アパレルが飲食に参入するのは、だいたいが失敗に終わる。 異業種経験者が参入するのは、まだしも、ちょっと売れた企業が「横展開」とか言って、アパレルや飲食店に参入するのはほぼ失敗に終わる。 このコロナ禍で、不振業種として挙げられるのが、旅行、飲食、アパレルで、そこにどうして今の時期に「わざわざ」新規参入したいのか理解に苦しむ。 コ

国内市場で衣料品・ファッション雑貨のD2Cブランドが広まりにくかった理由

2021年4月16日 トレンド 0

以前にも書いたことのリライトになるが、3年か4年前にD2Cという売り方を聞いた時、正直に言うと、ちょっと何を言っているのか理解ができなかった。 D2Cの紹介としては   「中間業者を排除することで割安で高品質な商品を提供する」   というものが主流だったからである。 他の分野についてはわからないが、こと衣料品とそれに類するファッション雑貨

最初から最後までピンと来なかった「D2C」という概念

2021年4月15日 ネット通販 1

昨年から始まったコロナ休業によって、繊維業界では、素材メーカーや縫製工場、染色加工場によるオリジナル品のネット直販が増えた。 増えたというより、実店舗が長期休業した上、再開後も2019年並みの売上高に戻らない状況としては製造加工業者としては自衛目的としてオリジナル品の直販を増やさざるを得なかったというのが実情である。 2019年までなら百貨店やファッションビ

続・しまむらのネット通販の9割が店舗受け取りになるのは当たり前という話

2021年4月8日 お買い得品 0

前回、しまむらのネット通販の9割が店舗受け取りであるということについて書いた。 しまむらのネット通販の9割が店舗受け取りになるのは当たり前という話 – 南充浩 オフィシャルブログ (minamimitsuhiro.info)   ネット通販関係者の何人かにとっては、これが非常に不思議に映るようなのだが、当方から言わせると一体何が不思議なのかさっぱり

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