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南充浩 オフィシャルブログ

2019年6月 の記事一覧 : 20件

しまむらのZOZOTOWN撤退について現代ビジネスに寄稿

2019年6月28日 ネット通販 0

昨日、現代ビジネスにしまむらのZOZOTOWN撤退について寄稿させてもらった。   「しまむらが1年弱で「ZOZO離脱」せざるを得なかった苦しい事情」 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65498   多くの業界関係者が指摘しておられるように、そもそも、しまむらのZOZOTOWN出店には疑問しかなか

Amazonが東京ファッションウィークのスポンサーから降板

2019年6月27日 デザイナー 0

当方がガンプラやそれに必要な道具、たまにパソコンを買う先であるAmazonが東京ファッションウィークの冠スポンサーを降板することが明らかになった。 ちなみに先日Amazonで買ったプラモデル用のニッパーはすこぶる切れ味が良い。しかし、やっぱりまだ切り取った跡が残ってしまうので、次は5000円前後もするゴッドハンドのアルティメットニッパーを買うべきだろうかと悩

「ガレージブランド」というジャンルのことを教えてもらった話

2019年6月26日 企業研究 0

先日、スポーツ関連の雑貨類の小規模なメーカーの人とお会いしたのだが、その際、「うちは卸値の掛け率が他社より低いので受注が増えている」という話になった。 このメーカーは自家工場を所有しているから他社よりも掛け率を低く設定しても利益が出るのだそうだが、通常のアパレル業界のことを考えると、さぞかし身を削っているのかと一瞬物悲しい気持ちになった。 しかし、よくよく聞

嗜好性を備え始めた低価格ブランド

2019年6月25日 トレンド 0

先日、某縫製工場の社長の呼びかけで、飲み会に参加した。 縫製工場、バッグ製造工場、刺繍工場の社長に加え、アパレル外注企画担当者、サンプル工場、ブティック店主と、けっこう川上から川下までの個人プレイヤーが集まった飲み会だったといえる。 その席で聞いた話に驚いたのだが、ファッション好きの高校生の息子さんが、生産終了したユニクロ商品をメルカリで定価の倍ほどの値段を

H&Mで799円に値下がりした派手な柄のシャツとTシャツを買った話

2019年6月24日 お買い得品 0

前回もお買い得品を書いたところでなんなんだけど、先日、初めてH&Mで買い物をした。 上陸して10年が過ぎたし、何度か店舗オープンの取材にも行ったがH&Mで買い物をしたことがなかった。もちろん商品は見ていたが、単純に食指が動かなかった。 自分の買い物ではレディースはあまり見ないので、メンズを中心に言うが、ベーシック品でいうとユニクロよりも定価は

ジーユーで390円に値下がりしたボタンダウンシャツを買った話

2019年6月21日 お買い得品 0

時々、お買い得品をアップしていたが、最近はあまりアップしていなかった。 ユニクロの感動セットアップくらいではなかったかと思う。 それ以外にもいろいろと安い服を買っていたのだが、体感的に9割くらいがユニクロとジーユーなのでそればかりアップしてもつまらないだろうと思ったからだ。   上場アパレル各社は毎月、月次売上報告を発表している。トウキョウベースの

「○○すれば必ず売れる」なんていう人が後を絶たないアパレル業界

2019年6月20日 ネット通販 0

繊維関係の業界紙記者になってからいつの間にか22年が過ぎてしまったのだが、22年前から現在まで変わることなく、アパレル・繊維業界には「○○すれば売れる」という人がいる。 この「○○」にはその時々の時流のツールが入る。 22年前なら「SPA」とか「QR(クイックレスポンス)対応」とか、10年前なら「ファストファッション」とか「ネット通販」とかそういうものである

ネット通販の強化・普及がバーゲンセールの早期化・常態化を招いた

2019年6月19日 ネット通販 0

皆さん、お気づきだろうか。 今年は早ければ5月末から、平均的には6月の頭から各ブランドでセールが始まっていることを。 何年か前に「セールの前倒し・後ろ倒し」論争があったが、結局のところはセールは前倒しになっており、前倒しどころか年がら年中セールという形に落ち着いた。 当時も書いたが、百貨店がいくら「後倒し」を提唱したところで、百貨店以外の各施設はセールを開始

「単に日本製というだけ」の商品は売れなくて当たり前

2019年6月18日 産地 0

国内の衣料品市場規模が縮小する中、海外進出を模索する企業が増えている。 アパレルブランドもそうだが、生地工場を始めとする製造加工業やそれらのファクトリーブランドも海外進出を模索するケースが増えた。 しかし、とりわけ製造加工業やファクトリーブランドの海外進出は極少ない成功例とおびただしい失敗例とに分かれており、どのような売り方をすべきかという議論は今でも結論が

どんな企業でも支払いは1円でも安く済ませたい

2019年6月17日 産地 0

繊維製品の国内製造加工業者で「提示される工賃が安すぎる」と愚痴をこぼす人は多くいる。 たしかに提示する方も提示する方で、Tシャツの縫製工賃が1枚200円とかである。1枚200円で1万枚とか2万枚作るなら工場が受けるメリットもあるが、これが100枚程度しか作らないから、工場としてはとても受けられないという話になる。 安く作りたいなら、まず「数量を売る力を持て」

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