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南充浩 オフィシャルブログ

2019年3月 の記事一覧 : 20件

無印良品のスマホポケット付きジーンズが便利だった話

2019年3月29日 お買い得品 0

はやいもので、もう3月も終わる。 まさに荒淫光陰矢の如し。 少し前、今年の1月に無印良品のオーガニックコットンストレッチ黒デニムスリムストレートを買った。   たしか1995円に値下げされていて、そこからさらに2割引きされ1596円だった記憶がある。 でもこれ、黒デニムって書いているのに、緯糸は白くないんだよね。炭黒とか濃グレー。 オーガニックコッ

「本来のファッションの楽しみ方」はゲーム内にある?

2019年3月28日 トレンド 0

当方はテレビゲームをあまりしない。 もちろん学生時代にはやっていたが、もともと反射神経があまり良くないので、シューティングゲームや対戦型格闘ゲームなどは苦手だった。 だから反射神経があまり要らないドラゴンクエストやファイナルファンタジーなどのロールプレイングゲームばかりやっていた。 もともとテレビゲーム自体それほど好きではないので、大学生くらいになるとドラゴ

洋服が売れない理由は、みんながすでに服をたくさん持っているからでは?

2019年3月27日 お買い得品 0

先日、久しぶりにライトオンに立ち寄ったら990円コーナーがあった。 いつぞや見たような色柄のTシャツ類が並べられていた。 その中から、綿100%薄手裏毛のピンク色のプルオーバーパーカを掘り出した。 「レインスプーナー」というブランドのライセンス生産品である。1枚しか残っていなかった。来月49歳になるオッサンがピンク色のパーカを着用して大丈夫だろうかと、随分と

異業種がブランドを買収する背景

2019年3月26日 企業研究 0

アパレル業界は参入障壁が低いことで有名である。 どの業務をやるにしても国家免許が要らない。 供給過剰といわれている美容師だって歯科医だって国家資格が必要だが、アパレル業を始めるには何一つ必要ない。必要なのはカネだけである。 だからこそ、斜陽産業と呼ばれているにもかかわらず、新規参入があとを絶たない。 逆に斜陽産業だから、これまであったそれなりに有名なブランド

ネット通販の普及で「ストロー効果」が起きる?

2019年3月25日 ネット通販 0

EC、いわゆるネット通販をめぐる議論を見ていると、多くのアパレルが既存店売上高にネット通販の売上高分がプラスオンされると考えているように感じる。 しかし、それは一部の強いブランドだけであり、通常のそこら辺の平凡なブランドは、既存店売上高が幾分削れて、その分ネット通販売上高が伸びるだけに終わる。 ウェブ関連会社は、ECと実店舗はカニバリズムを起こさないとして、

伊勢丹メンズ館に商品を並べても必ず売れるとは限らない

2019年3月22日 企業研究 0

アパレル業界では「〇〇に出せば絶対に売れる」と考えている人が数多くいる。 〇〇の中には伊勢丹新宿本店とかZOZOTOWNとかそういうメジャーな売り場が入る。中には〇〇に販路を当てはめる人もいる。 例えば、ネット通販なんかが典型である。   不思議なことに、ネット通販を始めれば自動的に売上高が確実に増えると思っている人が業界には少なくない。 &nbs

ユニクロの値下げ品を8000円分買って満足した話

2019年3月20日 お買い得品 0

1月に100歳だった母方の祖母が亡くなって、3月上旬に49日法要があった。 薄情なようだが、100歳で亡くなると、そんなに悲しくはない。年齢的に亡くなっても当然だと思っているからである。 その法要でお返しをもらったら、百貨店商品券が2万5000円分もあった。   せっかくなので使ってしまおうと思ったが、当方は百貨店で買いたいモノがない。デパ地下の食

高額アパレル品は「趣味の商品」だと思った話

2019年3月19日 考察 0

先日、某コンサルタント氏と話をしたが、その中で、「高額アパレル製品は趣味の品」という言葉が出てきた。 これはその通りではないかと思う。 ベーシックでそこそこの品質のアパレル製品だったら、ユニクロ、無印良品である程度そろう。スーツ類だと青山とAOKIだろう。 にもかかわらず、世の中には何万円のスーツとか、3万円のカジュアルブルゾンとかが存在しており、それをセレ

帝人の「ソロテックス」は新素材などではない

2019年3月18日 素材 0

繊維・衣料品業界は「業界」と一括りにされることが多いが、川上・川中・川下と分かれており、さらにその上中下の中も水平分業となっているため、全体像が把握できない。 すべてを完全に網羅している人などこの世にはいないのではないかと思う。当方なんてまったく把握できていない。   例えば、衣料品の店頭や販売に詳しい人は、原料や製造工程についてはあまり詳しくない

EC化率を高めてもアパレルの過剰在庫問題は解決しない 

2019年3月15日 ネット通販 0

アパレル業界をめぐる議論は常に不可思議な論説が多いのだが、目下のところ、もっとも不可思議な議論は 「EC化率(俗にいうネット通販比率)を高めれば、業界が苦しんでいる過剰在庫問題が解決する」 というものである。   アパレル業界人、IT業界人、一部メディアはどうしてこんな不可思議な論調に納得できるのか、まったく理解できない。   現在、アパ

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