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南充浩 オフィシャルブログ

2019年1月 の記事一覧 : 18件

夏と冬のバーゲンの意味が年々薄れてきている

2019年1月31日 ネット通販 0

1月も今日で終わりなのだが、毎年、年始のバーゲンには必ず買い物に出かけていた。 買う物がユニクロ、ライトオン、アダストリア、ジーンズメイトの値下げ品のみであってもだ。(笑) 少し前はマンネリを打破しようとチャオパニックティピーで買ってみたり、ベネトンで買ってみたりしたが、ベネトンもすっかり店舗が少なくなって今では店舗を探す方が手間だし、チャオパニックティピー

80年代・90年代のデザイナーズブランド商品に感じた新鮮さ

2019年1月30日 展示会レポート 1

昨年11月下旬だから少し前のことになるが、80年代~90年代の欧州デザイナーズブランドのアーカイブ(過去商品)を集めてレンタルするというサービス「イデア・ハブ・プロジェクト」のお披露目展示会に同行した。 その様子はファッションスナップドットコムに掲載されたので、お読みになった方も多いのではないかと思う。 「80〜90年代ヴィンテージアイテムのレンタルサービス

繊維業界は各工程で不良在庫が発生しやすい構造になっている

2019年1月29日 考察 0

アパレル製品の売れ残りが問題になっているが、国内の個々のアパレルは、品番によっては謎の作り込みはあるものの、総数としては生産数量を絞る傾向が強い。 それにもかかわらず、どうして売れ残りが多数出るのかというと、店頭やネットでの販売不振があるだろう。 作っている物自体がイマイチなのか、売り方・見せ方がイマイチなのか、もしくはその両方なのか。 個々のアパレルが改善

洋服のOEM業者は製造加工業者にとっても不可欠な存在に

2019年1月28日 製造加工業 0

最近、アパレル業界ではOEM・ODM業者の存在が悪かのように言われる場合があるが、個人的には悪だとは思っていない。悪だとするなら絶対的な悪ではなく必要悪といったところだろうか。 もちろん、悪徳業者もいるしそうでない業者もいる。そんなものはどのジャンルでも同じだ。 OEMは相手のブランド名での生産を請け負うこと、ODMは相手のブランドのデザインから生産までを請

ハイテクスニーカーとビンテージジーンズをめぐる世代間ギャップ

2019年1月25日 ジーンズ 0

2~3年前からハイテクスニーカーの人気が復活している。 ナイキのエアマックスナンタラとか、リーボックのポンプフューリーとか、そういうハイテク機能を搭載していてメカニカルな外見を持ったスニーカーである。 最近のダッドスニーカーブームもその延長線上にあるのではないかと見ている。 今年49歳になるオッサンからすると、24年前のエアマックス95ブームを思い出す。95

「愛好家」じゃない消費者の方が圧倒的に多い

2019年1月24日 考察 0

アパレル関係の人はなんだかんだで洋服が好きだから、やっぱり「そういう人」に向けた施策を考える。 まあ、別にこれはアパレル業界に限らず、どの業界でも同じではないかと思う。就職した時点ではその業界に興味はなくても何年間も働くうちに知識もつくし興味も出てくる。 純然たる消費者目線の「好き」かどうかは別として、それなりに好きにはなっていると思う。 大学を卒業するまで

繊維の製造加工場に問い合わせがないのはウェブサイトがないから

2019年1月23日 産地 0

先日、100歳だった母方の祖母が亡くなった。これで4人いた祖父母は全員亡くなったことになる。 母方の祖父は肺がんで72歳で亡くなったが、そのほかの3人はいずれも長命で、父方の祖父母は二人とも94歳まで生きたし、一人残っていた母方の祖母は100歳まで生きた。 90何歳とか100歳とかで亡くなると、年齢的に亡くなってもまったく不思議ではないので、さほど悲しくはな

大型倒産はあったが91年までは右肩上がりで成長してきたアパレル業界

2019年1月22日 回顧 0

アパレル市場規模がピーク時には15兆何千億円かあったということはよくしられている。今はだいたい9兆円強で毎年推移している。 で、この15兆何千億円かあったピーク時というのは1991年のことである。 先日、ご紹介したこのNOTEをもう一度引用する。   アパレル業で私が知ってる事 余談。ZOZOについての雑感。というか百貨店の凋落時のお話 https

繊維製品のリサイクルは経済的に見合わないためリサイクル率が低い

2019年1月21日 ファッションテック 1

先日、久しぶりにバッタ屋のショーイチに取材に伺った。 ショーイチの山本昌一社長に1年半ぶりくらいにインタビューしたのだが、その中で、「エコやサスティナブルが言われているが、現時点では衣料品についてもっとも有効的な手段はバッタ屋や古着やリサイクルショップである」という話になった。 ショーイチ社長のインタビューは後日、 https://www.style-pic

「当たり前のこと」は意外に知られていない

2019年1月18日 販促 0

今日は軽く。 当たり前のことだと思っていても、それを発信することは無駄ではない。なぜなら、その「当たり前のこと」を知らない人は世の中にたくさん存在するからだ。 先日、フェイスブック友達がこんなブログをアップしておられた。   葬儀にローファーはありか? https://sartoria-fisty.net/blog/2019/01/15/13290

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