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南充浩 オフィシャルブログ

2014年4月 の記事一覧 : 21件

こちらで誘導できる

2014年4月15日 未分類 0

 衣料品をデザインする側、衣料品を仕入れ・販売する側の想像力が予想以上に乏しくて驚くことがある。 これは産地の人たちがよく言うのだが「今のデザイナーや企画マンは生地を見ても、どんな物が作れるか想像できない。昔のデザイナーや企画マンなら、『この生地でパンツを作ったら良さそうですね』とか『スカートにしたら面白いと思いますよ』という反応があった」とのことである。

機能性と見た目の斬新さが必要

2014年4月14日 未分類 0

 先日、海外のデニム生地メーカーと仕事をされている方と久しぶりに雑談をした。 彼が言うには「デニム生地は見た目、機能性に斬新なものを開発する必要がある」とのことで、これには非常にハゲシク賛同できた。 物にはなんでも需要がある。 ン十年前の古き良きデニム生地を再現したものというのも当然需要がある。 けれども、国内の各デニム生地メーカーは競ってその手の生地を開発

作ったら終わりではない

2014年4月11日 未分類 0

 繊維製造加工業者が自社オリジナルの商品を開発することが増えている。 製造加工業は基本的に下請けという位置づけで、その下請け仕事が減っているのだから、自ら消費材を開発して販売していくほかない。 卸売りからスタートして、最終的には直販することが理想形だろう。 だから基本的に製造加工業者が前に乗り出すという取り組みには賛成である。 これを組合単位で取り組んでいる

低価格で集めたお客に高額品を売ることは難しい

2014年4月10日 未分類 0

 昨日まで某百貨店で「大阪の逸品」的な催事が開催されていた。 食品、服飾雑貨品などの混成催事である。 知り合いの数社が出展していたので結果を尋ねたところ、散々だったという。 筆者も何度か売り場に足を運んだのだが、惨敗の要因の一つとして、通路を挟んだ対面に某大手レディースアパレルの投げ売りセールが同時開催されていたことにあるように感じた。 そのセールでは、カッ

懐かしくも忌まわしいバブル期ファッション

2014年4月9日 未分類 0

 正確にいうなら一昨年の秋冬ごろからバブル期ファッションのリバイバルが顕著である。 43歳のオッサンとしては、20年強前の黒歴史を見せつけられるようで、何とも気恥ずかしい思いがある。 ハイウエストのスカート&パンツ、真っ赤な口紅、MA-1のフライトジャケット、ビッグシルエットのトップスなどなど。 「ワシら高校生か大学生の頃、こんなニイチャン、ネエチャンがいっ

本末転倒なお話

2014年4月8日 未分類 0

 以前、某チェーン店の退職者からこんな話を聞いた。 「正規店よりアウトレットの方が売上高も大きいし、利益率も良いから、正規店を廃止してアウトレット店のみを展開していきたい」とそこの社長が宣言したそうである。 それは何とも本末転倒な話だと驚愕した次第なのだが、実際にこのチェーン店は正規店をその後廃止してしまった。 現在ではインターネット通販すら廃止されているよ

知名度が低いのに割高な商品は売れない

2014年4月7日 未分類 0

 現在、生地製造業、加工業者、縫製業者が下請けから脱するために、自社オリジナル製品を開発する動きが増えている。 下請け製造業としての立場から脱するためには、自社オリジナル製品を開発し、それを消費者へ直接販売することが効果的である。 けれども、多くの自社オリジナル製品開発の動きが上手く行っていないのもまた事実である。 こんな事例を目にしたので製造加工業者は自社

誰得?な企画を始めてみたよ

2014年4月4日 お買い得品 0

 筆者がときどき、引用するファッションブログを書いている山田耕史さんが、自身でメンズファッションサイトを立ち上げられた。 http://start-fashion.com/ である。 メンズファッションの初心者に向けた情報サイト。 今っぽくオシャレに言えば メンズファッションキュレーションサイト、 とのことである。 筆者もサイトを覗いてみたが、面白いと感じた

景表法違反の疑い

2014年4月3日 未分類 0

 3月末の紳士服専門店は、高校を卒業したばかりの新大学生と、これから就職活動を始めようとする大学生で賑わっていた。 紳士服専門店チェーンは、都心にツープライス店、ロードサイドには従来型店と出店形態を使い分けているのが常道である。青山はザ・スーツカンパニー、はるやまはパーフェクトスーツファクトリー、アオキはオリヒカ、である。 正確にいうなら、オリヒカは比較的低

「仕組み作り」にこだわり過ぎても危険では?

2014年4月2日 未分類 0

 「モノ作り」より「仕組み作りだ」と言われることが多い。 しかし、この「仕組み作り」なるものがなかなか思いつくものではない。 実際に「仕組み作り」を成功させた企業なりブランドなりというのは数えるほどしかない。 少し前に流行ったソーシャルゲームによる課金システムだが、根強いファンはいるもののすでに下火である。 グリーもDeNAも株価はピーク時よりずいぶんと下落

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