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南充浩 オフィシャルブログ

産地

製造加工業者は「物作り」と同じ熱量を「販促」にも費やせ

2017年4月27日 産地 0

 下請け受注の減少から、自社オリジナル製品の開発を始めた製造加工業者は少なくない。 今では産地企業のブランドも珍しくない。 しかし、その多くはなかなかうまく離陸しない。 その理由は大雑把にいって2つある。 1、商品自体のデザインが良くない 2、商品は良いが売り方・見せ方・伝え方・パッケージが良くない この2つある。 1が起きる背景には、デザインという「形のな

陳腐化した「日本製」というキーワード

2017年4月6日 企業研究 0

 販促ワードとしての「日本製」は陳腐化したと感じる。 ワールドはTHE SHOP TKで「新潟ニット」「長崎シャツ」などを打ち出している。 価格は5500円くらいとなっている。 新潟は五泉というニットの産地があるが、新潟全体がニットの産地ではないから、ニットに詳しい人からすると何とも微妙なネーミングといえる。 高野口のフェイクファーを和歌山フェイクファーと呼

業界では「当たり前」のことでも世間では知られていない

2017年3月31日 考察 0

 卸売り型の衣料品メーカーは、小売店を招いて展示会を開催する。 小売り店はここで仕入れる商品を発注する。 展示会開催サイクルとしては、従来だと半年前であり、2017年秋冬商品なら、まさに今が開催時期である。 2月から4月末ごろまでが秋冬向け展示会の開催時期で、数多くのブランドがこの時期に開催する。 だから9月から11月ごろは来春夏向け商品の展示会が開催され、

「〇〇%オフ」価格という表記では、安さが伝わらない可能性がある

2017年3月30日 販促 0

 よくFランク大学の学生が、分数や小数の計算ができないといわれる。 百分率も理解できていないともいわれる。 ファッション専門学校で何年間か定期的に講義しているが、計数管理では百分率の計算は必須だが、毎年、それを根本から理解していない生徒が何人かいる。 「粗利率は何%ですか?」とか「前年対比何%の増減がありますか?」というのは、ファッション業界の業務では日常的

意味不明の商品説明文を書き連ねてるブランドが多すぎる

2017年1月11日 ネット通販 1

 なんだかんだで、オンライン通販で服や服飾雑貨を買うことが増えた。 もっぱら買うのはユニクロか、一度試着したことのあるアイテムに限られているのだが。 そうすると当たり前だが、定期的にメルマガが来ることになる。 筆者のもとに定期的に届くのは、ユニクロ、ジーユー、アダストリア、Amazonくらいである。 Amazonはいろんなブランドの案内が併記されている。 一

執拗に告知を繰り返しても消費者にはやっと覚えてもらえる程度

2016年12月26日 企業研究 0

 経営不振の引責で、三陽商会の社長交代が先日発表となった。 ここに至るまで様々なメディアに三陽商会苦戦の原因を報道したが、やたらと厳しすぎるなあと感じられる記事もあったし、マッキントッシュロンドンの不振のみにクローズアップされた記事が多かったと感じている。 オチマーケティングオフィスの生地雅之さんがまとめられている不振の原因が最も的確ではないかと思うので、こ

小手先のトレンド論で売上高を大きく左右できた時代はすでに終わっている

2016年12月9日 トレンド 0

 筆者が40代後半の感性の衰えたオッサンだからかもしれないが、ここ10年間くらいで、洋服において「これぞ画期的だ」というような新機軸のデザインやディテールは見たことがない。 コーディネイトや着こなしなんかではある。 例えば、インナーダウン。 これまでダウンジャケットといえば、アウターとして着る物だったが、薄手にしてジャケットの下に着るという発想である。 登山

ウェブサイトを持たない製造加工業者は存在しないのも同然

2016年12月6日 産地 0

 久しぶりに、染色・洗い加工の福井プレスにお邪魔した。 その際の記事を掲載した。 https://independ.tokyo/column/%e7%a6%8f%e4%ba%95%e3%83%97%e3%83%ac%e3%82%b9/ 以前にお邪魔してから仕事内容については大きな変化がなかったので、今回は、掲載した記事とは別に感じたことを少し。 まず、記事中

啓蒙活動をしないなら、体感気温に合わせた商品展開を考えてみたら?

2016年12月5日 考察 0

 11月下旬の寒波でコートが動いたと報じられている。 この動きは価格帯は関係なく、低価格店でも百貨店でも同様だったようだ。 しかし、11月の寒波もほんの数日で終わり、下旬から12月5日まではかなり暖かい日が続いている。 11月は全般的に平均気温が高かったのではないかと思うし、このままの気温推移なら12月も暖かいのではないかと思う。 業界ではいまだに「低価格品

「モノ」イベントのブラックフライデーは、「コト」イベントのハロウィンのようには定着しない

2016年12月1日 考察 0

 何とか消費を煽ろうと小売業界は新しい販促イベントの導入に躍起である。 必死過ぎて見苦しいとも感じてしまうのだが、11月末にアメリカの「ブラックフライデー」が今年初めて大々的に導入された。 このブラックは黒字を意味するそうだが、あんな投げ売り価格で販売して黒字になるのだろうかと少々疑問を感じる。 それはともかく、このブラックフライデーが日本に根付くのは少々難

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