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南充浩 オフィシャルブログ

企業研究

日本の繊維関連工場の技術は高いのか低いのか?総悲観論も楽観論もナンセンス

2018年3月5日 企業研究 0

現在の、日本の製造加工場の技術が高いのか低いのかという議論があるが、一概に高いとも低いとも言えないのが実情だと考えている。 とくに繊維関連では、その傾向が強い。 繊維分野においては、技術の高い低いとは何かという部分の見極めが難しい側面がある。 上質とされる生地、糸は「風合い」が良く、希少性の高さを評価されることが多いと感じるが、その一方で耐久性はまるでないこ

H&MとCOSの比較なんて店舗数も価格帯も違うから意味がない

2018年3月1日 メディア 0

比較対象の基準がおかしなアパレル業界記事は日本のメディア内では日常茶飯事である。 アパレルブランドの自社EC売上高比率の記事では、なぜかユニクロは外されている。 これはまた別に書いてみるが、アパレルブランドでもっともEC売上高が大きいのがユニクロである。 今期は500億円前後まで成長すると考えられ、単に「EC比率が低い」というだけの理由でユニクロを軽視するの

ストライプデパートメントの事業計画が控えめであることは正しい

2018年2月23日 ネット通販 0

ストライプインターナショナルとソフトバンクが提携し、合弁会社ストライプデパートメントを設立し、ECモールを開設した。 これに対して様々な意見があるが、個人的にはピンと来ない。 いつも眉唾で見ている経済系インフルエンサーやスタートアップ界隈も賛否両論に分かれている。 期待している人たちには申し訳ないが、彼らの目論見ほどは広がらないのではないかと見ている。 「日

アパレルブランドの広告が失敗する理由

2018年2月19日 メディア 0

アパレルブランドにとって広告は必要不可欠なもので、ブランド側はもう何十年も出稿し続けているわけだから、本来はすごく広告に詳しいはずである。 しかし、業界紙、編集プロダクションで勤務した経験上でいうと、そういうブランドはほんの一握りしかない。 多くのブランドは、惰性とお付き合いと「何となく」で出稿している。 そしてそれらは広告代理店にお任せである。 例外的な少

ジーンズメイトの赤字継続は当然

2018年2月15日 企業研究 0

ジーンズメイトが18年3月期決算の下方修正を発表した。 案の定だ。 これまで、売上高115億5000万円、営業利益3億円、経常利益3億300万円、当期利益4億円と発表してきたが、これを 売上高95億9000万円、営業損失5億5000万円、経常損失5億4000万円、当期損失7億3000万円とした。 見事な赤字継続である。 個人的にいえば、当初の見通しが甘すぎた

プライベートブランド「ゾゾ」のすごさは商品ではなく、そのプロモーション手法にある

2018年2月6日 ネット通販 0

プライベートブランド「ゾゾ」が発表され、各報道を見ると、矛盾した言説・受け答えが溢れており、読めば読むほど整合性がなくなる。 長らく交流している方から、ゾゾ商品のサイトが完成していると教えていただき、直接自分の目で確認することにした。 http://zozo.jp/pb/ 基本的に、ゾゾという商品はフルオーダーではなく、パターンオーダーだということがわかる。

怪しさと矛盾点が際立つプライベートブランド「ゾゾ」の発表

2018年2月1日 ネット通販 0

ようやく、延び延びになっていたZOZOTOWNのプライベートブランド「ZOZO」の一端が発表になった。 どんな商品なのかなと一応興味を持って外野から眺めていたが、第1弾はTシャツ(1200円)とジーンズ(3800円)だと判明し、正直期待外れだと感じた。 価格面でいうと、ユニクロに合わせてきたという感じだが、体型測定スーツ「ZOZOSUIT」で得られることにな

メディアの「何でもユニクロ病」「何でもゾゾ病」はミスリードを引き起こすだけ

2018年1月30日 メディア 0

仕事らしい仕事にもなっていないのに、一応、衣料品関連の記事は目につく限り読むようにしている。 繊維・アパレル業界はそれはそれなりに混迷し続けているが、記事を読んでいるとメディア側も相当に混迷している。 というか、メディア側は少なくとも20年前から混迷していて、ステレオタイプの紋切り型の報道が多い。 今のメディア側のトレンドでいうと、「なんでもユニクロ」「なん

グローバルブランドが各国で等しく支持されるわけではない

2018年1月25日 ネット通販 0

ZARAやH&M、GAPなどのグローバルSPAブランドのことになると「その良さがわからない。世界基準なのにそれがわからない」というような反応を見ることがある。 はっきり言って当方にもわからない。(笑) 正確にいうなら、わからない商品が何割か常に含まれている。 当方は別にグローバル志向でもないし、グローバルでありたいとも思っていない。 実際のところ、グ

日本の消費者は取捨選択する。取捨選択できないのはメディア業界人とファッション業界人だ

2018年1月22日 企業研究 0

衣料品ビジネスにおける考え方はある程度賛同することが多い株式会社せーのの石川涼氏だが、政治や経済における思想は左寄りだと感じられるのでまったく評価しない。 先日、「#FR2」ブランドについてのインタビュー記事もなるほどと思わされるところも多かったが、結末の 「日本人はほとんど自分で取捨選択ができていない。誰かが評価していたり、世界で評価されて初めて&#822

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