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南充浩 オフィシャルブログ

ネット通販

ネット通販だけで服と靴を買うことの難しさ

2025年1月15日 ネット通販 1

ネット通販で物を買うことに手慣れてきた。 台所用品や日常使いの雑貨、本、ガンプラなどは全く気にせずに大きさや仕様、値段だけで買う。だが、洋服と靴は難しい。どちらも身に着ける物なのでサイズ、素材感などが気になるし、それを間違えると全く役立たずのガラクタになってしまう。 もちろん、交換可能な物も多いが、手間と送料が余計にかかってしまってめんどくさい。 &nbsp

製造寄りの人から「ネット通販は安い服しか売れない」と言われる理由

2024年12月12日 ネット通販 0

繊維・アパレル業界は「業界」とはくくられているものの、それぞれの工程が大きく異なるため、各工程が見ている景色がまるで異なる。 個人的に気になるのが、素材関係やメーカー寄りのアパレル関係者では「ネット通販で売れるのは激安も含めて割安感のある服が多い」という点である。もっと直截に「安い服しか売れない」という人もおられる。 どれくらいの価格をもって「高い」「安い」

ネット通販の普及で低下するオフプライスストアの存在価値

2024年10月29日 ネット通販 0

衣料品販売店で何年間か販売員をやった経験で言うと、実店舗で顧客情報を集めることはかなりやりにくい。30年くらい前の初期のPOSレジを使った経験で言うと、レジを打つ際に自分で男女か子供という属性と、見た目の年代層をボタンで押すようになっていた。例えば男性なら1を、10代なら4を押すという具合である。 ただし、このやり方だと男女と子供は正確だが、年代層は極めて不

容姿端麗なモデルさんの着用画像だけでは服は買いにくいという話

2024年10月23日 ネット通販 2

そういえば、昔、当方が20代のころから30代前半ばごろにかけて、メンズ衣料品ではキムタクブームというのがあった。 キムタクがテレビドラマで着用した衣装はほとんどの確率でバカ売れして完売するのである。 もちろん衣装にもよるが、中にはとんでもない色の物があって、あんな物まで完売するのかと驚かされたことは珍しくない。 記憶に残っているところでは、ビューティフルライ

衣料品のEC売上高とEC化率が鈍化し続けるのは当たり前という話

2024年9月20日 ネット通販 0

以前から何度もこのブログでは書いてきたことの繰り返しになるが、ネット通販も実店舗と同様に売上高総額が大きく伸びるようなことはなくなるだろう。好調店と不調店の格差が激しくなり、一部の好調店、それに次ぐ堅調店、それ以外の不調な有象無象という形が近年明確化してきたように見える。 アパレル関連の上場企業は決算発表を行っているが、それら上場企業でもEC売上高は前年割れ

洋服のネット通販で改善してほしい二つの点

2024年9月19日 ネット通販 0

基本的に当方は新しい物に飛びつく気がなく、周囲の人たちが使用してその感想を聞いてから使うことがほとんどである。 理由はそんなに新しいことに興味が無いからである。また、真っ先に飛びつく意味を感じていないからである。何でもそうだが初回ロットというのは不具合が生じている可能性が高い。そんな初回ロットに飛びつく意味をまるで感じない。それを踏まえて修正された第二版、第

ネット通販におけるメルマガ告知の重要性

2024年6月24日 ネット通販 0

衣料品に限らず、様々な分野でネット通販は過渡期というか、停滞期に入ってきたと感じる。 アパレルで言うと2020年のコロナ特需をきっかけにネット通販が大幅に伸びた企業が多かったが、2023年、2024年は前年並み、前年割れしているブランドや企業も珍しくない。 中には「実店舗での売れ行きが回復したので、梱包・発送作業に手間と人出がかかる上に運送の2024年問題も

ポイントが貯まりにくいのでAmazonをほとんど使わなくなったという話

2024年6月18日 ネット通販 1

今回はざっくりとネット通販の感想でもまとめてみたい。 当方は最近Amazonをほとんど使わなくなった。2019年末ごろまでは結構使っていたが、理由はガンプラを買うためである。 当時のAmazonの何がメリットだったかというとガンプラが家電量販店よりも安かったからである。30%オフは当たり前、40~50%オフも珍しくなかった。 5000円のマスターグレードZガ

ワークマンのネット通販に存在感が全く無い理由

2024年6月12日 ネット通販 0

最近ようやく、メディアやコンサルタントが「EC化率〇〇%だから優秀」みたいなクソ指標を使わなくなってきて安堵している。 以前にも書いたように、EC化率が高ければ一概に優秀とはいえないし、EC化率が低いと一概に劣悪とも言えない。要はその会社が実店舗とECを合計して儲けていればそれで良いのである。 ただ、2020年春から続いたコロナ禍のような外出を控える感染症が

踊り場にさしかかった衣料品類のネット通販市場

2024年4月19日 ネット通販 0

業界の大手や有名企業の決算が発表されているが、最近の傾向としては「ネット通販が伸び悩んでいる」場合が増えていると感じる。 個人の体験で言うなら、ネット通販は毎月使っているが、衣料品よりは生活雑貨、家電、生活用品、薬剤・洗剤などを買うことの方が多い。 もちろん、当方は衣料品に対する興味を全盛期の2割くらいまで低減させているから、国民全体に反映できるわけではない

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