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南充浩 オフィシャルブログ

2014年12月 の記事一覧 : 20件

インナーダウンを探してユニクロめぐり

2014年12月27日 未分類 0

 昨日が仕事納めの企業も多かったので、このブログは今日で年内最後の更新としたい。 年明けは1月5日から再開の予定である。 さて、先日、清水の舞台から飛び降りるつもりで3990円に期間限定値下げしていたユニクロのインナーダウンジャケットを2枚購入してみた。 今回、購入するにあたって大阪市内の大型店を何店舗か廻ったのだが、予想以上に消化されており、その売れ行きに

ユニクロのインナーダウンを買ってみた

2014年12月26日 安物コーディネイト 0

 今日で仕事納めという会社も多い。 年の瀬ということで今回はちょっとお気楽に書いてみたい。 先日、清水の舞台から飛び降りるつもりでユニクロのインナーダウンジャケットを2枚買ってみた。 25日までの期間限定価格で3990円(税抜)に値下がりしていたからだ。定価でなら買っていない。 ユニクロでの正式名称は「ウルトラライトダウンコンパクトVネックカーディガン」(長

良い物が売れるとは限らない

2014年12月25日 未分類 0

 製造と販売は両輪である。 いくら良い生地を使っても売り方・見せ方が下手くそなら売れない。 また製造の中でも素材とデザイン(パターンも含む)は両輪であり、いくら良い素材を使ってもヘンテコリンなデザインやモサっとしたあか抜けないシルエットならその洋服は売れない。 産地の製造加工業者の中には自らが従事している生地を過剰に重視しすぎる企業がある。 例えば「うちの生

インナーダウンの変遷

2014年12月24日 未分類 0

 今秋冬の最大のヒットアイテムはインナーダウンだろう。 チェスターフィールドコートは前評判は高かったが寒さ対策という実用面で頼りないためか、メディアが期待したほどではなかった。 インナーダウンというのは、アウターの下に着用する薄手のダウンベスト・ダウンジャケットのことであり、今秋冬は立ち襟なしのデザインの商品がユニクロをはじめとする各ブランドから発売されてい

福袋についてのアレコレ

2014年12月22日 未分類 0

 さて、クリスマス間近だが、筆者にはあまり関係ない。 クリスマスが終わると店頭は途端にお正月向けに変わる。 毎年のことながら、この変わり身の早さは見ていてすがすがしさを感じる。 お正月というと、恒例の福袋販売だが、今回は福袋について見てみたい。 元来、福袋は売れ残りの在庫品を詰め合わせて販売していた。 これはそれほど昔の話ではない。10年くらい前まではそうい

「消費者にニーズを教える」ことが必要

2014年12月19日 未分類 0

 肌着には大きくわけて、2つの柱がある。 一つは春夏向けの吸水速乾肌着、もう一つは冬向けの保温肌着である。 12月に入って立て続けに寒波が襲来していることから、保温肌着はまずまずの動きだが、今春夏は概して吸水速乾肌着の動きが悪かった。 ポリエステルなどの合成繊維を組み合わせて、通常の綿肌着よりも吸った汗を早く蒸散させるのが吸水速乾肌着だが、今春夏に苦戦したの

メディアへの露出効果が単発で終わる理由

2014年12月18日 未分類 0

 昨今、国内産地の製造加工業者が大手メディアに取り上げられることが増えた。 テレビ番組やファッション雑誌、経済誌、大手新聞などである。 取り上げられたことは喜ばしいが、その効果は意外に早く沈静化してしまう。 過去に筆者がプレスリリースを作成することでかかわった産地企業が何社か存在するが、たまに大手メディアに取り上げられた。それによって、次々とほかのメディアで

41億点の中から選ばれるためには

2014年12月17日 未分類 0

 たまにはデータ紹介をしてみようと思う。 同じ記事だが、オリジナル版と転載版では少し掲載部分が異なる。 まず、繊研プラス 日本の衣料消費市場の規模は? http://www.senken.co.jp/news/data-fb/ 本当の記事タイトルは「データで見るファッションビジネス」なのだが、紙媒体はやっぱり見出しの付け方が迂遠だと感じる。ウェブに掲載する場

他社と自社の区別ができない

2014年12月16日 未分類 0

 なんだかんだで産地企業の人と話す機会に恵まれているのだが、3回に1回は驚かされることがある。 例えば製品ビジネスに関して話したときのこと。 某産地企業が有名なA(仮名)ブランドの商品をODMしている。 ODMとはデザインから生産までを請け負うことで、生産のみを請け負うOEMよりもさらに丸投げ度合が進んだ状態といえる。 で、そのノウハウを生かして自社オリジナ

「服が売れない」のは当然

2014年12月15日 未分類 0

 一昨日の土曜日に、何を思ったのかメンズノンノの編集者であるH條氏が「久しぶりに一緒に呑みたいから」という理由だけでわざわざ大阪くんだりまで出向いてこられた。感謝である。 で、今月号のメンズノンノもいただいてしまった。 一応、これでも毎月何冊かはファッション雑誌に目を通すようにしているのだが、ファッション雑誌の活用法というのは一般的にはどのようなものなのだろ

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