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南充浩 オフィシャルブログ

2013年3月 の記事一覧 : 19件

ストール作りはあくまでも第一歩に過ぎない

2013年3月29日 未分類 0

 生地工場が最終製品を作る場合、もっとも作りやすいのがストールである。 複雑なパターン(型紙)も必要ないし、最低限の縫製で済む。 生地をまっすぐに切って、ほつれないように周りを縫えばお終いである。 まれに斜めにカットしたりと工夫を凝らしているブランドはあるが、それは少数派である。 その作りやすさも手伝ってか、ストールブランドはどんどん増える一方である。 とく

新手法を確立できるか?

2013年3月28日 未分類 0

 先日、オープンした「天王寺MIOプラザ館」にアーバンリサーチの新業態「センスオブプレイス」の第1号店がオープンした。 世界進出を狙ったファストファッションブランドということで、オープン前から業界的には注目を集めていた。 (センスオブプレイスの店頭ディスプレイ) 天王寺MIOプラザ館という商業施設は大阪市内でもあまり注目されておらず、まあ、今回のリニューアル

スペックだけのPOPはまったく意味がない

2013年3月27日 未分類 0

 久しぶりに店頭での販売に従事した。 1週間という短い期間だったが、ちょっとしたことを再発見した。 できるだけ具体的に説明した方がお客の購入率が高まる。 「何を今更。当たり前のことを」とおっしゃるかもしれないが、筆者も含めてこれが意外にできていなかった店や販売員が多かったのではないかと感じた。 絹100%の2メートルの組紐を販売していたのだが、組紐は巻かれて

3月度の売り上げはまずまずか?

2013年3月26日 未分類 0

 恒例のライトオンとジーンズメイトの3月度売上速報が発表された。 どちらも既存店ベースで前年微減と前年微増だったのでまずまず堅調だったといえるだろう。 何度も書くが2月21日~3月20日までの売上速報である。 ライトオンは、  既存店売上高が前年比1・2%減 既存店客数が同0・6%減 既存店客単価が同0・8%減 ジーンズメイトは 既存店売上高が前年比1・0%

わけもなく安い商品は胡散臭い

2013年3月25日 未分類 0

 多くの卸売り型アパレルやSPAブランドと話すと「とりあえず安くしないと売れない」、逆に「とりあえず安くしたからこれで売れるだろう」という意見を耳にすることが多い。 しかし、理由もなしに「とりあえず」安くした商品はあまり売れ行きが良くない。 それはユニクロやジーユーに追随して価格競争を挑んだブランドがことごとく失敗していることを見れば一目瞭然だろう。 もちろ

ロゴマークを付けたからブランドになるわけではない

2013年3月22日 未分類 0

 先日、自分で手編みのニット帽を製作し始めた若い方とお会いする機会があった。 染色や製作のことは、一応、専門学校で教えられていたようだが、販売・営業・プロモーションのことに関してはまったく教えられていないようだった。 こういうところに現在の専門学校教育のアンバランスさを感じる。 それはさておき。 手編みのニット帽を1個1500円で一つ、二つといった感じで販売

意味が分からなかった保温性ステテコ

2013年3月21日 未分類 0

 以前から書こうと思っていて書きそびれていたことがある。 ステテコについてなのだが、いろいろ調べてみてもステテコは高温多湿の日本の夏に適合した肌着だとある。 要するに夏向けの肌着とされている。 肌にまとわりつかず吸水性に優れた綿のクレープ生地を使用しているのだから夏向けであろう。 衣類というのは時代が下るにつれて本来的ではない用途を与えられることがある。 肌

品ぞろえが同じなら駅近が繁盛するのは当然

2013年3月19日 未分類 0

 今春も大阪市内では商業施設の新規オープン、改装リニューアルオープンが続いている。 先日、3月15日に小規模だがJR天王寺駅のMIOプラザ館の2階、3階がリニューアルオープンした。 2階にはアーバンリサーチの「センスオブプレイス」、アバハウスインターナショナルの「マイセルフ」という新業態が2店舗入店するものの、3階のブランドラインナップは極めて平凡である。

綿信仰と洗い加工の発達

2013年3月18日 未分類 0

 日本のデニム生地は高感度という評価がある。 しかし、海外で日本のデニム生地の評価が高まったのは90年代からのことで、非常にここ最近の話である。 先日来よりジーンズの歴史を改めて調べていると、デニム生地の国産化に成功したのは1970年代である。 63年ごろに国産ジーンズ第1号の「キャントン」が開発されているが、デニム生地はアメリカからの輸入だった。 若い人た

違和感があるなら上場廃止にしたら?

2013年3月15日 未分類 0

 苦戦が続くJR大阪三越伊勢丹だが、ようやく再建案がまとまったようだ。 JR大阪三越伊勢丹/2015年春に改装、専門店街を導入 http://ryutsuu.biz/store/f031401.html 西日本旅客鉄道は3月13日、2015年春を目途にJR大阪三越伊勢丹を大規模改装すると発表した。 今回、共同で店舗を運営する三越伊勢丹側と大規模改装についての

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