3月度の売り上げはまずまずか?
2013年3月26日 未分類 0
恒例のライトオンとジーンズメイトの3月度売上速報が発表された。
どちらも既存店ベースで前年微減と前年微増だったのでまずまず堅調だったといえるだろう。
何度も書くが2月21日~3月20日までの売上速報である。
ライトオンは、
既存店売上高が前年比1・2%減
既存店客数が同0・6%減
既存店客単価が同0・8%減
ジーンズメイトは
既存店売上高が前年比1・0%増
既存店客数が同1・0%減
既存店客単価が同2・1%増
だった。
2月下旬まで低気温が続いたが、3月に入って気温は急上昇した。
そのため、春物が良く動いたと見るべきだろう。
ただ、前年が閏年で今年度より営業日が一日多かったことはあまり言い訳にはならない。
ちなみにライトオンの昨年3月度は
既存店売上高が前年比30・8%増
既存店客数が同24・8%増
既存店客単価が同4・8%増
だった。
これに比べて今年度は微減なのだから、金額ベースで考えるなら伸びはしなかったがまずまずだったと見るべきだろうか。
やはり、春の立ち上がりのジーンズカジュアルは根強い人気がある。
ジーンズカジュアルアイテムが年間もっとも売れるのが3月、4月であり、あとは9月、10月である。
真夏と真冬は、とくにジーンズの動きが鈍い。
このサイクルを考えるなら、3月度、4月度はもっと売上高を稼いでおかなくてはならないだろう。
ライトオンで考えると3月度はほぼ前年並みを維持したから、4月度は前年増を目指すべきだろう。
ジーンズメイトはこれまで苦しんでいたが、既存店ベースでは完全に底打ちをしたと見ても差し支えないだろう。
プライベートブランドも拡大路線に踏み切ったのだから、今後の回復に期待したい。