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南充浩 オフィシャルブログ

品ぞろえが同じなら駅近が繁盛するのは当然

2013年3月19日 未分類 0

 今春も大阪市内では商業施設の新規オープン、改装リニューアルオープンが続いている。

先日、3月15日に小規模だがJR天王寺駅のMIOプラザ館の2階、3階がリニューアルオープンした。
2階にはアーバンリサーチの「センスオブプレイス」、アバハウスインターナショナルの「マイセルフ」という新業態が2店舗入店するものの、3階のブランドラインナップは極めて平凡である。

クレ・ド・ソル、ル・クールブラン、ナチュラルビューティーベーシック、ロディスポット、アパートバイローリーズ、メガネのJINSなどなど。

こうして見ると、ここに限らずどの商業施設もほとんど同じブランドラインナップである。

「個性の時代」とか言われているが、どうも嘘に感じられて仕方がない。
「個性」の時代と反比例するように商業施設はどんどん画一化している。画一化してくれば一番利便性の良い商業施設に人は集まる。
どこに行っても品ぞろえがそれほど変わらないなら、一番便利な店を利用するのは至極当然の結果である。

画一化でもっとも人を集めやすいのがJRだろう。
JRの各駅ビルに商業施設を作れば人は集まりやすい。
以前だと、少し離れたエリアに個性店があったり、少し離れた商業施設のブランドラインナップに特徴があったため、そこまで「わざわざ」行く必要があったが、どの商業施設もブランドラインナップがさほど変わらないのであれば、駅に近い商業施設がもっとも利用価値が高いということになる。

概してJRの各商業施設の売上高が増えるのはそういう意味で当然といえるだろう。
(中には例外もあるが)

関西だと都心はJR系と阪急系の商業施設しか残らないのではないだろうか。

一方、個人経営の有力ブティック、専門店というのは都心ではどんどん姿を消している。
大阪市内の中心部や東京都心にはほとんど残っていないのではないか。

15年来の付き合いのある独立系デザイナーズブランドがあるが、彼らは東京都心の卸売り先がついになくなったそうである。
現在、取り引きがある専門店やブティックはすべて地方都市だという。

そういう意味ではもしかすると小規模ブランドや小規模専門店は地方を拠点に全国発信できるのではないかとも思う。それとてそう容易いことだとは思わないが、可能性は残っているのではないか。

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