欠品を追いかけないZARAの姿勢を国内アパレル業界は見習うべき
2018年10月24日 お買い得品 0
アパレル業界にはZARAファンが多いが、個人的にはZARAの商品は好きではない。実際にほとんど買っていない。5年くらい前に2490円に値下がりしたチェック柄シャツを2枚買ったっきりである。 ZARAの商品が好きではない理由はいくつかある。 1、袖が長すぎる(当方は手が短い、ZARAはヨーロッパ体型向け) 2、ユニクロや無印良品に比べて定価が高い 3、デザイン
ダメージジーンズにも価格破壊の波
2016年4月15日 ジーンズ 0
ジーンズに詳しい方にとっては当たり前のことなので読み飛ばしてもらいたい。 今春は低価格SPAまでが破れたジーンズを発売している。 あれはわざわざ新品の物を加工で破いているわけで、穴が開いたままの状態の物を「クラッシュ加工」「ダメージ加工」、その穴を布を当てたり、ミシンで破れ目を再度縫ったりして塞いだ物を「リペア加工」と呼ぶ。 似ているけれども厳密に言えば両
海外進出が成功に結びつくとは限らない
2015年11月30日 考察 0
先日、こんな記事を拝読した。 タイトルに興味を持った。 アパレルの常識を変えたワールドとZARA、 なぜ明暗が分かれたのか http://diamond.jp/articles/-/81941 である。 随分と興味深い比較論のようだ。 これまでファストファッションとよばれるグローバルSPAブランドとの比較対象となった国内ブランドはユニクロだった。 「ユニク
アメリカ人だってガラパゴスじゃないの?
2012年7月11日 未分類 0
お読みになった方も多いと思うが、 ZARA(ザラ)はなぜアメリカで店舗拡大できないのか? http://dwks.cocolog-nifty.com/fashion_column/2012/07/zara-5fde.html というブログは面白かった。 さすがによく分析されていらっしゃるという感想である。 ZARAは1989年にアメリカに進出し、20年以上
ZARAについて考えてみた
2011年8月2日 未分類 0
先日、島田浩司さんのブログでZARAについて採りあげられていた。 http://ameblo.jp/ibdginza/entry-10943550823.html その中で以下のような一節がある。 「ソニー、東芝、ホンダ…、日本企業は大きな革命を起こしたことは事実です。低価格で品質も良いコストパフォーマンスに優れた製品を多く作り出してきました。しかし、今
H&Mの苦戦は、日本人消費者の良識の高さ
2011年6月30日 未分類 1
先日、反対の立場から見て、海外ファストファッションの良いところを挙げてみた。 しかし、実際にはH&M、フォーエバー21は一時期のブームは別として、日本市場では苦戦している。 これについては、高名な小島健輔さんが、詳細なブログを書いておられるので そちらをご紹介したい。 「H&M遠からず日本撤退か」 http://www.apalog.com/kojima/
ショップの照明でごまかされるな
2011年1月2日 売り場探訪 1
ショップを見て廻って、いざ、服を買う時に気になるのが、店の照明。太陽光に近い白色蛍光灯ならその服の色がわかりやすいが、黄色っぽいダウンライトでは、色がわかりにくい。例えばホワイトベージュとイエローベージュの区別が着きにくいし、黒と紺もわかりくい。パープルのトーンも分かりにくい。非常にダウンライトは不便である。 しかし、店内全体を見渡したときに、白色蛍光灯は