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南充浩 オフィシャルブログ

2019年10月 の記事一覧 : 21件

企業規模が違えば求められる手段も異なる

2019年10月31日 ネット通販 0

今回も個人的な話から進めようと思う。 無気力と四六時中の飲酒に拍車がかかって、ちょっと扱いかねている老父は75歳で、ガラケーのメールすら打てない。新しい物事を一切覚える気がない。本人にやる気がなければどうしようもない。 しかし、世間の70代は意外にデジタル対応が進んできていると感じる。 先日、そんな老父を連れて母方の祖母の法事に出かけたのだが、叔父もその同年

在庫処分業者が引き取った在庫品をセーターにリサイクル

2019年10月30日 トレンド 0

最近、エコやサスティナブルが必須みたいになっているが、実はあまり興味がない。 もちろん、公害対策は不可欠であることに異論はないが、国内でいえば、10何年くらい前から結構環境に配慮した物作りは進んできた。 ジーンズ関連でいうなら、カイハラの工場にも何度か見学に行ったが、廃液は透明になるまでろ過されていたし、レーザー光線加工機やオゾン脱色機なども10年くらい前か

続・ジャストサイズという幻

2019年10月29日 お買い得品 2

先日、ジーユーでバブアーっぽいアウターを買った。 超大型店にしか入荷していないようで、普段見て回る店でいうと心斎橋店にしかなく、あべのキューズモール店と心斎橋OPA店には入荷していなかった。 売り場で見たときから「バブアーっぽいなあ」と思っていたのだが、定価が3990円だったので買わなかった。 何週間か前にそれが2990円に値下がりしたが、それでも買わなかっ

ブランドの「イメージ価値」とは

2019年10月28日 考察 0

「ブランド作り」というのは周知のようになかなか難しい。 特に、「売れる高額ブランド」を作るということは至難の業である。 「ブランド」ということを論理的に考えると、いろんな分析手法があると思うが、以前もご紹介した河合拓さんによるとブランドには3つの価値がある。これは恐らく、どの価格帯にも当てはまる。   1、機能価値 2、サービス価値 3、イメージ価

ネット通販で見かけた偽ブランドたち

2019年10月25日 ネット通販 2

少し前までインターネット通販を利用するのは不安だという人が少なくなかった。 クレジットカード情報が流出したらどうしようか? とか 偽物を掴まされたらどうしようか? とかそういう不安が多かった。 しかし、当方はその頃、インターネット通販を利用したことがなかったので「は?何言ってんだ?不安なら使わなきゃいいだろ」と思いながら聞いていた。 当方がインターネット通販

繊維業界の製造加工業を取り巻くろくでもない環境

2019年10月24日 製造加工業 2

衣料品の縫製工場が厳しい状況に置かれていることはよく知られている。 しかし、製造関係者以外は具体的には知らないだろうと思う。同じ衣料品業界と言っても、セレクトショップ系の人や販売関係の人は、縫製工場のことはあまり考えたこともないだろうと思う。 当方だって、販売員をやっているときは、まったく考えたこともなかったから当然といえば当然なのだが、縫製段階一つ取っても

ネット通販に無策で挑めば間違いなく埋没してしまう

2019年10月23日 お買い得品 0

当方がよく使うネット通販はAmazon、Yahoo!ショッピング、ヨドバシカメラドットコムである。衣料品だとAmazon、Yahoo!ショッピング、ドットエスティ、ユニクロ、ジーユーで後は使わない。 ガンプラも含めた衣料品以外の商品は、だいたいAmazon、Yahoo!ショッピング、ヨドバシカメラドットコムの3つを比較して一番お得なところで買う。 総額200

ユニクロのデザイナーコラボラインで買ってみても良いかなと思った今秋冬商品

2019年10月21日 ユニクロ 0

大きな被害をもたらした台風19号が過ぎた後、ようやく涼しく秋らしい気候となったが、それでも最高気温が24度くらいあると、当方はうっすらと汗ばむ。半袖1枚で十分だし、重ね着するとしてもその上から長袖シャツを羽織るのが限界である。 しかし、先週末の関西は蒸し暑かった。 気温は25~26度だが、湿度が高く梅雨のような蒸し暑さがあった。これでは長袖シャツすら当方には

「ジャストサイズ」という幻

2019年10月18日 トレンド 0

先日、1万円の臨時収入があったので、思い切って「高いスニーカー」を買ってみることにした。 ここ数年、スニーカー類ばかり履いていたが、買っていたスニーカーはアディダスやプーマ、リーボックの値下がり品ばかりだった。だいたいがスニーカーのステップか、スポーツタカハシで2800~3900円に値下がりしたスニーカーを買ってきた。 別段それで何も困ったことはないのだが、

「原価率が高い」ことは「高品質」と必ずしもイコールではない

2019年10月17日 産地 0

最近は「原価率高い自慢」の風潮が少し沈静化したような気がする。 単に「原価率」とだけ言った場合、仕入れ原価なのか製造原価なのかが非常にあやふやでわかりにくい。 まあ、今回は製造原価ということで話を進めようかと思う。   製造原価が高いと製品品質が高いのかというと、一概にそうではない。何らかの目安になるというだけの話である。   このところ

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