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南充浩 オフィシャルブログ

2018年8月 の記事一覧 : 20件

ブランド休止とウェブサービス休止じゃぜんぜん意味が違う

2018年8月31日 メディア 0

最近、D2Cブランドを過剰に報道するメディアが増え、逆にそれはブランドを殺すことになりかねないと思う。 ところでD2Cの「2」ってナンヤネン。なんでTOって書かないのか。 O2OとかB2Cとか元素記号かよ。 O2Oなんか何かの酸素化合物かと思ってしまうわ。 正直言って、メディアが囃し立てるD2Cの定義もイマイチよくわからない。 トウキョウベースも含めた原価率

ファクトタムがトウキョウベースとの資本提携を解消

2018年8月30日 デザイナー 0

デザイナーズブランド「ファクトタム」とトウキョウベースが資本提携を解消した。 繊研新聞が報じている。 「ファクトタム」 トウキョウベースとの資本提携解消 https://senken.co.jp/posts/factotum-tokyobase-180830 デザイナーブランド「ファクトタム」を運営するロスチャイルド(東京、有働幸司代表)はこのほど、セレクト

無名ブランドは価格設定をもっと考えるべき ~高い無名ブランドより安い著名ブランドの方が売れる~

2018年8月29日 企業研究 0

商品の値段を決めるということは販売において極めて重要であることは周知のとおりだ。 それにもかかわらず、衣料品業界では製造原価の積み上げ方式で単純に販売価格を決めるブランドが多い。 いわゆる衣料品ブランドもそうだが、製造加工業が自社オリジナルブランドを立ち上げた場合、その考え方が顕著になる。 だから、なんかモサっとしたデザインなのに、産地ブランドや製造加工業の

「定番品」でも販売する期間を決めるべき ~「定番品」だから販売期間が長くても大丈夫という幻想~

2018年8月28日 企業研究 0

どんな分野にも「定番品」と呼ばれる商品がある。 洋服にも「定番品」は数多く存在する。 例えば、オックスフォード生地のボタンダウンシャツ、裏毛素材の無地トレーナー、ベーシックなジーンズなどなどだ。 洋服ブランドはこの定番品の扱いを誤る場合が多い。 定番品は流行り廃りが少ないから、長期間売り続けることができる。 買う方も一時の流行に左右されることなく一定の頻度で

ポエムを作るより「禁止アイテム」を作った方がわかりやすいブランドになる

2018年8月27日 企業研究 0

8月24日、マサ佐藤氏とのトーク付懇親会(懇親会という名の飲み会がメイン)を無事に開催できた。 正直なところちょっと手落ちなども多かったので反省して次回に生かしたいと思っている。 30人前後にご参加いただき本当にありがとうございました。 で、開催前にマサ佐藤氏と行きつけの280円白木屋でビールを飲みながら打ち合わせしたのだが、そのときに出てきた話が面白かった

店舗数が減っている百貨店業界の全体売上高は決して増加には転じない

2018年8月24日 百貨店 0

いまだに「百貨店復活」とか「百貨店再生」とかを掲げている人がいるが、残念ながら百貨店全体がピーク時まで持ち直すことは考えにくい。もちろん、個々の百貨店や個々の百貨店店舗での復活はありえるだろうが、百貨店業界全体が持ち直すことはあり得ない。 すでに地方百貨店は閉店・撤退・縮小しており、百貨店の店舗数自体が減っており、これからもまだ減り続ける。 そういう状況にあ

単に「ネット通販をやりました」というだけでは物は売れない

2018年8月23日 ネット通販 0

見出しの付け方がイマイチあれだが、このネット通販に関する記事は良かったのではないかと思う。 「ドンキはネット通販を大幅縮小、しまむらは急拡大の吉凶」 https://diamond.jp/articles/-/177839 くどい様だが、見出しはイマイチあれすぎるが、中身はなかなかの分析だと思う。 店頭での洋服販売不振を背景に、衣料品業界には過剰な「EC礼賛

現時点のAI(人工知能)はアパレルの問題をすべて解決できる「魔法の杖」ではない

2018年8月22日 ファッションテック 0

当方もアニメや漫画が好きだが、今のアパレル業界では年配層も含めて相当にアニメ・漫画好きが多い。 先日、対談したブリッツワークスの青野社長もこんなにシャープでいかつい顔をしているくせにガンダム好きである。(笑) ↓ 対談記事をどうぞ。 https://www.bmc-tokyo.com/journal/2514/ で、アニメや漫画には古くから自律型人工知能が登

自分が着ている服のサイズを知らない人は業界人が想像するよりも多く存在する

2018年8月21日 売り場探訪 0

当方もいつの間にか48歳で、もう50歳手前だ。 50歳と48歳に大した違いはないから気分はもう50代である。 気持ちはそれでも若い頃のままだが、撮影された写真を見ると、そこには単なるくたびれた汚いオッサンが映っており、相応に年老いている。 そんな40代~60代が増えているのだと思うが、服装は20年前の同年代と比べると若い。 似合ってるか似合ってないかは別とし

安くて良い商品があればそちらが売れるのは当たり前 服もその一つにすぎない

2018年8月19日 商品比較 0

先日、ある有名なコンサルタント氏と飲みながら雑談をした。 コンサルタント氏は7月から大阪での仕事が増えたそうで、そこからお会いする回数が増えた。 で、まあ、いろいろと雑談をするといっても、趣味も生活レベルも当方とは異なるので、必然的に話題は衣料品業界のことになってしまう。 衣料品業界についての見方は比較的一致する。 で、同じ50代前後という世代だから昔からの

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