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南充浩 オフィシャルブログ

メディア

ゾゾタウンと百貨店の比較はまったく意味がない。百貨店が「小売りの王様」なんて化石の認識

2017年8月18日 メディア 0

 おそらく、ゾゾタウンの株式時価総額が1兆円を越えたことも影響しているのだと思うが、ニュースピックスでも三越伊勢丹の凋落と比較したシリーズ特集が組まれている。 「ゾゾタウンは次世代百貨店」 「ゾゾタウンが百貨店の『王座』奪った日」 などのタイトルの記事がたしか8回に分けて掲載されていた。 もちろんゾゾタウンの好調は特集すべきだが、百貨店との比較はピントがズレ

「安い」ということさえ消費者に伝えられていないアパレルブランド

2017年8月17日 売り場探訪 0

 お盆休み中は久しぶりに梅田のヨドバシカメラに行った。 最近、衣料品はあべのキューズモールでほとんど買っているし、備品やガンプラはネットで買うことが増えたので、本当にわざわざ梅田のヨドバシカメラに行くことがなくなった。 7階の「ビューティフルライフ コムサイズム」へ行くと、「閉店セール」の貼り紙があり、ほとんどの商品が投げ売りされていた。 この「閉店」が改装

「今の若者の服装には個性がなくなった」という主張は本当か?

2017年8月10日 トレンド 0

 以前に書いたものと重複する部分があるが、20年前、25年前の若者は本当に「個性的」だったのかという疑問がある。 これに対比されるのが、「今の若者の服装は個性的ではなくなっている」という議論なのだが、それはどこかピントがズレていると個人的には感じられてならない。 我が国で、欧米では見られないような「奇抜な」着こなしが生まれたのは事実である。 その理由はさまざ

「奇抜な服装=個性」という考え方こそカビの生えたステレオタイプだ

2017年8月8日 デザイナー 1

 「お客は一定の水準を越えている商品ならどこの商品でも良い」という意味の発言があったがまさにその通りだと思う。いわゆる衣料品に対しても同じことである。 もちろん、こだわりの愛好者を否定するつもりはないし、それはそれで愛好者同士仲良くやってくれよという感じしかない。 例えば、先日プラモデルを作る際、セメダインがなくなってしまったことに気が付いた。 Amazon

「機能性追求」には限界がある

2017年8月7日 産地 0

 今回もそうだが、第一織物の吉岡社長の記事はいつも製造業にとって良いサジェスチョンを与えておられると思う。 高級ブランドが頼る繊維の匠「第一織物」の正体 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/278209/080400148/ まあ、タイトルは陳腐だし、個人的には「匠」という形容詞が嫌いだ。 「美人すぎる

変化を嫌う企業は衰退する

2017年7月31日 考察 0

 旧大手アパレル、その他アパレル、百貨店と苦戦が続いているわけだが、経済環境や消費者心理の変化などの要因はさておき、「変化」を嫌っていることも大きな要因ではないかと思う。 百貨店が過度にファッションに特化した現在の形はどうかと疑問を抱くが、ファッションなんて時代に応じて変化するわけだから、経済環境や消費者心理に合わせて変化する必要があるのではないかと思う。

「青い芝生」は存在しない

2017年7月26日 考察 0

 隣の芝生は青く見えるというが、本当にその通りだと思う。 基本的に自分も含めて我々は自分の体験したことしか理解できないことが多い。 例えば、昨年、ちょっと話題となったユナイテッドアローズの 「商品の品質を向上させ、原価を引き下げる」 という発言に対して衣料品業界からは疑問の声が出された。 衣料品という商品において、原価を引き下げながら商品の品質を向上させると

なぜ昔はファッション業界に入る若い人が多かったのか?を考えてみた

2017年7月24日 考察 0

 そういえば、先日、「ファッション業界に若い人が入ってこないのが問題だというが、それよりも昔はどうして若い人が入ってきたのかを考えてみてはどうか?」という意見を目にした。 昔はどうしてファッション業界に若い人が大勢入ってきたのか? これはいろいろな要因があって、当方一人で考え付くのは限界があるが、思いつくままに挙げてみる。 あとは各人で補足してもらうとありが

業界人ですら衣料品への知識が浅いのだから、消費者の知識はさらに浅くて当然

2017年7月21日 素材 0

 断続的に売り場に立っていると、毎日必ず着用しているものなのに、一般消費者は衣料品に関する知識は驚くほど持ち合わせていないことがわかる。 いわゆるファッソニスタがいうようなテイストやらデザインやらシェイプやらに関してではなく、生地に関することだったり洗濯に関することだったりで、こちらの方はファッソニスタの御託とは異なり、生活とは密接にリンクしているはずなのだ

洋服の供給量は減らない

2017年7月19日 考察 0

 洋服の値崩れを防ぐことについて、その防衛策として「供給量を減らす」ことが業界から提案されるが、実現は難しいのではないかと思う。 まず、これを提案している人々が、どちらかというと小資本だったり、負け組に属していたり、する場合が多い。 小資本や負け組の論理では、大資本の論理を止められないから、グローバルブランドや国内の勝ち組大手企業の供給量が今後、激減すること

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