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南充浩 オフィシャルブログ

2012年6月 の記事一覧 : 21件

アメリカ村のロープライス化・チープ化が進んでいる

2012年6月29日 未分類 0

 6月17日をもって、大阪・アメリカ村の商業施設「ビッグステップ」地下1階にあった「デニム研究所」が閉店した。 2009年9月のオープニングに取材した者としては寂しい限りである。 もともとは、藍布屋、正藍屋、Win&Sons、SPARK TRUE、ダニアジャパンの5社で結成した児島デニム協同組合が運営する5ブランド複合店としてスタートした。 デニム研究所の公

顔と体型が良いやつには勝てない

2012年6月28日 未分類 0

 メンズの夏物衣料というものは非常にバリエーションが少ない。 トップスだとTシャツ、ポロシャツ、布帛シャツの3つくらいしかない。 タンクトップを愛用している方もおられるが少数派である。 あまり腋毛を露出されても見苦しいと感じるのは筆者だけだろうか。 アイテムがシンプルになる分、着こなしも単調になり、秋冬物のように重ね着で顔や体型の悪さをカバーすることができな

スカイツリーが完成するまでの6年間無策だったのか?

2012年6月27日 未分類 0

 東京スカイツリーと隣接する大規模商業施設「東京ソラマチ」の開業によって、地元商店街が苦戦しているという報道が続いている。 以前にも書いたように、物販・飲食合わせて300店を越える商業施設「ソラマチ」があれば、買い物も食事・喫茶もすべてソラマチ内で事足りてしまい、地元商店街に立ち寄る必要などまるっきりない。 地元商店街に観光客が流れないのは当然の結果である。

衣料品の価格は少し戻ったものの・・・・・

2012年6月26日 未分類 0

 これは体感的な感覚なのだが、衣料品の値段は低値安定なのではないかと感じる。 毎月数社の月次売上高速報を見ているが、買い上げ客単価は前年増が増えている。 だいたい数%程度だが、ジーンズメイトでは20%増となった月もあった。 しかし、それは前年実績が低すぎたためではないのだろうか。 2009年・2010年ごろはファストファッション以外にも低価格品が溢れていた。

堅調なライトオンの6月商況

2012年6月25日 未分類 0

 ライトオンとジーンズメイトの6月売上速報が発表された。 ライトオンは 既存店売上高が前年比0・6%増 既存店客数が同0・5%増 既存店客単価が同0・1%増 だった。 ジーンズメイトは 既存店売上高が前年比7・7%減 既存店客数が同10・5%減 既存店客単価が同3・2%増 だった。 この2社は5月21日~6月20日までの月次なので、後半に数日セールが入ってい

メンズのスマートなレインシューズを開発してほしい

2012年6月22日 未分類 0

 昨日、大阪市内は豪雨だった。 朝から雨だったが、正午前から豪雨となり、一旦、雨足は弱まったが深夜再び豪雨となった。 たまたま巡り合わせが悪く、昨日は午前中からずっと移動ばかりだったのだが、靴に水が染みるのがとても苦痛だった。「靴」だけに「苦痛」とかそういうダジャレではない。( ー`дー´)キリッ 移動中に人々の足元を観察すると、 男性の9割以上は通常のスニ

ジーンズ専業メーカーは中間価格帯を手放すべきではなかった

2012年6月21日 未分類 0

 先日、久しぶりにフラリと「あべのHOOP」に立ち寄った。 近鉄百貨店グループのファッションビルである。 全館セールが6月23日から始まるそうだが、すでに1階のビームスは「店内一部セール」を開始していた。(_´Д`) アイーン この2階に、「ナノ・ユニバース・ザ・ファーストフロア」が今春にオープンした。 店頭を見た感じでは意外にジーンズの品ぞろえが多い。 お

「不射の射」に通じる?「売ろう」としない販売

2012年6月20日 未分類 0

 販売員がお客に声をかけるタイミングと、その文言は難しい。 個人的にはあまり付きまとわれるのもイヤだし、尋ねたいことがあるまで放っておいてほしいと思う。 しかし、量販店のテナントでかつて販売員をしていた立場としては、お客に何らかの声はかけないといけないことは理解している。 筆者が販売員だったころは、入店したお客に「いらっしゃませ」と声をかけて、しばらくしてか

夏冬のセールは止めてSPA方式の値下げにすればどうか?

2012年6月19日 未分類 0

 三越伊勢丹とルミネによるセール後倒しにも拘わらず、先週から早くもセールが始まっている。 とくに郊外型ショッピングセンターはほとんどのテナントがセールだし、都心店でもビームスなどは店頭に早々と「店内一部セール」という看板を出しており、6月23日から大々的なセールを開始するようだ。 さて、セール後倒しの時に「他店と2週間もズレちゃう~。・゚・(ノД`)」と騒い

衣料品業界の高齢化は製造工場だけの問題ではない

2012年6月18日 未分類 0

 学生の間でファッション関連企業に就職したいと考えている人は年々減っているのではないだろうか。 ファッション専門学校各校も毎年入学者数が減少しているということを書く前に、そもそも毎年100人以上の入学者数がコンスタントに維持されているファッション専門学校など全国で見ても数えるほどしかない。 大概の専門学校の入学者数は毎年数十人レベルかそれ以下である。 という

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