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南充浩 オフィシャルブログ

衣料品の価格は少し戻ったものの・・・・・

2012年6月26日 未分類 0

 これは体感的な感覚なのだが、衣料品の値段は低値安定なのではないかと感じる。
毎月数社の月次売上高速報を見ているが、買い上げ客単価は前年増が増えている。
だいたい数%程度だが、ジーンズメイトでは20%増となった月もあった。

しかし、それは前年実績が低すぎたためではないのだろうか。

2009年・2010年ごろはファストファッション以外にも低価格品が溢れていた。

客寄せの意味もあったのだろうが、ジーンズメイトやライトオンで過去在庫の夏物トップスが、990円は当たり前で、590円や390円で投げ売りされていることがあった。

さすがに今春夏はここまでの投げ売りはない。

しかし、依然として990円という価格のセール品は売り場に残っている。
もしかしたら790円もあるかもしれない。

だから、買う立場からすると安い商品はまだまだあると感じてしまう。

さらに言うなら、そういう990円レベルの低価格品を扱うブランドやショップは増えているのではないかとも感じる。

何度も登場してもらってい友人のOEM会社だが、先日、中規模クラスの低価格カジュアルブランドの製造から手を引いたという。
だんだんと値入率が合わなくなってきたのだという。

ブランド側は店頭の値段は変えないが製造原価を切り詰めて、最終的には思いきった処分価格まで引き下げることを視野に入れているのではないだろうか。

値下げせずに売れればブランド側の利益が増える。
万が一売れ残ってもかなり思い切った値引きができる。
という二段構えなのだろう。

このブランドのみを見て決めつけるのは早計だが、衣料品の値段はまだ下がる要素が十分にあると考えているのだがいかがだろうか?

もちろんこういう動きとは無縁の高額ブランドはあるだろう。

しかし、一般大衆の目に触れやすい低価格ブランドは、ブランド数も増えているし、価格を下げる余地を残している。
衣料品全体の価格は、2年ほど前よりは少し戻したものの、今後大きく上昇するような事態は来ないのではないかと思えてならない。

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