顔と体型が良いやつには勝てない
2012年6月28日 未分類 0
メンズの夏物衣料というものは非常にバリエーションが少ない。
トップスだとTシャツ、ポロシャツ、布帛シャツの3つくらいしかない。
タンクトップを愛用している方もおられるが少数派である。
あまり腋毛を露出されても見苦しいと感じるのは筆者だけだろうか。
アイテムがシンプルになる分、着こなしも単調になり、秋冬物のように重ね着で顔や体型の悪さをカバーすることができない。
夏のファッション雑誌を読んでいると、つまるところ顔と体型が悪ければ、どんな人気ブランドのTシャツを着たところでダメではないかと強く思う。
6月10日に発売されたファッション雑誌「メンズジョーカー」7月号を読んでいたところ、半袖ラガーシャツに短めのショートパンツというコーディネイトが紹介されていた。おまけにサンダル履きである・・・・・・。
(メンズジョーカーの掲載ページ)
着用者がモデルであったため、何とかサマになっているが、一般人が着用したならまるっきり日曜日の公園でボーっとしているお父さんである。
もしくは銭湯からの帰り道のオヤジである。
欧米の映画スターのファッションを紹介する雑誌もある。「Safari」がその代表例だろう。
しかし、あれも着用者が白人のイケメンであるから何となく「カッコイイ」と思えるが、そこらのオッサンが着たら、何の変哲もない服装である。
Tシャツに膝丈ショートパンツみたいなコーディネイトなので、日曜日に町内を1周すれば軽く数十人は見かけることができるだろう。
こういうことを書くと「ファッションとはそんなものではない」と諸先輩方からおしかりを受けそうだが、顔と体型が良ければ大概の洋服は似合うのではないかと思う。
反対に、顔と体型が残念ならばコーディネイトに少々工夫を凝らしたところであまり効果がない。
そういうわけで、顔と体型が残念な筆者は夏服が嫌いである。