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南充浩 オフィシャルブログ

ワークマンへの過剰賛美はミスリードを引き起こす可能性があると思う

2020年8月18日 メディア 1

近年では数少ない衣料品の成長企業の一つであるワークマン。 当然ながらメディアへの登場回数も多い。しかし、このところワークマンへの過剰な賛美が増えすぎていると感じる。 実態を越えての過剰な賛美は、それを読んだ読者や他の企業の経営陣をミスリードしてしまうことになり、百害あって一利なしだとワークマンに限らず、常々考えている。   例えば、この記事である。

ワークマンで初めて買い物をしてみた話

2020年4月2日 お買い得品 2

今まで話題にもなっていたし、何度も展示会にもご招待いただいていたが、ワークマンの商品を先日初めて買ってみた。 なぜ、今まで買わなかったかというと、行動範囲内に店舗がなかったからである。 WEB通販があるじゃないかと言われても、1万円以上買わないと送料無料にならないし、ワークマンの衣料品は安いから1万円買おうと思うと何枚も買わなくてはならない。そんなに何枚もい

ワークマンの2020年春夏のお勧め商品

2020年2月21日 お買い得品 0

先日と言っても、今月のことだが、ワークマンの今春夏展示会に行ってきたので、そこで見かけた良さそうな新商品を紹介してみたい。       2月に春夏物の展示なので、完全に自店向けの展示会ということになる。特にフランチャイズ店が多いので、そのフランチャイズ店に向けたお披露目会ということになる。 また一部の商品はすでに店頭に出荷されて

ワークマンと無印良品の現状をユニクロと比較するのは無理がある

2019年8月1日 メディア 0

あまり話題にならないが、無印良品を展開する良品計画の2020年2月期連結第1四半期決算は、増収ながら大幅減益となった。 良品計画の決算は、会計基準の違いから少し通常の国内企業とはフォーマットが異なる。 売上高にあたる営業収益は1123億2800万円(対前期比5・5%増) 営業利益 103億5400万円(同22・3%減) 経常利益 96億300万円(同28・6

「ワークマン」がカジュアル業界に進出 ~ワーキングのカジュアル進出は昔からあった~

2018年7月30日 企業研究 0

スーツ業界が、団塊世代の定年退職による需要激減を緩和するために4つの施策を採っていることを何度か書いた。 1、レディースビジネススーツの強化 2、カジュアルウェアの強化 3、低価格パターンオーダースーツの導入 4、カラオケや結婚式場運営などの異業種参入である。 需要激減に備えているのは、ワーキングユニホーム業界も同じで、大手販売店ワークマンのカジュアルウェア

高機能+低価格が絶対条件のワーキングユニフォームはカジュアル需要を取り込めるか?

2018年3月12日 トレンド 0

アメリカのアスレジャーの服装を見ていると、あんなジョギング帰りみたいな服装で都心に出ていく日本人はいないだろうと思う。 逆にアメリカ人はどうしてあんなジョギング帰りみたいな服装でそこらへんをうろつけるのか疑問で仕方がない。 アスレジャーブームといわれているが、日本ではアメリカそのままのアスレジャーは流行らない。 もう少しカジュアルなりドレスなりにアレンジする

低価格・高機能のカジュアルウェアでワークマンが実演する「小売りの輪」理論

2017年9月15日 企業研究 0

ワーキングウェアナンバーワンのワークマンが、カジュアルシェアをさらに拡大するのは確実なことになるだろう。 先日、商品説明会が行われたようで、その様子が各メディアで報じられている。 もっともわかりやすい内容がファッションスナップドットコムなのでこれを引用する。 「目指すはアウトドアのファストファッション」仕事着のワークマンが増産&拡充で一般層に訴求 h

中途半端なアパレルはワークマンとドン・キホーテに食い散らかされる

2017年8月24日 企業研究 0

 メディアはもとより、その折々のトレンドに流されやすいアパレル企業経営者は、今、ユニクロとゾゾタウンと百貨店くらいしか注目していないように感じられる。 しかし、ことカジュアル分野でいえば、ワークマンとドン・キホーテが既存アパレルの牙城を脅かすダークホースになると見ている。もしかしたら、「高機能・低価格」という評価軸に限定すれば、この両者はユニクロの牙城も侵食

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