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南充浩 オフィシャルブログ

2013年10月 の記事一覧 : 22件

逆説「若者の○○離れ」

2013年10月31日 未分類 0

 「定年退職後の団塊世代を狙え!」てなスローガンが2005年ごろから唱えられてきた。 他の分野ではどうだか知らないが、こと衣料品業界においてはこの世代向けで成功したブランドはない。代わりに地方のユニクロあたりがファッションに興味のない老人層を多く取り込んでいるように見える。 都心旗艦店は別として郊外店や下町の駅前の店舗は本当に老人客が多い。「あべのマーケット

早晩、淘汰が始まる

2013年10月30日 未分類 0

 先日、ごく小規模な産地企業ビジネスマッチングイベントを覗いた。 生地メーカー、染色工場などが出展していた。出展社は10数社あり、そのうちの3分の1くらいの企業がストールを出展していた。 今回はこのイベントの良し悪しや是非を問いたいわけではない。 産地企業の製造したオリジナルストールというのは、すっかりありふれたアイテムとなってしまったと感じる。 見る立場か

おはようございます。今日も素敵な一日をwwww

2013年10月29日 未分類 0

 フェイスブックで何か発言するとそれに対してコメントが付く。 例えば、毎朝「おはようございます。今日も頑張りましょう」なんて発言をアップするとする。そうするとその下に、友達や友達じゃない人からも「おはようございます。めっきり朝晩寒くなってきましたね」なんてコメントが返ってくる。 これはこれで、心和むやり取りではある。 しかし、ときどき、まったく関係ないことに

変わり映えはしないけれど・・・。

2013年10月28日 未分類 0

 今日はちょっとお気楽に。 30代~40代向けメンズファッション雑誌で、現在もっとも印刷部数が多いのが「Safari」である。 http://www.j-magazine.or.jp/magadata/?module=list&action=list 今年4月~6月の3ヶ月間における1号あたりの平均印刷部数によると、 Safariは16万2167部

成分表示がすべてではない

2013年10月25日 未分類 0

 自分自身もそういう部分があるのだが、多くの人は成分表示を見て良品かどうかを判断する。 例えば「ダウン90%・フェザー10%」という表示のダウンジャケットがあるとする。片方に「ポリエステル100%」の表示がある中綿ジャケットがあるとする。 当然、筆者も含めた多くの人がダウンジャケットの方を「良品」と判断し、両方の価格が一緒ならダウンジャケットを買う。 しかし

ローマは1日にして成らず

2013年10月24日 未分類 0

 以前にも書いたことがあるが、去年の11月、ブレーンストーミングという名の吞み会にて、「編み物教室を開催してはどうですか?もちろん女性対象がメインですが、ついで男性対象も」と丸安毛糸さんに提案した。 すると、丸安毛糸さんはそれから3カ月弱後に早くも編み物教室を開催してしまった。もちろん男性版も。 当時、その行動の素早さに驚いたものだった。 通常、さまざまな産

実態の見えない業界

2013年10月23日 未分類 0

 先日、約20年間ヨーロッパを拠点に活動している日本人女性にお会いした。 彼女がいうには「日本のファッション業界は嘘が多い」とのことだ。 この私見には個人的に激しく同意する。 例えば、ジーンズ関連でいえば、単なるテキスタイルコンバーターや生地商社をなぜだか「生地メーカー」だと誤解している業界人は掃いて捨てるほどいる。 とくに東京には多い。そんなふうに感じる。

売上規模の縮小は止まらない

2013年10月22日 未分類 0

 昨日、イオンのスマートスリムなダウンジャケットへの感想を書いたが、偶然にも東洋経済オンラインがイトーヨーカドーの衣料品の記事を掲載していた。 イトーヨーカ堂、衣料品が11期ぶりに黒字化 http://toyokeizai.net/articles/-/22254 11期ぶりということは2002年から衣料品部門の赤字が続いていたということだ。 傍から見ている

ターゲットを間違ったのか、思い込みなのか

2013年10月21日 未分類 0

 日曜日の朝以外ほとんどテレビを見ないので、だいたいが決まったCMしか見ないことになる。 先日、土曜日の午前11時ごろにテレビを何の気なしに点けると、イオンのライトダウンジャケットのCMが流れていた。イオンのトップバリュの衣服になど興味はないから、ボーっと眺めていると、それでも今年のダウンジャケットはかなりスマートなシルエットにしたということだけは的確に伝わ

国内産地製というアピールのみでは厳しい

2013年10月18日 未分類 0

 国内産地を拠点とする製造業者や加工業者が自社オリジナル製品としてストールの企画製造に着手するケースが多い。産地ナントカ展が開催された場合、体感として3分の1くらいの出展業者はストールを用意している印象がある。 先日、「ストールの商況は今後どうなるでしょうね?」という漠然とした質問をいただいた。 個人的には、今後、2万円を越えるような高額商品はそうやすやすと

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