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南充浩 オフィシャルブログ

2012年 の記事一覧 : 248件

思ったほど人は覚えてくれていない

2012年9月4日 未分類 0

 改めていうことでもないが、先日、改めて情報を伝えるのは難しいと痛感した。 2010年12月から産地機業の生地切り売りイベント「テキスタイル・マルシェ」を始めた。 今年の8月にも開催したので、開始してから一年半強が経過している。 開始当初から知り合いの小規模ブランドや独立系デザイナーにも案内状や案内のメールを送って、来場を促したつもりだった。 おかげさまで、

ジーンズメイトが謎の株価高騰

2012年9月3日 未分類 0

 先日、友人から「ジーンズメイトの株価が急上昇している。なにかあった?」と質問された。 株式チャートを見てみると、8月22日ごろからジワっと上がり始め、8月28日から500円台に突入している。 8月21日は始値が160円で、終値が165円だったから、わずか1週間後に500円台に突入したのはよほどの好材料があると考えるべきだろう。 http://minkabu

無制限に選択肢を増やすことは売上増にはつながらない?

2012年8月31日 未分類 0

 阪神百貨店の自主編集レディースジーンズ売り場「ジーンズハウス」は2011年3月に40坪も売り場面積を削減された。それまで100坪だったのが、60坪になった。 それでもボトムスの売上高は落ちずに伸び続け、今年上半期は前年比10%増で推移しているという。 そこでこんな記事を書いた。 大阪・梅田の阪神百貨店、強さはデパ地下だけじゃない 流行は下火でも売れる「ジー

100円ショップでの糸販売を始めたニッケ

2012年8月30日 未分類 0

 毛紡績最大手のニッケが100円ショップ向け商品の開発・卸に参入したという記事が8月26日の産経新聞に掲載された。 「もっと薄利多売だと…」毛紡績最大手が100円ショップ事業に参入したワケ http://www.sankeibiz.jp/business/news/120826/bsc1208261931002-n1.htm 見出しだけを読むと、一瞬「ニッケ

糸を雑貨店で販売してみては?

2012年8月29日 未分類 0

 最近、糸メーカーと知り合う機会が増えた。 彼らは生地メーカーに糸を販売することを主体としている。 生地メーカーはその糸で生地を製造し、アパレルや商社に販売する。 糸メーカーの方々に話を伺うと「我々は生地メーカーに販売することしかできない」という答えが返ってくる。 たしかにそれが一番王道だとは思うが、業績が伸び悩んでいるなら、まったく違う販路を開拓してみては

強者に追随する弱者

2012年8月28日 未分類 0

 先日、某素材メーカーの役員から「百貨店アパレルから『ユニクロで売れているあの商品と同じ素材を売ってほしい』と言われることが、ここ数年で日常的になってきた」との声を聞いた。 これには正直驚きを隠せないのだが、ユニクロで売れている各種アイテムは、安ければ1000円、高くても5900円ほどである。(この範囲に収まりきらない商品も一部ある) 百貨店に納入するアパレ

エドウインの損失隠しの衝撃

2012年8月27日 未分類 0

 8月24日にエドウインの投資損失隠しが新聞に掲載された。 ジーンズのエドウイン、200億円投資損失隠し http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120823-OYT1T01583.htm 大手ジーンズメーカー「エドウイン」グループが、証券投資の失敗を隠すために不正経理を繰り返していた疑いがあることが、関係者などへの

知られざる実力派企業

2012年8月24日 未分類 0

 先日、久しぶりに高野口産地の岡田織物を訪問した。 何度も書いているように高野口産地は、和歌山県の高野山のふもとに位置し、カットパイルと呼ばれる素材を活かしてフェイクファーやモケット、金華山織りなどの素材を製造する産地である。 この岡田織物はほとんどフェイクファーに特化して製造販売する企業だ。 繊維業界の中でも高野口産地はそれほど知られていない場合がある。

底打ち感が出てきたジーンズメイト

2012年8月23日 未分類 0

 恒例のライトオンとジーンズメイトの8月売上速報が発表された。 ライトオンは 既存店売上高が前年比3・4%減 既存店客数が同8・7%減 既存店客単価が同5・5%増 だった。 ジーンズメイトは 既存店売上高が前年比6・0%増 既存店客数が同3・9%増 既存店客単価が同2・0%増 だった。 8月は全般的に盛り上がらない月次であるため、両社の実績もその雰囲気を反映

一体店員にどんな指導をしているの?

2012年8月22日 未分類 0

 先日、驚いたことがあった。 某店でセール品を物色していた時のことだ。 8月に底値にまで下がった夏物を購入して、10月末まで夏物で過ごす。 関西は10月半ばまでは25度以上の夏日が続く。昨年は10月末まで夏日が続いていた。 だから筆者は10月下旬まで夏服ですごしている。 我ながら衣料品業界関係者とは思えないダサさである。 「まだ50%オフか~、もう少し値下が

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