底打ち感が出てきたジーンズメイト
2012年8月23日 未分類 0
恒例のライトオンとジーンズメイトの8月売上速報が発表された。
ライトオンは
既存店売上高が前年比3・4%減
既存店客数が同8・7%減
既存店客単価が同5・5%増
だった。
ジーンズメイトは
既存店売上高が前年比6・0%増
既存店客数が同3・9%増
既存店客単価が同2・0%増
だった。
8月は全般的に盛り上がらない月次であるため、両社の実績もその雰囲気を反映していると感じられる。
ジーンズメイトは売上高、客数、客単価が3つとも前年実績を上回っており、ようやく一息ついたように見える。
しかし、昨年8月の実績を見ると、好調に転じたというよりは「底打ち感」が出てきたという方が正しいのではないか。
昨年8月の
既存店売上高は前年比17・4%減
既存店客数は同31・2%減
既存店客単価は同20・1%増
である。
一方、比較的好調を続けてきたライトオンだが、8月はやや苦戦したという印象を受けるかもしれない。
しかし、同じく昨年8月の実績を見る。
既存店売上高は前年比10・8%増
既存店客数は同13・2%増
既存店客単価は同2・2%減
である。
昨年が伸びすぎたので、今年は微減したというところが実状ではないだろうか。
今半期(2012年3~8月)の実績を見ると、これまで苦戦を続けてきたジーンズメイトにようやく底打ち感が出てきたと感じられる。まだ回復には至っていないと思われるが、今後どのように反転攻勢をかけるのか(かけるつもりがあるのか)に注目したい。