MENU

南充浩 オフィシャルブログ

新フォーエバー21はアダストリアの1ブランドとして小ぢんまり運営すれば良いという話

2023年2月22日 企業研究 1

当方としては数あるブランドの中の1つに過ぎないとしか思っていないので全く注目していないフォーエバー21の再上陸だが、ウェブ記事を眺めていると予想以上に大々的に報道されていて驚いたので、今回はこの話題を。 旧フォーエバー21も今回の新フォーエバー21も、日本国内での売上規模からも商品面からもそんなに大きな影響力のあるブランドではないというのが実態なのだが、この

再上陸するアメリカンイーグルとフォーエバー21とエディー・バウアーを並べて考えてみた

2022年9月27日 企業研究 1

撤退した海外ブランドの再上陸が今年、3つ発表された。 エディー・バウアーとフォーエバー21、それとアメリカンイーグルである。 このうち、エディー・バウアーとフォーエバー21はライセンス生産である。それと共通しているところはマスターライセンスを伊藤忠商事が取得している点にもある。 一方のアメリカンイーグルは米国本社直轄となる。   さて、この3ブラン

正反対の手法で日本再上陸する「フォーエバー21」と「アメリカンイーグル」

2022年9月22日 未分類 0

秋の彼岸の入りに合わせたのでもないだろうが、9月21日、大きなニュースが3つあった。そのうちの1つであるスノーピークに関してはどうでもよいので放置する。(笑) 2つは、同じ内容である。フォーエバー21とアメリカンイーグルの日本再上陸である。 このうち、メディアの注目度合はフォーエバー21の方が高いと感じる。かくいう当方ごときにまでテレビ番組がコメントを求めて

フォーエバー21の日本撤退はミニマリストとはまったく関係ない

2019年9月27日 考察 0

経営危機にあるフォーエバー21は世界の不採算店をどんどんと閉鎖しており、今度は香港からの撤退が発表された。 フォーエバー21 香港からも撤退 https://senken.co.jp/posts/forever21-hong-kong-190927   現地紙の報道によればフォーエバー21が香港から撤退した。今春に中国大陸と台湾での販売も既に終了し

負けるべくして負けたフォーエバー21

2019年9月26日 企業研究 0

アメリカ本国で破産申請かと報道されたフォーエバー21の日本撤退が正式に発表された。     これに関する原因としては、「縫製や生地のクオリティが低かった」という指摘があるが、それは原因の根幹ではなく一部に過ぎないといえる。 なぜなら、例えばオールドネイビーに対してはそういう指摘は成り立つ。 日本では撤退してしまったが、北米では堅調だから、

フォーエバー21が破綻したとしても低価格ブランドは無くならない

2019年9月9日 メディア 0

先日、アメリカ村を歩いていたらまた新しいタピオカ店がオープンしていた。 タピオカ店の増殖ぶりは驚くほどである。 で、ドトールに入ると、ここでもタピオカドリンクの販売が始まっていた。恐るべし第三次タピオカブーム。   タピオカブームはすでにピークを越えたという見方があるが、少し前までは、確実にどのタピオカ店も行列ができるほどの盛況ぶりで、以前にも書い

フォーエバー21が中国市場から完全撤退

2019年5月9日 企業研究 0

連休中に飛び込んできたのがフォーエバー21の中国市場完全撤退というニュースだった。 ご存知の方も多いだろう。 「フォーエバー21」が中国市場から完全撤退 https://www.wwdjapan.com/854247 実店舗だけでなく、ECも完全閉鎖である。   「フォーエバー21」は2008年に初めて中国市場に進出したが、短期間で撤退。その後、1

フォーエバー21の存在感は日本市場でめっきりなくなった

2017年10月16日 企業研究 0

 小売業が他国で成功するには現地に適合させたローカル化が不可欠である。 ローカル化に失敗すれば、いくら世界規模の会社であっても撤退を余儀なくされる。 その代表例は日本におけるカルフールとテスコの撤退劇である。 この度、フォーエバー21の原宿旗艦店が10月15日に閉店した。 「フォーエバー21」原宿店を閉鎖 日本1号店として2009年開店 https://ww

グローバル戦略はローカライズ戦略と一体で

2013年4月22日 未分類 0

 日本マクドナルドが苦戦を続けている。 もちろん、金額ベースではすぐさま経営危機に陥るレベルではないが、前年割れを続けておりまったく勢いはない。 打ち出す方針も「60秒無料キャンペーン」や「ポテトホルダープレゼント」などピントのズレたものが多い。 この背景を的確に分析した記事があるのでご紹介したい。 マクドナルドは復活するか – 大西 宏 htt

海外ビジネスは現地適合化が最重要

2011年8月1日 未分類 0

 日本企業が中国に進出して成功するためには「現地適合化しないとダメ」と言われる。 実際に進出した日本企業の多くは適合化できずに苦戦しているようだ。 しかし、現地適合化は当然のことで、外国企業が日本に進出した場合も適合できなければ失敗に終わる。 その代表例は、フランスの大手量販店「カルフール」だろう。 鳴り物入りで進出してきたが、業績はさっぱり振るわず、店舗を

南充浩 オフィシャルブログ

南充浩 オフィシャルブログ