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南充浩 オフィシャルブログ

2018年10月 の記事一覧 : 22件

人間が存在する限り「トレンド」は絶対になくならない

2018年10月31日 トレンド 0

現在、我々は洋服を着て生活しているが、洋服には流行(トレンド)がある。 流行のサイクルはさまざまで短期間のものもあれば長期間のものもある。東京23区内だけといったような局地的なものもあれば、全国に広がるものもある。当然、たくさんの枚数が売れるものもあるし、業界人が騒いだわりにはそんなに枚数が売れずに終わるものもある。 トレンドがあるから、衣料品は買い替え・買

今秋冬の最もお買い得なセーターはライトオンの4品番

2018年10月30日 お買い得品 0

今日は少し趣向を変えて、今秋見つけたお値打ち品でも紹介してみる。 ユニクロ、ジーユーは人気ブロガーMB氏をはじめとして多くの方が言及しておられるので、当方はライトオンで見つけたお買い得品についてである。 正直なところ、商品の質が均一なユニクロに比べて、ライトオンは玉石混交である。旧態依然としたスーパーマーケット向け衣料品みたいな商品もあれば、すごく良いのに割

合議制では物事は前には決して進まない

2018年10月29日 産地 0

「船頭多くして船山に上る」 とは、よく言われることである。 例えば、今、非常勤講師に通っているファッション専門学校でもそのことは顕著である。終業課程として、模擬店を開催しているが、なかなか品ぞろえも決まらない。 学生たちに商品を選ばせても、当たり前だが、各メンバーが対等な立場なので、独断で決めることが難しい。逆に公平であろうとすればするほど決まらない。とくに

「販売期間の設定と厳密な運用」だけでは更なる規模拡大は期待できない

2018年10月26日 企業研究 0

低価格な代替品がいくらでも見つかる成熟社会において「欠品させません」というバブル期までの方策では、衣料品は大量の売れ残り品を生んでしまう。 そのためには「売り切れ御免」方式で新型アイテムを次々と投入させるのが理想的で、その理想を体現しているのが現在のZARAだといえる。 しかし、それを実現するためには、「各アイテムの販売期間の設定と厳密な運用」が必要となる。

ZARAのように期中企画を投入するには「販売期間」の設定と厳密な運用が必要

2018年10月25日 お買い得品 0

国内アパレルの多くや量販店(大型スーパー)の自社企画衣料品の多くは「欠品」を恐れて作りすぎていることは事実で、それが期末の大幅投げ売りセールにつながっている。 で、昨日のブログを書いたところ、マサ佐藤氏から「ちょっと抜けてる部分があるぞ。ゴルァ」と怒りのクレームが来た(嘘:本当は丁寧にやんわりとご指摘いただいた)ので、補足してみたい。 欠品を追いかけないZA

欠品を追いかけないZARAの姿勢を国内アパレル業界は見習うべき

2018年10月24日 お買い得品 0

アパレル業界にはZARAファンが多いが、個人的にはZARAの商品は好きではない。実際にほとんど買っていない。5年くらい前に2490円に値下がりしたチェック柄シャツを2枚買ったっきりである。 ZARAの商品が好きではない理由はいくつかある。 1、袖が長すぎる(当方は手が短い、ZARAはヨーロッパ体型向け) 2、ユニクロや無印良品に比べて定価が高い 3、デザイン

「下町ロケットゴースト」とダウンジャケット

2018年10月23日 企業研究 0

10月14日からテレビドラマ「下町ロケット」の続編である「下町ロケットゴースト」が始まった。 池井戸潤さんの大ヒット作の続編で原作小説は今年夏に発行されたが、さらにその続編「下町ロケットヤタガラス」も発行された。 小説は3作目、テレビドラマは2作目となる。ドラマの1作目は小説2冊を合わせているからだ。 今回も「ゴースト」と「ヤタガラス」を合わせてドラマは放映

来秋冬は値上がりするからウールのセーターとダウンジャケットは今秋冬に買え

2018年10月22日 素材 0

洋服や生地・原料の製造や輸出入に関わっている人ならとっくにご存知のことだが、今年に入ってウール、ダウン(羽毛)、カシミヤの原料価格が高騰している。 同じ繊維・衣料品業界でも販売員やインターネット通販関係の人は、この情報をご存知なかったり、知っていてもどういう影響がいつ頃顕現するのかわからないという人が多いのではないかと思う。 今回はそういう人たちに向けて影響

ジーユーで990円に値下げされていた「過去物」コートを買った話

2018年10月19日 お買い得品 0

値引きを抑制すると、単年度では利益率が改善するが、店頭消化が悪い(要するに売れない)ことが多く、それが翌年以降に「投げ売り」という形になって、営業減益や赤字転落に陥る。 多くのアパレルはこの繰り返しであり、前回のブログでそのことについて触れた。 バーゲンの抑制で営業利益を好転させても翌年以降にその反動がある   具体例としてライトオンを出した。20

バーゲンの抑制で営業利益を好転させても翌年以降にその反動がある

2018年10月18日 お買い得品 0

株式公開をしているアパレルの多くは、決算報告のほか、月次の商況も公開している。月次は金額は開示されず前年増減比のみが開示される。月次を公開していないのはトウキョウベースくらいではないかと思う。 そこから、コンサルタントやアナリストは各社の商況を読み解くわけだが、IR情報だけでは各社・各ブランドの実情は把握できない。 定期的に売り場を見て初めて実態が把握できる

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