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南充浩 オフィシャルブログ

今秋冬の最もお買い得なセーターはライトオンの4品番

2018年10月30日 お買い得品 0

今日は少し趣向を変えて、今秋見つけたお値打ち品でも紹介してみる。
ユニクロ、ジーユーは人気ブロガーMB氏をはじめとして多くの方が言及しておられるので、当方はライトオンで見つけたお買い得品についてである。
正直なところ、商品の質が均一なユニクロに比べて、ライトオンは玉石混交である。旧態依然としたスーパーマーケット向け衣料品みたいな商品もあれば、すごく良いのに割安感のある商品もある。それがシーズンごとに構成バランスが変わっている。すごく良くて割安な商品が多いシーズンもあればほとんどないシーズンもある。それだけに掘り出す楽しみというのがあるが、逆にいうと、消費者からするとめんどくさいし、ライトオンに対するイメージが一定しづらい。
だからさまざまなプロモーションを仕掛けてもあまり効果がないのだろうと思う。
衣料品業界人だって、企業規模的にはライトオンを注目しても、商品で注目している人はあまりいない。メディア業界でもそうだ。
しかし、中には「この商品がこの値段?」というものもある。自社ブランド「バックナンバー」にはそういう「当たり商品」がたまにある。
今秋で注目したのが、英国羊毛100%のメンズセーター類である。
ユニクロにももちろんウールセーターはあるが、今のところのラインナップは「いつもの定番」でちょっとわざわざ買い足す気になれない。ユニクロUにもウールセーターはあって、明るい黄色とショッキングピンクの2色がアクセントカラーになっている品番があるが、編地が低密度なため、当方は定価では買う気になれない。1990円以下に値下がりしたら買おうかという程度にしか食指は動かない。
ライトオンのバックナンバーの英国羊毛シリーズは定価4990円(税抜き)でそれほど高くないが、編地は肉厚でしっかりしている。
羊毛のチクチク感が苦手な方にはお勧めできないが、それが気にならない、その風合いが好きという人にはお勧めである。
下手な大手セレクトショップのオリジナル商品なら少なくとも2倍の値段にはなっているだろう。それほどの出来栄えで、これを見たら大手セレクトショップのオリジナルセーターに1万円も出す気が失せてしまう。
実際に、売り場で見て「この値段でこの品質、このデザインはすごい」と思った。
定価で買っても良いくらいだというのが当方の評価だが、できれば3990円以下に値下がりしたときに2枚買いたいと思っている。(笑)(要は2枚で税込み1万円未満に抑えたい)
仮に臨時収入が1万5000円でもあれば、定価で2枚買っているくらいに当方は評価している。
インターネットで調べてみると、4品番ある。
畦編みクルーネックセーターが1品番、ケーブル編みが1品番、フェアアイル柄が1品番、ノルディック柄が1品番である。
どれを買っても損はしない。
サイトから画像をお借りして貼り付けてみる。
 

こんな感じでそれぞれの品番に何色かバリエーションがある。楽天市場だと畦クルーセーターがなぜか2品番ある。どちらかが昨年物ではないかと思われるがどうだろうか。
ところで、ライトオンのインターネット通販を検索してみると、すごい量の販路が表示される。
まず、自社サイト、次にZOZO、そして楽天、マガシーク、マルイ通販、Yahoo!ショッピングと有名なECモールには軒並み出店している。ちっとも売れていないと業界内でも話題のアンドモールには出店していないところは流石に賢明だといえる。
しかし、残念な点がある。それがよりによって自社サイトである。
https://right-on.co.jp/
まず、表示するときに画像が表示されるのが一瞬遅れる。一瞬遅れることは別段大したことではないが、その際に必ず「600×480」みたいな数字が表示される。
この数字は何かというと画像のピクセル数の表示だが、こんな物を表示させる必要があるとはまったく思えない。もしかするとサイトの仕様で表示されてしまうのかもしれないが、それならそんな仕様はやめてほかの仕様にするべきである。
今使っているウェブ業者ができないというなら、当方が他のウェブ業者を紹介したいと思えるほどに不格好である。
次に、表示が遅い場合があるというだ。
グーグルクロムのブラウザを使って開くとそこまで遅い・重いということはないが、マイクロソフトエッジのブラウザを使って開くと非常に遅くて重い。
みんながみんな、グーグルクロムのブラウザを使ってインターネットを閲覧しているとは限らず、マイクロソフトエッジ(評判は悪いが)を使っている人もそれなりにいるだろうから、この仕様も変更した方が良いのではないかと思う。
インターネット通販で実績を上げて就任した若手新社長だから、インターネット通販強化を打ち出しているが、肝心かなめの自社通販サイトがこの仕様であるなら、目的地は遥か100万光年の彼方にあるとしか言いようがない。
そんなわけで、少しでも値下がりすればこのセーターを買いたいし、1万5000円の臨時収入があれば定価で2枚買いたいと思う。
ユニクロをはじめとする大衆向けブランドの中で、今秋冬に絶対に買いたいと思ったセーターはこの商品だけである。

【告知】
11月24日に大阪でウェブコンテンツに関する有料トークショーを深地雅也氏と開催します。
https://eventon.jp/15080/
NOTEの有料記事もよろしくです

 
 

地方百貨店を再生したいなら「ファッション」を捨てよ
https://note.mu/minami_mitsuhiro/n/n56ba091fab93
2016年に行ってお蔵入りした三越伊勢丹HDの大西洋・前社長のインタビューも一部に流用しています

 
 
同じ商品はAmazonでも売ってるよん

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