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南充浩 オフィシャルブログ

2014年8月 の記事一覧 : 17件

従来型の終わりの始まり?

2014年8月29日 未分類 0

 欧米に全く縁のない生活をしているからマックスリーさんのニューヨークブログを毎回興味深く拝読している。 今回のジョガーパンツに関するエントリーも好調のようだが、筆者が注目したのは冒頭の一文である。 http://www.apalog.com/maxre/archive/167 ヤング層のジーンズ離れが深刻化している中、唯一、スキニージーンズは引き続き売れてい

来店するけど買わない

2014年8月28日 未分類 0

 繊維・アパレル業界の人でもというべきか、繊維・アパレル業界の人だからこそというべきか、印象論のみで論じる方が少なくない。 例えば百貨店の各店舗の売上高である。 京都には小型百貨店が集まっているのだが、もっとも売上高が高いのは高島屋である。 次は大丸であり、ジェイアール京都伊勢丹はその次なのである。 いくらジェイアール京都伊勢丹がこの10年で売上高を伸ばした

思い込みと願望だけでは・・・

2014年8月27日 未分類 0

 今年3月にグランドオープンしたあべのハルカスが早くも下方修正している。 その原因として、若い女性向けの専門店街「ソラハ」の苦戦が挙げられている。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140826-00000501-san-bus_all 記事によると、 近鉄百貨店の高松啓二社長は「雰囲気や音楽など、若い女性が好むような演

美味しいとこ取りは不可能では?

2014年8月26日 未分類 0

 繊研プラスに掲載されている対談が面白かった。 せーのの石川涼社長と、チームラボの猪子寿之社長の対談である。 IFFで行われた対談を文字にまとめたもののようだ。 http://www.senken.co.jp/news/teamlab-ceno/ まず、最初から石川社長が明確に「服が並んだだけの店では売れなくなる」と明言されている。 直営店でも何でも、ただの

低価格を追求するデザイナーズブランド

2014年8月25日 未分類 0

 いろいろなタイプの「若手デザイナー」がいるもんだなあと改めて感心した。 8月22日・23日と京都でテキスタイル・マルシェを開催したが、ジョイントで参加してくれたデザイナーズブランド「途中でやめる」を主宰する山下陽光さんの考え方は特徴的で興味深いものだった。 途中でやめる http://tochudeyameru.com/ 念のためにいうと、ジョイントをセッ

かけ離れつつある業界の常識

2014年8月22日 未分類 0

 業界ではそんなに価値があるとされていないのに、一般消費者は価値があると考えている物がある。 反対に、業界では価値があると思われているのに、一般消費者は価値をそれほど感じていない物がある。 ときどき実際にお会いさせていただいている人気ブロガーの和田一郎さんがこんなエントリーをあげておられる。 http://kyouki.hatenablog.com/entr

山ガールが過ぎ去って

2014年8月21日 未分類 0

 先日、あるアウトドアブランドの展示会にお邪魔した。 5年ほど前は「山ガール」で盛り上がっていたが、すっかり沈静化しているという。 しかし、10年前に比べればアウトドアウエアの需要は確実に広がったとも。 その担当者の分析では、5年前にブームで参入した「山ガール」たちのうち、残る人は残り、撤退する人は撤退してしまった。そんな状況なのだそうだ。 しかし、10年前

学ぶべき点を整理してみた

2014年8月18日 未分類 0

 産地製造業に非常に参考になる事例として「気仙沼ニット」がある。 つい最近も記事で紹介されていた。 1着15万円のカーディガンに注文殺到! マッキンゼー出身者が発掘した、地方ビジネスの可能性とは? http://logmi.jp/19239 要点を書きだすとこうだ。 東日本大震災の被災地の気仙沼で復興支援の新規プロジェクトとして立ち上がった手編みニット。 も

さらに革新性を追求してみては?

2014年8月13日 未分類 0

 世間は夏季休暇なのでゆるーく。 今日は繊維とかアパレルとはあんまり関係のないことを書いてしまう。 百貨店の食品偽装問題が話題になった時期があった。 「○○産」と書いていましたが、実は「○○産」ではありませんでした。 みたいなことが過去の事例も含めてあちこちの百貨店から頻出した。 で、その時に疑問を感じたのが「なぜ、回転寿司に使われる『代用魚』は大きな問題に

「知っているブランド」≠「欲しいブランド」では?

2014年8月12日 未分類 0

 もう何か月か前に関係者から聞いた案件がようやく現実化にこぎつけたようだ。 ボブソン、マックハウス限定モデル  http://www.senken.co.jp/news/bobson-mac-house/ 新生ボブソンにとっては明るい話題である。 本文にもあるように、なにせ初回投入量は5万本である。事業にも弾みがつく。 まずはめでたい。 さて、いつものように

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