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南充浩 オフィシャルブログ

2011年11月 の記事一覧 : 20件

大学1年生を採用するなら高卒採用でも構わないのでは?

2011年11月30日 未分類 0

 大卒予定者の就職活動には疑問を感じていた。 かくいう自分も20年前には一度「シューカツ(当時そんな言葉はなかった)」しているのだが、茶番だという思いしか残らなかった。 逆に企業サイドの採用方法にも疑問ばかりである。 なぜ、大卒新卒を年に1度だけ採用するのか。もうバブルがはじけて20年になるというのに。 そんな中、ユニクロが新しい採用を打ち出した。 もうご存

ダウンのフィルパワーあれこれ

2011年11月29日 未分類 0

 ユニクロの商品について、さまざまな見方がある。 個人的には「デザイン性はないけれど、街着として着用するなら安い価格の割に、品質がそこそこ高い」ことに尽きると考えている。 品質は「そこそこに高い」けれども超高品質というわけではない。 ジーンズがその代表例だろう。スエットパーカの品質も高いが、価格にそれほど格安感はない。 一方、1500円のプリントTシャツは、

ファッションの多様化で、ファッション雑誌購読者も分散化

2011年11月28日 未分類 0

 少し前に、アパレルブランドのテレビCMが増えたことについて書いたが、その原因の一つにはファッション雑誌の衰退があるのではないか。 また別の理由としては、HAKATA PARIS NEWYORKのブログで書かれているように、リーマンショック以来の不況で、テレビCM放送料金が安くなったこともあると思う。 さて、筆者はもう3~4年前から、懇意にしている広告代理店

下げ止まりと回復傾向が顕著なライトオンの11月売上速報

2011年11月25日 未分類 0

 恒例のライトオンとジーンズメイトの11月売上速報が発表された。 ライトオンは 既存店売上高が前年比0.8%減 既存店客数が同1.0%増 既存店客単価が同1.8%減 だった。 ジーンズメイトは 既存店売上高が前年比12.9%減 既存店客数が同25.5%減 既存店客単価が同16.9%増 だった。 この両社は10月21日~11月20日までの速報なので、高気温が続

サトーカメラに見る中小企業のあり方

2011年11月24日 未分類 0

 昨今、小売店には様々な問題がある。 「価格競争」であったり「大型店に駆逐される中小型店」だったり、「販売の効率化」だったりする。 とくに「価格競争」は熾烈であり、とくにアパレル業界では圧倒的物量を誇り、品質もそれなりの高さを維持するユニクロにアパレル各社は引きずられっぱなしである。 しかし、それでは中小型店は大型店に勝てないのか?中小型店は滅び去るのみなの

銀行は何を審査したのか?

2011年11月22日 未分類 0

 アパレル業界での中国ビジネスの自称カリスマだったOEM会社、UFOの谷絹子社長が再逮捕されて1ヶ月弱が経過した。 UFOは今年春に民事再生法を申請していたのだが、その後、大阪市の衣料品卸売り企業から3億円を詐取したとの疑いで、10月上旬に逮捕。また10月下旬には、みずほ銀行とりそな銀行から合計82億円を詐取したとして再逮捕された。 http://zikoh

大阪とイタリアの相似

2011年11月21日 未分類 0

 11月19日にH&M大阪2号店がオープンした。 1号店と道路を挟んだ向かい側にできたので、2号店というよりは、両方合わせて1つの店舗だと見た方が適切ではないだろうか。 17日には内覧会があり、取材する機会に恵まれた。 H&Mはときどき有名デザイナーブランドとコラボレーションを行う。今回は「ヴェルサーチ」だった。 「ヴェルサーチ」はバブル期から90年代半ば頃

ジャパンジーンズに過度の「神格化」「高級化」は不要

2011年11月18日 未分類 0

 生地・製品・加工ともに衣料品の中で比較的国産比率が高いのがジーンズだろうと思う。 そのため、日本製をアピールした「ジャパンデニム」「メイドインジャパンジーンズ」という打ち出しが業界全体として盛んだ。 そして、日本人の性として「ジャパンデニム」のイメージを「匠」の世界へ高めようとする取り組みを多く見かける。 厳密にいえば、国産品と言っても中国人研修生を多く受

ファッション専門学校は製造業への就職斡旋を強化しては?

2011年11月17日 未分類 0

 ファッション専門学校を卒業してもなかなか就職がない。 専門学校に寄せられる求人のほとんどが「販売員」募集である。 しかし、専門学校に進学する生徒は、服作りを志向している子が多い。ここに需給バランスのミスマッチがある。 そして、生活のために覚悟を決めて販売員として就職しても、アパレル各社に販売員としてキャリアを積ませるような教育システムがあまりない。 23歳

衣料品業界以上に国内生産が危機的状況にあるアニメ業界

2011年11月16日 未分類 0

 クールジャパンを世界に発信すると国是を掲げているものの、作り手の育成は甚だ心もとない。 ファッションにしてももはや日本国内の製造業は消滅の危機にあるし、世界で最も評価が高いと言われているアニメーションも若手をまったく育成していない。 先日、 「20代アニメーターの年収が110万円」というブログが話題となった。 http://otanews.livedoor

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