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南充浩 オフィシャルブログ

2011年1月 の記事一覧 : 20件

ナイロンの黒ダウンはもう売れない

2011年1月31日 売り場探訪 1

 先日、「グレンフェル」の赤いダッフルコートをいただいた。イギリス製のもので、15年ほど前に買ったが、高かったので捨てるに忍びないということなので、試着してみると、アームホールはタイトな作りで古臭さがないので、そのまま持って帰ってきた次第だ。 太番手ウール100%のヘリンボーンツイードを起毛させてあるという珍しい生地が使用してある。それなりに気に入っているの

販促的見地からのHPを解説してみた

2011年1月28日 未分類 0

 連続でDM,POPについて書いてきたのだが、今度は、藤村正宏さんのメルマガで紹介されていたアパレル企業、フラムクリップさんのHPについて。メルマガを拝読してから、さっそくググってみた。 http://www.furamuclip.com/ けっこう人の目を惹きつける。何よりも藤村さんの理論に忠実に従った作りになっている。これだけ徹底して作成できるという実行

続・アパレル店とPOP

2011年1月27日 未分類 0

 昨日、POPのことについて書いたが、これは各氏のセミナーを聴きながら数年前から漠然と考えていたことである。繊維・アパレル業界に戻ってから各種のセミナーや講演を聴いているが、やはりPOPやDMなど販促系の内容は少ない。 現在、東京でインターナショナルファッションフェア(IFF)が開催されているが、POPやDM関係のセミナーはない。もっとグローバルというか、マ

ライトオンとジーンズメイトの1月売り上げ速報

2011年1月25日 未分類 0

 恒例のライトオンとジーンズメイトの1月売上速報が発表された。結果を言ってしまえば、ライトオンは微減なのに対して、ジーンズメイトは15%減に近い。年始のバーゲンが含まれていてこの数字では、ジーンズメイトは相当に不振だと言えるだろう。 しまむらと同グループのアベイルの数字も合わせて紹介する。 ライトオンの1月売り上げは 既存店売上高が前年比3・5%減既存店客数

1月もユニクロは前年割れになる

2011年1月24日 売り場探訪 0

先週、先々週と大阪市内のユニクロを3店舗廻ってみた。心斎橋店、なんばマルイ店、それから動物園前店である。 心斎橋店と動物園前店は、1月14日時点で店内の8割が春物で、心斎橋店にはドライ半そでポロシャツやリネンシャツなどの夏物が早くも入荷していた。なんばマルイ店は、春物が6割程度とやや少なめで、ラムウールセーターなどの冬物がまだそれなりに残っていた。 異様に早

ジーンズの国内販売市場規模は?

2011年1月21日 未分類 0

 ジーンズ売り上げが低迷(反対にチノパン、ワークパンツ類は伸びている)ということを良く書いてきたのだが、ジーンズの年間国内販売数量というのは、だいたいどれくらいかと言うと、はっきりした統計はないのだが、一般的に「9000万本~8000万本」と言われている。 売り上げが好調な場合は9000万本、場合によっては9000万本を越えるが、1億本には届かない。一方、不

苦戦を続けるリーバイ・ストラウス・ジャパン

2011年1月20日 未分類 2

 アパレル業界・繊維業界以外の方々に、この拙いブログを読んでいただいているようだが、業界外の方々は「リーバイス」というブランドにどんなイメージを持たれているのだろうか? 自分の「リーバイス」に対するイメージは、リーバイ・ストラウス・ジャパン社は数年以上に渡って減収減益を続けている苦戦企業である。 ちょっと前置きが長くなってしまったのだが、昨日、リーバイ・スト

12月百貨店売上高は前年比1・5%減

2011年1月19日 未分類 0

 昨日、全国百貨店の2010年年間売上高と12月度売上速報が発表され、一般紙でも「百貨店年間売上高は82年当時まで下落」と盛んに報道されている。 全国百貨店の12月度売上高は、7246億円で、前年同月比1・5%減だった。 11月度は前年同月比が0・6%だったので、そろそろ百貨店の売り上げ低下も底打ちかなと思える。 一般紙の報道によると、百貨店の年間売上高が8

GAPの2店舗比較

2011年1月18日 売り場探訪 1

 チェーン店は店ごとによって売れ筋が異なり、自分の欲しい物がA店では完売しているがB店では豊富に残っているということが良くある。例えば、ユニクロだと同じ大阪市内でも心斎橋店で完売している商品が、動物園前(超ローカル)店では残っている。ユニクロの中でややトレンド性が高い商品やトラッドっぽい商品、メンズだとピンク系や赤など綺麗な色合いのものは、心斎橋店で完売して

2011年旧暦占い

2011年1月17日 未分類 0

 毎年、1月の初めに繊研新聞で「今年の旧暦占い」という特別企画記事が掲載される。これは、今の暦(新暦)ではなく、旧暦によってその年の気候の移り変わりを予測するというものである。旧暦と新暦は、だいたい大雑把に1カ月半ほどのズレがあるのだが、その年によってほぼ1カ月の場合と、2カ月近くズレる場合がある。 衣料品の販売にとって、暑さ・寒さというのは重要な要素なので

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