2017年 の記事一覧 : 245件
産業間での人材獲得競争に敗れ続けたアパレル業界
2017年5月23日 考察 0
2年ほど前のことになるが、筆者にインポート業界の基本を教えてくださった方が引退された。 最終的には某ブランドの社長にまで上り詰められたが、親御さんの介護に専念するということで退職された。 退職のお知らせをメールでいただいたきり、その後は音信がない。 その方がまだ現場で部長をなさっていた2006年ごろのことである。 そのとき、「インポート業界には最近、20代
ミーハーでトレンドに流されやすいアパレル経営者
2017年5月22日 誰がアパレルを殺すのか 0
日経BP社から、5月29日に発売される「誰がアパレルを殺すのか」を贈呈され読み終えた。 これは昨年秋に日経ビジネス誌で特集された「買いたい服がない」を下敷きにして、詳細にまとめ直した本である。 国内アパレルの不振(米国でもアパレルは不振だが)の原因を過去から遡って追っているのは納得である。 その他の検証や新ビジネスモデルの例示で微妙に疑問を感じるところはあ
「日本製衣料品」の陳腐化
2017年5月19日 産地 0
これまで何度か採り上げた国産Tシャツブランド「ナインオクロック」がニューヨークで販売することが決まったらしい。 ナインオクロックがニューヨークで販売を開始! http://www.katorimasahiro.jp/entry/2017/05/18/101621 ナインオクロックすごいね!というのが今日の趣旨ではない。 その記事の中に、今回、1年間の長きに
「服」以外への金の使い道が増えたから売れなくなっただけのこと
2017年5月18日 考察 0
ダイヤモンドオンラインのこの記事はなかなか的確な指摘ではないかと思う。 「百貨店とスーパー」の数字で語られる消費統計と報道の歪み http://diamond.jp/articles/-/128461 マスコミ各社はだいたいが百貨店の売上高とスーパーの売上高で景気や消費動向を報道するが、それは実態に合っていないのではないかという指摘の記事である。 百貨店の
「グッドチョイス・グッドコピー」しか考えられないブランドは無能
2017年5月17日 考察 0
先日、某OEM企業の人とお会いした。 その人の悩みとは、ポストMA-1ブルゾンが思いつかないということだった。 たしかにMA-1ブルゾンは劇的な復活を遂げた。 復活し始めたのはかれこれ4~5年くらい前となり、この3年間は売れ筋ブルゾンの定番化していた。 90年前後に大ヒットし、当時の男子大学生はほとんど着用していた。 ときどき、大学生のファッションは量産化
ニッチ向けの商品を企画製造しながら売り上げ規模の拡大を望むのはナンセンス
2017年5月16日 売り場探訪 0
世の中にはありとあらゆるテイストと価格帯の商品が溢れている。 その中にはどんなにがんばったって多くの人には受け入れられにくいテイストやら価格帯の商品がある。 そういう場合は、事業規模の拡大には限界があり、事業規模の拡大を容易にしたいならテイストや価格帯をマスに向けた設定にすべきであることは言うまでもない。 とくに洋服はそれを身に付けて歩き回るわけだから、奇
ネット通販よりも実店舗の方が安い場合がある
2017年5月15日 お買い得品 0
禿げかけた初老のオッサンの私生活なんて誰も興味がないだろうが、2011年4月末から週に2~3回、主に土日祝日は1時間ずつ走るようにしていて、ついに丸6年を突破した。 自分が1時間で走れる距離はポケモンGOで測定するとだいたい7キロくらいで、調子がよければ8キロ弱という感じである。そんなに速くない。 6年走っていると、ランニングシューズが潰れるので定期的に買
ブルジョワ気分になってユニクロで7000円で7点の商品を買ってみた
2017年5月12日 お買い得品 0
さて、今日はお気楽に。 今年のゴールデンウィーク前後は、ブルジョワ気分でユニクロでたくさんの商品を買ってしまった。 一人ユニクロ祭りである。 総額はおそらく7000円くらい。買った点数は7点である。 1点あたりの平均価格は1000円ということになる。 改めていうことでもないが、買ってみた感想は、やはりユニクロは低価格ブランドの中では品質が2歩くらい抜きんで
高感度高価格帯セレクトショップの成長には限界がある
2017年5月11日 企業研究 0
企業規模にかかわらず、売上高は客単価×買い上げ客数からしか生み出されない。 売上高を拡大しようと思えば、客単価か買い上げ客数か、その両方かを上げなくてはならない。 高価格帯は必然的に客単価も買い上げ客数も上昇限界点は比較的すぐに来るし、低価格帯は客単価アップはあまり望めないものの、買い上げ客数はかなり増やすことができる。 ユナイテッドアローズの今回の決算発