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南充浩 オフィシャルブログ

2012年 の記事一覧 : 248件

黙って並べていても「6万円の魔法瓶」は売れない

2012年12月14日 未分類 0

 木村拓哉さん主演のドラマ「PRICELESS」に共感を覚えるという意見を聞くことがある。 まだ最終回を迎えていないのでどんな結末になるのかわからない。が、今のところは、会社を解雇され無一文になった主人公が、紆余曲折を経て店頭販売価格6万円の「究極の魔法瓶」を完成させ、それが売れ始めたところである。 人を切り捨てず、物作りに精を出し、採算度外視で「究極の魔法

根拠のない煽情的コピーに踊らない消費者が増えた?

2012年12月13日 未分類 0

 筆者はファッション音痴なので、毎月ファッション雑誌を1冊は読むようにしている。 今月10日に発売された光文社のメンズファッション雑誌「ゲイナー」を読んでいると面白い特集があった。 「今季の激売れ LASTアウターNEWS」という特集である。 今秋冬、各ブランドで売れている防寒アウターを紹介している。これだけなら何の変哲もないおなじみの特集であるが、面白いと

人口が多い方にターゲットを合わせてみては?

2012年12月12日 未分類 0

 先日、といっても3ヶ月くらい前になるが、阪神百貨店うめだ店の自主編集レディースジーンズ売り場「ジーンズハウス」を取材したことがある。阪神百貨店は何故かレディースジーンズ売り場が強く、ナショナルブランドの営業マンが必ずリサーチする売り場の一つだった。 その「ジーンズハウス」が昨年3月に売り場面積を60坪に縮小した。 もともとは100坪内外あったらしいので、4

原料展示も見せ方次第

2012年12月11日 未分類 0

 先日、丸安毛糸の大阪展示会にお邪魔した。 もともとはウール系のファンシーヤーンを販売する会社だが、現在は一部、ニット製品のOEM生産も手掛けている。 通常、糸のメーカーや販売会社は、展示会自体をあまり行わないし、行ったとしても糸のみを展示しているにすぎない。その展示してある糸も染色されていない物が多く、白、生成り、薄グレーなど「地の色」だけしかない。 本来

中価格帯の再構築は可能では?

2012年12月10日 未分類 0

 アパレル業界でも「ユニクロ以外のジーンズを探すと1万円を越えてしまう。価格差がありすぎてちょっと上のゾーンは買いにくい」とおっしゃる方がおられる。 ユニクロのジーンズは定価3990円で、それ以外のジーンズを買おうとしたときに1万円オーバーの物しかないというわけである。 たしかに3990円と1万円越えだとちょっと価格差がありすぎる。 同じ繊維・アパレル業界と

自社発信にはお役立ち情報が重要

2012年12月7日 未分類 0

 各社の情報発信が重要とは言うものの、ホームページでもSNSでもブログでも常に自社商品の宣伝に終始していると真剣に読む人は少なくなる。メルマガも同じだ。 「はいはい。宣伝宣伝」 自社の宣伝を真剣に読んでもらうためには、広い意味での「お役立ち情報」を流すことが必要ではないかと思う。 昨日、このブログで取り上げたファッションニュースサイト「ファッションヘッドライ

企業のメディア化が一段と進む

2012年12月6日 未分類 0

 昨日、伊勢丹が合弁でファッションウェブメディア「ファッションヘッドライン」を立ち上げた。 http://www.fashion-headline.com/ これには驚いた人も多いようで、筆者も驚いた。 通常のメディアが立ち上がる場合、事前に大々的に告知されるのが通例だが、今回は12月に入るまで告知がなされていなかった。 今回のメディア立ち上げには賛否両論あ

売れた要因も売れない要因も「気温」www

2012年12月5日 未分類 0

 11月は気温の低下から各チャネルが好調だった。 今回の11月売上速報を見ても明らかである。 ユニクロは 既存店売上高が前年比13・7%増 既存店客数が同12・8%増 既存店客単価が同0・9%増 ポイントは 既存店売上高が前年比3・6%増 既存店客数が同2・8%増 既存店客単価が同0・8%増 マックハウスは 既存店売上高が前年比8・4%増 既存店客数が同1・

商品だけを販売するなら自動販売機で十分

2012年12月4日 未分類 0

 同じ物が売られていたらほとんどの人は安い方で買う。これはだれが考えても同じだろう。 同じコカ・コーラ(350ミリリットル)が100円で売られている自販機と120円で売られている自販機が並んでいたら、ほぼ全員が100円の自販機で買うだろう。 中には気が付かずに120円の自販機で買う人もいるだろうが、まあ、その程度の割合である。 ラグジュアリーブランドのバッグ

名称変更も一つの効果的な販促手段

2012年12月3日 未分類 0

 ヨーロッパでは最近、動物愛護の観点からフェイクファーのことを「エコファー」と呼び始めている。 最近と言っても2、3年ほど前の会議でそんな話をした記憶があるから、その辺りのことである。 その会議はフェイクファーの一大産地である和歌山・高野口産地で開かれたものなのだが、その席上で「フェイクファー」という呼び名を改称しようという提案をした。 フェイクというのは、

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