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南充浩 オフィシャルブログ

企業研究

「販売員は五年で使い捨て」では人員は集まらない

2017年8月3日 企業研究 0

 景気回復の実感は伴わないといわれながらも人件費は上がり始めている。 アルバイトの時給は上がっており、現在の大阪市内では800円台の時給の店にはアルバイトの問い合わせはほとんどない。 例えば、先日、バッタ屋の聖地である天神橋筋商店街で顔見知りのバッタ屋のお兄さんと立ち話をした。 「求人を出してもさっぱり問い合わせがない」とのことだった。 時給はおそらく最低賃

限界点に達しつつある、しまむらのビジネスモデル

2017年7月27日 企業研究 0

 しまむらの第1四半期決算が2ケタ減益と大幅に悪化し始めた。 その兆候は今年の初めから見えており、既存店売上高が連続して前年割れを起こし始めていた。 しまむらは2016年2月期、2017年2月期で大幅増益して、メディアから持ち上げられたが、2014年2月期・2015年2月期と連続減益しており、当時のメディアの持ち上げ方には疑問を感じていた。 もっとも企業とし

いつの間にかブランド終了していた「パンツワールド」

2017年7月7日 企業研究 0

 先日、ふと思い出して、「パンツワールド」を検索したところ、ブランド自体が終了していた。 ブランドが終了するということは、売上高が厳しく不採算だったということである。 この「パンツワールド」というのは、ハニーズが開発した新業態で、メンズとレディースの低価格カジュアルパンツ専門ショップで、2013年春からスタートした。 終了したのがいつ頃なのかはっきり知らない

独立系デザイナーズブランドのゴールになるか?

2017年6月29日 デザイナー 0

 昨日の書いたことの延長線上なのだが、国内デザイナーズブランドを大手企業が買収することが増えてきた。 これは国内デザイナーにとっては喜ばしいことだと思う。 90年代後半のインディーズデザイナーズブーム以降、デザイナーズブランドにはゴールがなかった。 起業したのは良いけれど、そのあと、どうなったら「上がり」なのかが見えず、多くのデザイナーはエンドレスに活動を続

ウェブでこれだけバーゲンが常態化しているのに、実店舗でバーゲンを後倒ししても意味はない

2017年6月21日 ネット通販 0

 今年の6月もそうだが、商業施設を見ていて、何年か前ほどのバーゲン早期化はあまり感じない。 今年は6月30日の金曜日に夏バーゲンを開催する商業施設が多そうで、曜日を考えれば6月30日がベターだと思う。 一方、バーゲンの通知が常に届くのはウェブ通販である。 一昨年に始めてAmazonで買い物をして以来、年間で8回~10回くらいは買うようになった。 主には値引き

社名の知名度が低くて、ブランド育成に失敗しているのは三陽商会だけではない

2017年6月19日 企業研究 1

 バーバリーを失った三陽商会の危機を伝える報道は数々あるが、歴史の順を追ったこの記事はなかなか資料的価値はあるのではないかと思う。 三陽商会、バーバリー喪失ではない失速の本質 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/278209/061400129/?n_cid=nbpnbo_fbbn どこでも書かれている

表面的な低価格だけを真似て、本質的なサプライチェーンマネジメントを真似ずに凋落した国内大手アパレル各社

2017年6月14日 企業研究 0

 無印良品が今秋物から一部商品の価格を値下げするそうだ。 https://www.wwdjapan.com/427449 無印良品を運営する良品計画は、今年の春夏に続き、秋冬にも衣料品113点を値下げする。工場を集約すると共に、下着類はファミリマートやサークルKなどのコンビニ約1万8000店舗での展開による大量生産でコストを削減。品質を維持しながら合理化を徹

ネット売上高の増加も実店舗売上高の減少をカバーできなかったユナイテッドアローズの5月度売上概況

2017年6月5日 企業研究 0

 ユナイテッドアローズの5月度売り上げ概況が公表されたが厳しい結果だったといえる。 全社売上高は対前期比4・2%減に終わった。 これだけなら「単に苦戦傾向だったのだな」という話だが、全社売上高の中に含まれているネット通販全店合計売上高は対前期比32・5%増と大幅に増えている。 ネット通販が32・5%も伸びているのに、全店売上高は4・2%減に終わっているという

「ジーンズカジュアル業界」なんて枠組みはとっくの昔になくなっていた

2017年6月1日 企業研究 0

 先日、繊研プラスにこんな記事が掲載された。 マックハウス白土氏“ジーンズカジュアル業界”は幻想 https://senken.co.jp/posts/machouse-siratuchi-170526 極めて当たり前のことであり、「ジーンズカジュアル業界」の要職におられる方がようやくまともな認識になったのだと感じた。 ところが、小島健輔さんのブログを拝読す

高感度高価格帯セレクトショップの成長には限界がある

2017年5月11日 企業研究 0

 企業規模にかかわらず、売上高は客単価×買い上げ客数からしか生み出されない。 売上高を拡大しようと思えば、客単価か買い上げ客数か、その両方かを上げなくてはならない。 高価格帯は必然的に客単価も買い上げ客数も上昇限界点は比較的すぐに来るし、低価格帯は客単価アップはあまり望めないものの、買い上げ客数はかなり増やすことができる。 ユナイテッドアローズの今回の決算発

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