デザイナー
国内デザイナーズブランドの厳しい実情
2019年10月10日 デザイナー 0
東京コレクションに出展しているデザイナーズブランドのほとんどは満足な収入を得られていないというのが、昔から変わらない実情である。 デザイナーズブランドの多くは決算内容が非公開なのであまり正確な内情を知られることは少ない。また、メディアは忖度した報道を常としているし、デザイナー志望の学生を集めたいファッション専門学校も現状を正しく語ることは少ない。  
ファッション専門学校でマーチャンダイザーを養成するのはほぼ不可能
2018年10月5日 ファッション専門学校 0
皆さんがご存知の通り、アパレル企業内に職種は何種類かある。 デザイナー、パタンナー、生産管理、営業、販売などなど。 営業と販売は物を売る仕事である。営業は対企業、販売は対消費者・一般客という感じで使い分けられている場合が多いと思う。 意外に、つぶしが効くのが生産管理である。 いわゆる生産の管理、日程の管理で、工場やOEM/ODM業者との折衝・管理、素材業者と
「作るだけ」ではデザイナーズブランドは運営できない
2018年1月26日 デザイナー 0
今日はちょっと風味を変えて。 現在、漫画を読む層は30代~50代くらいのオッサン(オバハン)世代だと言われていると、何かの統計にあった。 昔、漫画は子供や若者の物という印象が強かったが、その統計によると最近の若い人は漫画離れだと言われている。 たしかに専門学校の生徒と話すと、「漫画を読んだ」というよりは「アニメを見た」という声の方が多いような気がする。 自分
繊維・衣料品業界は製造加工工程の全自動化を進めるべき
2017年11月2日 ファッション専門学校 0
先日、某ファッション専門学校の関係者から、その学校の顧問みたいな御老人が「AIを使って販売員を再教育するシステムの構築」というプロジェクトを立ち上げるための企画書を書いていると聞いた。 いや、マジで意味わからん。(笑) 現在、衣料品の販売員は成り手が少なく、時給1,000円以上にしても集まらない状況にある。 その状況を解決するために、自動レジの導入やタッチパ
フィクションとイリュージョンのファッション専門学校
2017年6月30日 ファッション専門学校 0
「栴檀は双葉より芳し」という言葉がある。 優れた人物は若いころから優れているという意味である。 これと逆の意味の言葉が「大器晩成」である。 もっとも、陳舜臣氏によると「大器晩成」のもともとの意味は、「大器ができるには時間がかかる」という意味ではなく「大器はできにくい」という意味だったという。 まあ、「大器はできにくい」という方が、実情には合っていると思うが
生徒数の減少が続くファッション専門学校
2017年4月17日 ファッション専門学校 0
先日、あるファッション専門学校の校長と話す機会があった。 その校長によると、今年4月に大阪市内のファッション専門学校に入学した生徒総数は1000人を割り込んで900人台だったという。 この数字が正確かどうかは分からないが、全国のファッション専門学校に通う生徒総数が12000人くらいといわれているから、大きくは間違っていないと考えられる。 大阪市内の学校法人
現実を教えないファッション専門学校に存在意義はあるのか
2017年3月17日 ファッション専門学校 0
そういえば、昨日、非常勤で時々講義をしに通っているファッション専門学校の卒業式があり、画像が流れてきた。 授業ではいつもお金の流れのことばかりを話していて、学生にとってはあまり面白くないだろうなあと思うのだが、一番重要なことなのでそれを変えるつもりはない。 そんな中、18年来のお付き合いのあるデザイナー氏とお会いしたのだが、以前は母校で特別講義をしたことが
大手百貨店アパレルは今の若者にほとんど知られていない
2016年10月17日 ファッション専門学校 1
46歳の初老にもなると、若い人と接触するとジェネレーションギャップに驚くことがある。 ついこの前までは、こちらがジェネレーションギャップに驚かれる側だったのだが、いよいよジェネレーションギャップに驚く側に回ってしまった。 人生も残り時間がそんなになくなってきたことを痛感するし、もう少ししたら老害と呼ばれ始めそうである。 「若き老害」をキャッチフレーズにして
製造加工業は「夢の世界」ではない
2016年9月27日 ファッション専門学校 0
少し前に業界紙に「産地企業への専門学校生の就職が増えた」という記事が掲載されていた。 アパレル企業にデザイナーやパタンナーとして就職することは狭き門になってしまったから、「作り手志望」の学生がいわゆる、製造加工業へ就職するというのは一つの方策だといえる。 織布工場、染色加工場、縫製工場なんかに就職を希望する学生や若者をたしかに最近はよく見かけるようになった