展示会レポート
低価格代替品の新規参入はこれからも絶対になくならない ~高機能で3400円という驚きの低価格保温サンダル「SUBU」~
2018年4月2日 展示会レポート 0
洋服・ファッション用品の単価下落を食い止めようと、トゥルーコストだとか情緒に訴えようとする試みがあちこちで見られるが、所詮は、業界人の業界人による業界人のための自己中キャンペーンに過ぎないと見ている。 単価が下がって困るのは業界人の都合だけでしかない。 むしろ、異業種からの新規参入者は終わることがなく、彼らはまだまだ低価格代替品を繰り出してくる。 ドン・キホ
今度こそ「再生ポリエステル」は広まるか?
2017年10月5日 展示会レポート 0
生地問屋の展示会を見ていると、2年くらい前から急速に「エシカル素材」の取り扱いが増えたと感じる。 「エシカル素材」とはなんぞや?というと、オーガニックコットンだったり、リサイクル繊維だったり、そういう「環境に良い」と思われている素材を使った生地のことである。 個人的には、素材に限らず「熱く」エシカルを語る企業、ブランド、人は好きではない。胡散臭く感じる。 人
アパレルブランドの「小売店向け展示会」は意味がなくなりつつある
2017年8月29日 展示会レポート 0
関西視点で気候のことを話すと、お盆のころに猛暑がやわらいだ。 安心していたら、お盆明けから再び猛暑となった。 26日の土曜の明け方に雷雨があり涼しかったのだが、また昨日から猛暑が復活している。 本当に「猛暑死ね」としか言いようがない。 Yahoo!の週間天気予報によると、猛暑のピークは今日でお終いのようで、この予報が的中してくれることを切実に祈っている。
日登美の新社長にお会いしてきた話
2017年4月28日 企業研究 0
今日は日記みたいな感じで。 先日、久しぶりに日登美の展示会にお邪魔した。 日登美は百貨店向けのメンズパジャマとシニアメンズカジュアルのメーカーだ。 驚いたのが昨年10月に日登美の図師雅文・前社長が急逝されたことだ。 その半年くらい前に大阪展示会でお会いしていたので、ちょっと驚いたのだが、業界紙の報道によると交通事故とのことだった。 もうかれこれ、20年前か
大手の「前年実績脳」に無理にお付き合いする必要なし
2017年2月14日 展示会レポート 0
2月10日、11日と久しぶりに仕事で東京に行った。 多くの人にとって、こんな禿げかけたオッサンの動向なんてそんなに興味もないだろうが、追って詳細は公表させていただく。 また、昨年の10月下旬以来ストップしていた仕事があるのだが、これの再開が決定したので、また3月か4月に東京に行くことになる。 さて、今回の上京のタイミングでも東京では多くの展示会があり、その
白いズボンでも透けにくいグンゼYGは女性向けを作ったら大ヒットするのでは?
2016年9月13日 展示会レポート 0
今日は小ネタを。 先日、グンゼの2017年春夏展示会にお邪魔した。 毎回、肌着、靴下、ストッキング、パジャマと盛りだくさんである。 今回、これはアイデア商品だと思ったのがあった。 グンゼYGカットオフのパンツである。ズボンではなく、肌着のパンツである。 サンプルでいただいたトップスはこの夏重宝した。 薄手の丸編み生地でありながら、袖口、首回り、裾とすべて切
エドウインが503をリニューアル
2016年4月1日 ジーンズ 0
今回は展示会レポートを。 エドウインが定番ジーンズの「503」を今秋冬からリニューアルする。 最大のリニューアル点はデニム生地。 強撚糸で織って、そこに液体アンモニア加工を施すことで、綿100%でありながら緩やかなナチュラルストレッチ性と光沢感、ソフト感が出た。 個人的には、そのソフト感が印象に残っている。 14オンスデニムなので市場に出回っているデニム生
オッサンが着用すると間違いなくダサく見える最新アイテム
2016年3月30日 展示会レポート 0
今から20~30年くらい前、亡母がテレビを見ながらこんなことをよく言っていた。 「私らが若いころに流行った服がまた流行している。私らはあれの何が良いのかよくわからん」と。 今年46歳のなる初老の筆者も最近のファッション傾向を見ていて、同じ気持ちになる。 確実に年老いていることを実感する。 とくに3年くらい前からバブル期のファッションがリバイバルするようにな