MENU

南充浩 オフィシャルブログ

2015年6月 の記事一覧 : 22件

「モード」に興味を持てる方が少数派では?

2015年6月30日 未分類 0

 今日で6月が終わりである。 早いもので半年が終わることになる。 年末を大晦日というが、昔は半年が終わる6月末日も水無月晦日と呼んで大祓が行われた。 そんなわけで雑感でも。 先日、繊研プラスにこんなコラムが掲載された。 ファッションスナップドットコムには「モードに関心のない専門学校生」」と改題されて掲載された。 http://www.senken.co.jp

アパレルには商品力の向上が不可欠

2015年6月29日 未分類 0

 もうご存知の方も多いと思うが、ワールドが40歳以上の本社社員500人のリストラを発表した。 9月末でこの500人は退職することになる。 ワールドが500人の早期退職実施 本社社員の4分の1削減 http://www.wwdjapan.com/business/2015/06/27/00017041.html である。 1975年生まれが今年40歳だが、10

アパレル業界の実店舗偏重は非論理的

2015年6月26日 未分類 0

 実店舗での買い物というのは実物を触れるというメリットがあるが、そこまでわざわざ時間をかけて出かけなくてはならないというデメリットもある。また自転車か徒歩で行く以外は何某かの費用が発生する。 交通費なりガソリン代なりである。 実物を触れないというデメリットがある反面、インターネット通販は移動の時間と交通費が不要である。 送料が必要なところと不要なところがある

低価格ブランドにこそ「色落ちしないジーンズ」の需要がありそう

2015年6月25日 未分類 1

 昨日、60歳前後と思しき女性(俗にいう大阪のオバハン)が、「ジーンズを買って穿いたら、ほかの衣服への移染がひどかった」と嘆いていたことを書いたが、たまたま、ニュースサイトにこんな記事がアップされていた。 【疑問】ユニクロで買った2990円のジーパンがダサいとこっそり言われたんだけどやっぱりダサいと思う? http://rocketnews24.com/20

「本物」への過剰なこだわりはイノベーションを生まない

2015年6月24日 未分類 0

 先日、バッタ屋の店頭に立っていたとき、60代と思しき女性(俗にいう大阪のオバハン)がストレッチパンツを購入した。 ポリエステル主体の組成の生地でモカ茶色である。 で、その女性が 「ニイチャン(筆者は見るからにオッサンだが、大阪のオバハンは大概のオッサンにもこう呼びかける)、聞いてえな。こないだ他店でジーパン買って穿いたら、上に着てたシャツの裾とかに真っ青に

その値段を本当に「買いやすい」と思っているの?

2015年6月23日 未分類 0

 「買いやすい価格に設定した」 業界紙やファッション系ウェブメディアでよくこんな表現が使われるが、その大半以上はとても買いやすい価格とは思えない値段設定となっている。 ブランド側は本当にその値段が買いやすいと考えているのだろうか? だれにとっての買いやすい値段なのだろうか? ブランド側と消費者意識のズレを感じることが多い。 例えば、6月18日のファッションス

小規模ブランド、個人商店ほど毎日ブログを書くべき

2015年6月22日 未分類 0

 今日はちょっとというか、かなーりお気楽に。 筆者はもともとそんなに趣味がない。 読書したりテレビでアニメや特撮を見たりすることが多いが、それは趣味といえるのだろうか。 趣味というともっとかっこいいものではないのかと思う。 これも趣味と言えるかどうかわからないが、何年か前から月に1度くらいガンダムのプラモデルを作る。 色を塗ったり、削ったりパテで埋めたりなん

アパレル業には4つの側面が求められる

2015年6月19日 未分類 0

 繊維・アパレル業界というのは、多面的である。 少なくとも4つくらいの面があり、それぞれの一面だけを実現しても成功しない場合が多い。 まれに一面だけで成功するブランドや企業もあるが、その成功は概ね長くは続かない。 まず、製造するという意味での工業的側面 次に販売するということでの商業的側面 トレンドに則ったファッション性がなければ売れないからファッション的側

高価格品の少量販売というモデルは主流にならない

2015年6月18日 未分類 0

 ユニクロをはじめとする低価格グローバルSPAブランドの成長を背景として、 「低価格はグローバルSPAに任せて、アパレルブランドは良い物を高く少量で売るモデルを目指すべきではないか。良い物を何年も修理して使うような消費活動が主流になるのではないか」 という意見を耳にすることがある。 我が国は経済活動の自由が認められている国であり、今後、そういうブランドが起業

ウェブメディア活用をためらう国内繊維産業の滑稽さ

2015年6月17日 未分類 0

 アパレル企業の「ファッション雑誌偏重」は相変わらずだ。 アパレル企業を対象にしている広告代理店にもファッション雑誌偏重のところも多い。 ファッション雑誌の部数と影響力が一部を除いては格段に低下しているというのは常に指摘されているし、身を持って体感しているブランドも多いはずなのだが、それでも長年の習性というのは恐ろしいものでそれを改める気はないらしい。 実現

南充浩 オフィシャルブログ

南充浩 オフィシャルブログ